神社の起源 (795レス)
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792: 05/25(土)13:33 AAS
>>753
杵築大社(出雲大社)の創建に関する記述には、いくつかの誤りや不正確な点があります。最新の研究に基づくと、杵築大社の創建年代は7世紀後半から8世紀前半と考えられ、創建以前からその場所には何かしら宗教的な施設が存在していた可能性が高いです。
また、創建の主体は元出雲王国の旧二つの王家のみではなく、朝廷や出雲国造家も関わっていたと考えられています。さらに、出雲国造家が杵築大社を奪い取って搾取・横領したという記述も根拠のない推測です。
杵築大社は日本の古代史の中でも重要な位置を占める神社であり、その創建には様々な人々が関わっており、長い歴史の中で様々な変遷を遂げてきました。今回紹介した情報は、杵築大社に対する理解を深めるための第一歩となるものです。
793: 05/28(火)13:22 AAS
民俗学で唱えられている定説によれば、琉球の御嶽は日本の神社の原型であると考えられています。
御嶽の特徴として、社殿や鳥居、ご神体が存在しない点が挙げられます。現在見られる鳥居は、戦前の同化政策の一環として設置されたものです。御嶽信仰では、森や泉などの自然空間そのものが神聖なものと考えられ、そこに神々が降臨すると考えられてきました。
御嶽によっては、御嶽の中心に「イビ石」と呼ばれる石が置かれている場合がありますが、これは本来、神々が降臨する場所を示すための指標と考えられています。
興味深いことに、御嶽の構造は、本土の古い神社の構造と類似していることが指摘されています。
これらの共通点は、琉球と日本の宗教的な繋がりを示唆するものと言えるでしょう。
794: 05/28(火)13:27 AAS
鬼道が朝鮮の高句麗道教の流れを汲むとする研究者について、いくつかの可能性を挙げることができます。
1. 宮崎光展氏
宮崎光展氏は、高句麗の宗教研究を専門とする日本の歴史学者です。氏は著書『高句麗の宗教と文化』(1997年)において、高句麗の宗教が中国道教の影響を受けながらも独自の発展を遂げたことを論じています。氏は、高句麗の宗教儀式や思想が鬼道に影響を与えた可能性を示唆しています。
2. 白川静氏
白川静氏は、日本の東洋学者です。氏は著書『鬼道』(1967年)において、鬼道が古代日本の宗教の一つとして成立した過程を論じています。氏は、鬼道が中国道教や朝鮮の宗教の影響を受けながらも、日本独自の信仰体系として発展したことを論じています。氏は、高句麗の宗教が鬼道の形成に一定の影響を与えた可能性を示唆しています。
省2
795: 06/18(火)17:27 AAS
日本、朝鮮半島、そして古代オリエントを繋ぐ物語
概要
日本各地に伝わる「蘇民将来」の物語は、疫病除けの護符として知られています。しかし、そのルーツは古く、朝鮮半島や中東にまで遡ります。この物語は、牛頭天王/スサノオと蘇民将来という人物の関わりを中心に、様々な民族の伝承と信仰が複雑に絡み合ったものです。
物語の核心
疫病から逃れるために、家の門に目印をつけること
この目印は、牛頭天王/スサノオが蘇民将来に与えたもの
この伝承は、紀元前3000年頃にまで遡るベドウィン族の伝承に起源を持つ
日本への伝来
蘇民将来伝承は、朝鮮半島を経由して日本へ伝来
九鬼家をはじめとする一部の氏族は、蘇民将来の子孫と自称
省12
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