【天候擬人化】にっしょくたん 2スレ目 (783ﾚｽ)
上下前次1-新
71: ◆GAIA///6T. 2011/06/23(木)22:23 ID:ElqC+Lh+(1/2) AAS
あーなかなかすすまねー
72: ◆GAIA///6T. 2011/06/23(木)23:31 ID:ElqC+Lh+(2/2) AAS
そこのあなた！ あなたもにっしょくたんをかく(書く/描く)のに挑戦してみませんか？
既存のキャラでも、新キャラでも、あなたの好きなようにどうぞ！
文章力が低いから無理？絵が下手だから出来ない？新キャラを勝手に作ったら叩かれそう？
そんなことはありません！スタッフ一同、あなたの参加を心からお待ちしております！
にっしょくたんをかいた方々の言葉↓↓
「にっしょくたんを書いたお陰で女性にもてるようになりました！！」(◆GAIA///6T.)
「にっしょくたんを書いたらどんどんアイディアが沸いてくるように！」(◆GAIA///6T.)
「にっしょくスレの2/5は僕が考えたキャラです！」(◆GAIA///6T.)
省3
73: 2011/06/23(木)23:35 ID:JIWjiK7y(1) AAS
おいｗ
74: 2011/06/23(木)23:38 ID:Y7srJaj1(1) AAS
ひでぇwww
75: 忍法帖【Lv=6,xxxP】 2011/06/23(木)23:46 ID:Dh9pAmtt(1) AAS
これはwwww
76: 2011/06/23(木)23:56 ID:DrQQOlDS(1) AAS
ちょｗｗｗｗ
77: ◆GAIA///6T. 2011/06/24(金)21:34 ID:7EQ32aMa(1) AAS
ね、皆もかこうよ
78(1): 2011/06/26(日)00:08 ID:zJmivwt3(1) AAS
たつまき
画像ﾘﾝｸ[png]:loda.jp
79: 2011/06/26(日)00:13 ID:2KmbeTk3(1) AAS
例の短距離選手かｗ
80: ◆GAIA///6T. 2011/06/26(日)00:13 ID:NPElCg8d(1) AAS
随分鋭い目つき
81: 2011/06/26(日)08:13 ID:uNR5U1mj(1) AAS
見事に特撮怪人のエッセンス
82: ◆GAIA///6T. 2011/06/27(月)01:31 ID:GvZKg3v1(1) AAS
さーて、もうじき新キャラだじぇー
83: 2011/06/30(木)19:52 ID:d04r491/(1) AAS
たいふう「あたいったら天災ね！」
84: 2011/06/30(木)20:00 ID:E4Uw56rK(1) AAS
能力的にはダイヤのほうが近いなｗ
85(1): ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:45 ID:toiMEcAV(1/9) AAS
とある昼下がり。
からころと下駄を鳴らしながら、和服を着流した男がのんびり歩いていた。
「……たまにはこういうのもいいものだな」
呟く。
先刻まで曇っていたところに晴れ間が見えたので(彼は普段それをしないので
これを理由とするには些か根拠に乏しいがともかく)、散歩に出ることにしたのだ。
彼の名は、かまいたち。
普段の彼は忍装束を身に纏い、面頬で以て口の部分を覆っているのであるが、無論今はそれらはない。
追い討ちを掛ける如くに、普段の奇妙な、それこそ「鎌のような」としか言い表せないような髪型も、
無理矢理にでこそあるが真っ直ぐに下ろされており、
省25
86: ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:46 ID:toiMEcAV(2/9) AAS
からころ、からころ。
からころ、からころ。
からころ、からころ。
「…………ん？」
顔に水滴が当たった。
太陽は照っている。が、雨がしとしとと降り出した。
「……狐の嫁入りか」
それなりの勢いではあるが、何処かで雨宿りをするでもなくそのまま歩き続ける。
忍者であるかまいたちにとって、濡れることはさしたる抵抗もないことであった。
からころ、からころ。
省3
87: ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:46 ID:toiMEcAV(3/9) AAS
「む」
持ち上げた右足が宙で止まる。
下駄が親指にだけ引っ掛かってぶらぶら揺れていた。
有り体に言って、鼻緒が切れた。
「厄介だな」
かまいたちとしては別に裸足で歩こうが片足跳びで歩こうが構わないのだが
のんびり散歩を楽しめないし他所様から見ると不気味だ。
「仕方ない、戻るか……」
踵を返す。鼻緒の切れた下駄を脱ぎ、右手で摘み、眺め、
さて猛烈極まる勢いで片足跳びによる帰宅を断行せんとし(一粒、もとい一歩300メートルの超脚力)
省27
88: ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:47 ID:toiMEcAV(4/9) AAS
さて、本当にすぐ近くであった。
かまいたちはその名も知らぬ女性の家の縁側に所在無さげに座っていた。
この家の持ち主は「少々お待ちください」といって中に引っ込んでしまった、
ここへ来てまだ一分と経っていないがなんとも手持ち無沙汰である。
手をこまねいてきょろきょろと辺りを見回す姿は、知らぬ人から見るとなんとなく怪しい。
かまいたちの彷徨した視線はやがて、自分から少し離れたところに立てかけられた傘を捕らえる。
先ほどまで彼女が差していたものだが、かまいたちはそれが日傘であることに気付く。
こういったものには疎いかまいたちだが、晴雨兼用ではなさそうなことくらい分かる。
(確かに日も照っているが……不可思議な人だ)
また、かまいたちの視線は放蕩を始める。
省21
89: ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:48 ID:toiMEcAV(5/9) AAS
さて髪を拭き終える。
さて鼻緒をすげ終える。
今二人が持っているのはガラスのコップ。
かまいたちは豪快に喉を鳴らし、女性は上品に、麦茶を飲む。なんとなく対称的である。
かまいたちのほうが先に飲み終える。コップを置く。
まだ雨粒の落ちてくる天を仰いで、女性が飲み終えるのを待つ。
女性が空になったコップを置いて、ほっと息をつく。
「旨い茶でした。下駄も直していただいて、何から何までかたじけない」
「あら、どういたしまして」
また、無言。
省11
90: ◆GAIA///6T. 2011/07/01(金)04:48 ID:toiMEcAV(6/9) AAS
(…………どうしてこうなった？)
今、二人は、肩を並べて歩いている。
女性は先ほどとなんら変わった所は見せないが、かまいたちの方は手をこまねいて緊張しきりだ。
というのも、どういう訳だか所謂相合傘をしているのである。
かまいたちがぎこちないことを除けば、傍目には恋人同士に見えそうなものである。
濡れたって別に構わないかまいたちだが、手拭いを借りた手前野暮なことは出来ない。
距離感を?みかねて辟易しているかまいたちの心中如何ばかりかと言うと、
やれ(……どうしてこうなった？)だの、
やれ(まだ雨は止まないのだろうか……)だの、
やれ(そもそもこの女人はこういったことに抵抗がないのか？)だの、
省12
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