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【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
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尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
2017/02/16(木)23:23
ID:zIU5WpN+(3/4)
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270: 尾弐 黒雄 ◆pNqNUIlvYE [sage] 2017/02/16(木) 23:23:44.34 ID:zIU5WpN+ 「逃げてくれんなよ、怪物共。俺のこの姿は連中に……特に、那須野の奴には見せる訳にはいかねぇんだからな」 退く事の出来なくなったコトリバコは、迫る尾弐に対し暫くの間混乱した様子を見せ……結局、彼等は己の力に縋る事となった。 状況を打開する為に、他者を理不尽に蹂躙する事の出来ていた己の力を信じ、反撃を試みたのである。 先ず行われたのは、『ニホウ』による溶解液の噴射。それは、あらゆるモノを溶かす呪詛の毒である。 「毒で俺を殺りたきゃ――――神さんから貰った酒に盛って飲ませるなりしやがれ」 だが、それは今の尾弐に対しては僅かに皮膚を焼く程度の効果しか齎す事は出来ず……まるで用を成さなかった。 当然である。呪詛は上位の呪詛で塗りつぶせる。ならば、呪詛で出来た溶解性の毒液が、『今の』尾弐に通用する筈が無いのだ。 そのまま尾弐が右手で溶解液を噴き出し続けるニホウの頭を叩くと……まるで巨大な鉄槌でも振り下ろされたかの様に ニホウの頭は潰れ、地面にめり込んでしまった。 続いて行われたのは、『サンポウ』による巨体を利用した押し潰し。 数百キロはあろうかというその重量は、並みの人間であれば床の染みに出来る程のものである。が 「じゃれ付くんじゃねぇ。いつまで赤ん坊のつもりでいやがんだ。怪物が」 尾弐の右腕一本により、その巨体は受け止められてしまった。 いや、それだけではない。尾弐が力を込めると、サンポウの巨体は中空に放り投げられ、 そのままその胴体を尾弐の拳により貫かれてしまったのである。 そして最後に、尾弐の背後から襲い掛かってきたのは頭部の再生をようやく果たした『シッポウ』のコトリバコ。 シッポウは、最初に奇襲を成功させたのと同じように尾弐の左側面へ向けてその巨大な拳を振るう。が 「不意打ちで首を落とせなかった時点で、お前さん達に勝ち目はねぇよ。諦めろ」 尾弐は、振るわれたその拳を右手で受け止めると、そのままシッポウの指を二本掴み――――骨ごと力任せに引き抜いてしまった。 ・・・ かくして尾弐の眼前に広がるのは、阿鼻叫喚。粘液に塗れ、苦痛にのた打ち回る3匹のコトリバコ達の光景。 先程までの愉悦の色は遥か遠く、恐怖と苦痛から逃れようともがき暴れる異形の赤子の姿は、いっそ哀れですらある。 ……だが、尾弐はそんなコトリバコ達を見ても眉ひとつ動かす事はなかった。 尾弐は、ただ淡々と。底の見えない闇の様な色の瞳で見据えながら口を開く。 「どんな理由があろうと、自分の意思で自分の望む通りに他人を殺した奴に救いなんてモンがあると思うな。 人を呪わば穴二つ……人を殺す事を楽しんじまったテメェらは、もう哀れな犠牲者じゃねぇ。 同情される事すら許されねぇ、立派な『コトリバコ』って名前の怪物なんだよ」 そうして尾弐は、必死に逃げようともがくコトリバコ……『シッポウ』のすぐ側まで近づくと、拳を振り上げ。 「だから――――テメェらみてぇな怪物の相手は、同じ怪物で十分だ」 その胴体へと右手を突き刺し……体内から小さな木箱を、無理矢理に取り出した。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/270
逃げてくれんなよ怪物共俺のこの姿は連中に特に那須野の奴には見せる訳にはいかねぇんだからな 退く事の出来なくなったコトリバコは迫る尾弐に対し暫くの間混乱した様子を見せ結局彼等は己の力にる事となった 状況を打開する為に他者を理不尽にする事の出来ていた己の力を信じ反撃を試みたのである 先ず行われたのはニホウによる溶解液の噴射それはあらゆるモノを溶かす呪の毒である 毒で俺を殺りたきゃ神さんから貰った酒に盛って飲ませるなりしやがれ だがそれは今の尾弐に対しては僅かに皮膚を焼く程度の効果しかす事は出来ずまるで用を成さなかった 当然である呪は上位の呪で塗りつぶせるならば呪で出来た溶解性の毒液が今の尾弐に通用する筈が無いのだ そのまま尾弐が右手で溶解液を噴き出し続けるニホウの頭を叩くとまるで巨大な鉄槌でも振り下ろされたかの様に ニホウの頭は潰れ地面にめり込んでしまった 続いて行われたのはサンポウによる巨体を利用した押し潰し 数百キロはあろうかというその重量は並みの人間であれば床の染みに出来る程のものであるが じゃれ付くんじゃねぇいつまで赤ん坊のつもりでいやがんだ怪物が 尾弐の右腕一本によりその巨体は受け止められてしまった いやそれだけではない尾弐が力を込めるとサンポウの巨体は中空に放り投げられ そのままその胴体を尾弐の拳により貫かれてしまったのである そして最後に尾弐の背後から襲い掛かってきたのは頭部の再生をようやく果たしたシッポウのコトリバコ シッポウは最初に奇襲を成功させたのと同じように尾弐の左側面へ向けてその巨大な拳を振るうが 不意打ちで首を落とせなかった時点でお前さん達に勝ち目はねぇよ諦めろ 尾弐は振るわれたその拳を右手で受け止めるとそのままシッポウの指を二本掴み骨ごと力任せに引き抜いてしまった かくして尾弐の眼前に広がるのは阿鼻叫喚粘液に塗れ苦痛にのた打ち回る3匹のコトリバコ達の光景 先程までの愉悦の色は遥か遠く恐怖と苦痛から逃れようともがき暴れる異形の赤子の姿はいっそ哀れですらある だが尾弐はそんなコトリバコ達を見ても眉ひとつ動かす事はなかった 尾弐はただ淡と底の見えない闇の様な色の瞳で見据えながら口を開く どんな理由があろうと自分の意思で自分の望む通りに他人を殺した奴に救いなんてモンがあると思うな 人を呪わば穴二つ人を殺す事を楽しんじまったテメェらはもう哀れな犠牲者じゃねぇ 同情される事すら許されねぇ立派なコトリバコって名前の怪物なんだよ そうして尾弐は必死に逃げようともがくコトリバコシッポウのすぐ側まで近づくと拳を振り上げ だからテメェらみてぇな怪物の相手は同じ怪物で十分だ その胴体へと右手を突き刺し体内から小さな木箱を無理矢理に取り出した
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