【天候擬人化】にっしょくたん 2スレ目 (783レス)
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162: ◆GAIA///6T. 2011/08/05(金)02:00 ID:kG2TLcBR(3/8) AAS
「さて、これで準備は万端ですね!」
ハンドバッグを振りかざして言うダイヤ。
「いや……オレはいいけど」
ダイヤの右手を眉を顰めて見ながら言ういかづち。
「それは駄目だろ」
「……え?」
「いやだからグロック18はないだろ」
「王様ゲームのときからなんらかの銃火器を持ってキャラ付けを濃くしようと思いまして」
「そんなのいらねえよ。つうか邪魔になるだろ」
「そういう時は内腿にデリンジャーを忍ばせているということにしておけば……で、だめですか」
「駄目ですよ。日本には銃砲刀剣類所持等取締法というものがあってだな」
「……致し方ありませんね」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
そして下界にやってきた二人。プロセスは聞くな。
「いやあ暑いですねぇ」
「……溶けたりはしないんだな」
「貴女私をなんだと思ってらっしゃるんですか」
「しかし本当に暑いなー」
「お茶を濁さない。さあ、お洋服を買いに行きましょう」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
いや東京あんまり言ったことないし秋葉原は「駅に」1回だけだしどんなのかわからねえよ。
割愛だ割愛。
「いやあ、大収穫でしたね!」
「……物の見事にコスプレ衣装ばっかり……」
ちゅるちゅると蕎麦を啜りながら会話するふたり。
衣装買い付けの大立ち回りを演じたあと休憩に蕎麦屋に立ち寄ったわけだ。
ふたりとも笊蕎麦。いかづちはわさびを大量投入している。入れすぎたのかやや涙目。
脇には大量の紙袋。大漁の証だ。
「巫女服に? ナース服? それにメイド服? なんでこんな複数種類?」
葱を摘む。
「さっきも言ったとおり私のつくるものとは趣を異にしていますから」
麺を啜る。
「それに某北高の制服に某第四上級学校のジャージ、某ドラグスレイブに某セーラー戦士、某虚無の魔法使いに某プラグ
スーツに……やめた、キリがねえ」
箸を嘗める。
「午後はもっと回りますよ」
危うく吹き出しかける。
「この期に及んでまだ買うのか!」
お冷を飲む。
「勿論ですよ。折角の機会なんですから」
「……付き合わなきゃダメか?」
「男ものメインですから我慢してください」
「……ほぉ」
「急に目がキラキラし始めましたね」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
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