[過去ログ]
ファンタジーっぽい作品を創作するスレ 3 (71レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
18
:
ぼくは石ころ
◆zmheRRTHgo
2016/08/04(木)23:03
ID:f0ilFZeZ(5/5)
BE
AA×
BEアイコン:c.gif
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
18: ぼくは石ころ ◆zmheRRTHgo [] 2016/08/04(木) 23:03:23.07 ID:f0ilFZeZ BE:186317578-?2BP(0) sssp://img.2ch.net/ico/c.gif 〈3/3〉 ある時… 遠くから、優しい声が聞こえてきたような気がした。 そう、朝の光が僕に 「さぁ、目を覚ましてごらん」 と、語りかけてくれた。 こわばった瞼をそっと開けてみる… 僕はどうやら、何処かにブツかって、止まっていたようだった。 あたりを見回すと、見覚えのある慣れ親しんだ仲間たちの群れの中にいた。 「戻れたー!」 「戻れたんだ!」 思わず嬉しくて、奇声を浴びせながらゴロゴロと仲間たちにぶち当たった。 「おはよー!」 「おはよー!」 僕は嬉しくて、みんなを起こしに回った。 そして皆、以前のように温かく迎えてくれた。 朝の光、太陽が、すべてを見ていて、僕のことを皆へ知らせてくれていたのだ。 僕は、スゴく嬉しくて嬉しくて、涙が川のように、そして滝のように流れていった。 もう、みんなと離れたくない… そう思っていると、みんなは僕にささやいてくれた。 僕と同じような経験があると… 仲間の中には、それぞれな事で恵まれていたり、恵まれる事が出来なかったり、特別な事情があったり… それぞれの事情があっても、寂しさや楽しさを分かち合ってきた仲間だった。 そう、僕はひとりになって、仲間の大切さを知った。 そしてその後の僕は、何ごとも無かったかのようにゴロゴロ… いや、みんなと戯れて、ゴロゴロ転がっているのさ! そして時々、ぼくと同じような人間様を見かけたりしては、あの頃を思い出すんだ。 けっして忘れてはいけない、あの頃を… もしかしたら、ぼくは人間になったのかもしれない… (おわり) http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1413213784/18
ある時 遠くから優しい声が聞こえてきたような気がした そう朝の光が僕に さぁ目を覚ましてごらん と語りかけてくれた こわばったをそっと開けてみる 僕はどうやら何処かにブツかって止まっていたようだった あたりを見回すと見覚えのある慣れ親しんだ仲間たちの群れの中にいた 戻れたー! 戻れたんだ! 思わず嬉しくて奇声を浴びせながらゴロゴロと仲間たちにぶち当たった おはよー! おはよー! 僕は嬉しくてみんなを起こしに回った そして皆以前のように温かく迎えてくれた 朝の光太陽がすべてを見ていて僕のことを皆へ知らせてくれていたのだ 僕はスゴく嬉しくて嬉しくて涙が川のようにそして滝のように流れていった もうみんなと離れたくない そう思っているとみんなは僕にささやいてくれた 僕と同じような経験があると 仲間の中にはそれぞれな事で恵まれていたり恵まれる事が出来なかったり特別な事情があったり それぞれの事情があっても寂しさや楽しさを分かち合ってきた仲間だった そう僕はひとりになって仲間の大切さを知った そしてその後の僕は何ごとも無かったかのようにゴロゴロ いやみんなと戯れてゴロゴロ転がっているのさ! そして時ぼくと同じような人間様を見かけたりしてはあの頃を思い出すんだ けっして忘れてはいけないあの頃を もしかしたらぼくは人間になったのかもしれない おわり
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 53 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.039s