[過去ログ] ファンタジーっぽい作品を創作するスレ 3 (71レス)
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66: 2018/03/23(金)02:23 ID:QJLnHuWM(1/3) AAS
翌日、任務を遂行した帰りに街外れのレストランに寄る。
同年代らしきオーク・ゴブリン・エルフの冒険者と相席となった。
すると外が騒がしいので様子を見たら
10人ほどの悪人が子供を連れ去ろうとしたところ助けようとした初老の男と
小競り合いになったようだ。連れ去りに失敗していたので少し安心した。
するとオークが「気づかんかったやろうけどあいつらは無詠唱魔術で
あの爺さんを攻撃した。それも大威力の奴を複数放っとった。
奴らの中にC級魔術師が居るに違いねえ。
あと爺さんが無事なのはシールド魔術で防いだからや。」と言う。
ゴブリンは「トンデモない奴っすよ、ギルドでも話題の誘拐団ってこいつらっすか、確かに異様な魔力っすね」
エルフが「C級相当だと!?そりゃ警察でもなかなか相手にできん厄介な奴じゃないか」と返す。
道信は「そんな危ない奴らがこの街に居るのかよ、あいつらを圧倒できる凄い人は居ないのか」と聞く。
オークによると「魔術師にはG級からA級そしてS級のランクがあってC級の上がB級、更にその上がA級や。
奴らなんか比べ物にならんぐらい優れたS級魔術師なんてのも居るんや。
S級なんてこの世界に100人居るかどうかぐらい、そしてその中の最上位がレジェンドっていう人らや。
アリス・ルビー・マルセイユ、リンダ・メイ・マルセイユ、エドワード・デヴィット・エディンバラ、ダグラス・フィル・バーネット、
ジョージ・ホルト・ベルガ、デヴィッド・フォン・コペンハーゲンやな。
最近レジェンドとして挙げられとるのはメリダとエリーゼ妃のマルセイユ姉妹、エレン・フォン・マルベーリャとリンダ・オルガ・ダレス」
更にその翌日、道信はニューボストンの街で様々な依頼をこなしていた。
再び騒ぎが起こったので様子を見てみると
嫌がる少女を連れ去ろうとする例の悪人共とそれを阻止しようとした若い冒険者。
しかしあっという間に魔術で倒されてしまった。
しばらく後をつけていると他にも子供を連れ去っていたのか何十人もの子供が怯えながら悪人共に連れられていた。
悪人と闘うため、道信は持っていた銃とサーベルを取り出し、無謀にも突撃する。
奴らは詠唱もせずに魔術を次々に放ってくるが簡単に躱し、魔術師2人そして銃を持った2人を制圧した・・・が
敵はまだ6人も残っていた。先程より人数が増えている、恐らく増援だろう。
魔術師と銃や刀を持った奴両方を相手しなければならない窮地。
そんな時「あら、こんなところで何をなさっているのかしら?」と、聞き覚えはあるが、ドスの効いた声。
振り返ると傘を差した女性が居た。これほどまでに気品溢れる女性を道信は知っていた。
「道信、あなたはよく持ち堪えましたね、」「あなた方に警告します、少女を解放しなければ耐え難い痛みを被りますがよろしくて?」と
エミリーは言う。
すると悪人共が「お前も奴隷にされてえのか」「いい体してるから高値で売れるぜフヒヒヒヒ」「せっかくだからその前に頂こうぜ」
と下衆な事を口にする。
「あら〜、あなた方、そのような事を仰る余裕があるのは今だけですのよ、再度警告しますわ、
少女を解放しなければ耐え難い痛みを被りますよ?」地獄へ誘う笑みを浮かべている。
悪人共は懲りずに「姉ちゃんは奴隷にしてやる、そこの小僧は死んでもらう」と攻撃を仕掛けてきた。
俺も銃を構えた。その瞬間、下衆共が「うあああああああああああ」と急に叫び始めた。
他の奴らも怪我してないのに呻き出した。
そして悪人の一人が彼女を見て気付く
「おい、あいつは只の女じゃねえ、魔王とエリーゼ・アリス・マルセイユの娘、エミリー・ブリューメン・フォン・ハノーファーだ」
すると「なんてこった・・・・・・レジェンドの娘を敵に回したのか・・・」「ひええええええええええ」と下衆共は絶望したようで、
あっさり降伏してきた。
聞けばマフィアの下っ端が海外に売り飛ばす目的で行っていたようで、奴らと癒着してきた役人や悪徳警官も同時に逮捕された。
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