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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/
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106: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:38:38.49 ID:AQ8gJxjo 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/106
107: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:39:17.36 ID:AQ8gJxjo 埋 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/107
108: 創る名無しに見る名無し [] 2017/01/15(日) 19:39:27.64 ID:AQ8gJxjo め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/108
109: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:39:46.86 ID:AQ8gJxjo ま http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/109
110: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:39:59.82 ID:AQ8gJxjo す http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/110
111: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:40:29.61 ID:b50VSs0c 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/111
112: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 19:40:54.18 ID:WKTyiryX 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/112
113: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 20:14:40.12 ID:OFMGNHHr 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/113
114: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 20:15:58.99 ID:OFMGNHHr 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/114
115: ジャン ◆9FLiL83HWU [sage] 2017/01/16(月) 21:09:25.55 ID:gdIl8BgC ジャンの朝は他種族に比べ、やや遅い。 それはジャン個人の体質というわけではなく、単純にオーク族そのものがそういった体質なのだ。 オーク族の神話が語るところによると、かつて夜に生きていたオーク族は戦争において 夜襲や見張り、両方に重宝されていたが昼に生きる他種族によって絶滅の危機に追い込まれた。 しかし、少数のオークが昼に目を覚まし、見張りをすることで無事に絶滅を防ぐことができたという。 今では他種族との交流が進んでいるためオーク族も夜行性の者が減りつつあるが、神話の名残として 夜遅く寝て、朝遅く起きるというオーク族の数は多い。 だからこそ、ミライユとラテの行動にも気づいていた。 ジャンにはよく分からなかったが、二人は寝る直前にあまり好意的でないやりとりをしていたようだ。 (ミライユの部下かもしれなかったが……こりゃ揉めるかもな) 朝起きたとき、二人は特におかしい様子はなかった。 両方とも賊の襲撃に備えてか警戒をしてくれていたようなので、もしかしたら勘違いをしていたかもしれない。 ジャンは市場で買った焼き野菜串と焼肉串を朝飯代わりに食べつつ、ティターニアの三歩後ろについてテッラ洞窟へと向かう。 洞窟の入口には警備兵が立っていた。学生が肝試し代わりに入るには少々物々しい雰囲気だが、 これも最近続いている魔物の活性化のせいだろう。 >「ユグドラシア導師、ティターニアだ。近頃強いモンスターが出現するようになったと聞き馳せ参じた」 「その護衛兼助手、ジャン・ジャック・ジャンソンだ」 ティターニアが学園の身分証を見せるのに続いて、ジャンもギルドの身分証を見せる。 根無し草とか浮浪者扱いされることも多い冒険者にとって、ギルド公認というのはとてつもなく大事なものだ。 もしここで身分証がなければジャンは警備兵に警戒され、一人だけ確認のために足止めを受けていたことすらありえる。 (だからまあ、ミライユが勧めてくる気持ちも分からなくもないんだけどよ…… そりゃ首府にあるギルドの方が有名だろうしな) (でも、俺を初めて冒険者として受け入れてくれたのはあそこだ。その恩義に反することはできねえよ) 改めてスクリロの冒険者ギルドマスターに感謝しつつ、ジャンも洞窟へと入っていく。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/115
116: ジャン ◆9FLiL83HWU [sage] 2017/01/16(月) 21:10:17.55 ID:gdIl8BgC だが、入っていく途中、妙なことに気がついた。いつの間にかミライユが後ろにいる。 「取材の報告でもしてんのか?俺の話がネタになると嬉しいけどな」 取材という目的をジャンはあまり信じていなかったが、それでももしジャンやティターニアたちの冒険が 文字になり、詩になり、物語となれば、ジャンの旅の目的は達せられたようなものだ。 だからこそ、せめて本当であってほしいと一縷の望みをかけてミライユに言った。 >「……うん、風を感じます。濃いところから薄いところへ流れる、マナの風を」 さて、洞窟に入ってしばらく進んでいるとラテが何かに気づいたようだ。 ラテのすぐ後ろを歩くジャンはミスリル・ハンマーを短く持ち、狭い洞窟内でも最小限の動きで戦えるように構える。 通路をさらに進んだところで、街で見たものよりさらに大きいオオネズミの群れに出くわした。 >「……始末しちゃいましょう。もしかしたら、何かを守っているのかも」 >「私が仕掛けますね。仲間を呼ばれても面倒ですし、上手い事全部仕留めてみます。まぁ、ミスったらフォローお願いしますね」 その言葉に無言でジャンは頷き、ラテを邪魔することがない通路の端へ移動する。 いつでも飛び出せるよう、リーダー格であろう二足で歩いているオオネズミへ狙いを定めることも忘れずに。 結局、ジャンが出る必要はなかった。オオネズミたちの首が音もなく吹き飛び、噴き出した血が地面や壁を染めていく。 ついでにジャンはオオネズミの肉も確保しておくことにした。 他種族が食べても平気かどうかは知らないが、ジャンはこの大きく締まったもも肉が好きなのだ。 というわけで干し肉の材料にするべく手早く解体していると、ジャンが解体しようとしたオオネズミをラテが血抜きしてくれている。 「お前……オオネズミ食うのか?わざわざ血まで抜く辺り、さては無類のオオネズミ好きなんだな…」 自分と同じオオネズミ食いが仲間にいたことに感動し、干し肉を作ったら分けてやろうとジャンは決意していた。 >「そろそろ、何かありそうな気がするんですけどね。壁とか床とか、 古代都市を隠してるなら魔法的な仕掛けがあるのかも……どれどれ」 「そうだな、見たところこいつらがいた広間が行き止まりみたいだが…あっおい!」 干し肉に使えそうなオオネズミの部位を専用の革袋に入れ、解体を終えたところで気がついた。 飛び散った血がこびりつく地面をよく見てみると、ジャンには読めない文字で紋様が円状に刻まれている。 死体の残骸をどかしてみれば、そこには刻まれた文字にオオネズミの血が流れ込み、血の魔法陣とも言うべき形を成していたのだ。 「……古代都市への入口というより、これじゃ冥界への入口だな」 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/116
117: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/17(火) 10:00:51.90 ID:oaiL8x7o 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/117
118: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/17(火) 10:01:17.98 ID:Ab3qDE8c 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/118
119: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/17(火) 10:01:38.19 ID:qRwMSOtR 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/119
120: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/17(火) 22:38:34.39 ID:XjYYaH2o 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/120
121: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/17(火) 22:38:53.36 ID:XjYYaH2o 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/121
122: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/17(火) 22:39:11.94 ID:XjYYaH2o 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/122
123: ティターニア ◆KxUvKv40Yc [sage] 2017/01/18(水) 02:06:01.92 ID:6K4Y6PbZ 昨日の夜ミライユがラテにちょっかいを出していたようだが、あれは何だったのだろうか――と思うティターニア。 魔力が大きく動いた気配がしたのでうっすら目が覚めたのだが、ラテが気に留めていない様子だったのでそのまま寝てしまった。 本人があの様子だったということは、おおかた他愛のない悪戯なのだったのであろうが……。 >「……ユグドラシア導師!?えっ、嘘、めちゃくちゃ偉い人じゃないですか!」 >「という事はもしかして、この洞窟に潜るのもフィールドワークの一環とか!?」 >「専門は……確か考古学でしたよね!それって環境魔法学とか、古代魔法とかについても調べたりするんですか?」 ラテが興味津々といった感じで食いついてきた。 あからさまに顔には出さないものの、満更でもなさそうな様子で応えるティターニア 「何、確かに人間で導師になった者は物凄い天才揃いだがエルフの導師連中はおおかた年の功といったところだ。 お主勘が良いな、概ね正解だ。実際に様々なところに行って忘れ去られた真実への扉を開く……それが我々の仕事となる。 もちろん詳細な解析は個々の専門の者に委ねることになるがな。 この前行った遺跡ではな……おっと、長くなるゆえ帰ってから話すとしよう。 ミライユ殿、どうしたのだ? 行くぞ」 思わずヴォルカナやステラマリスのことを普通に話してしまいそうになるが流石に思いとどまり いつの間にか後ろの方にいたミライユに声をかけて、洞窟へと入っていく。 夜目が効く種族補正の無いラテやミライユが困らぬように杖の先に明かりの魔術を灯す。 >「じゃ、先行しますね……って言っても、まぁとりあえずは普通に奥を目指す事になりますけど。 ……くんくん。うーん、マナの流れはまだ感じ取れないかな」 しかし、どうやら魔力の流れが読めるラテには必要なかったようだ。 レンジャーとして積極的に先行するラテの後姿を見ながら、まだ少女であろう若さで大したものだな――思う。 これは天性の素質があったか……もしそうでなければ余程の努力を積み重ねたかのどちらかであろう。 >「……うん、風を感じます。濃いところから薄いところへ流れる、マナの風を」 >「あ、ちょっと待って下さいね。もうちょっと匂いを分かりやすくします」 ラテがマジックアイテムの力を借りて、魔力の流れをティターニアにも分かるようにして見せる。 そこに存在する魔力を感じ取る力自体は本業の魔術師であるティターニアの方が上かもしれないのだが どちらからどちらへ流れている等の動きを感じ取るにはまた別の訓練が必要のようだ。 >「……うん、風を感じます。濃いところから薄いところへ流れる、マナの風を」 マナの風に沿って進んでいくと、そこは巨大ネズミやら二足歩行のネズミが闊歩するネズミーランドと化していた。 確かに魔力には溢れているがあまり夢のある光景とは言えない。 >「……始末しちゃいましょう。もしかしたら、何かを守っているのかも」 >「私が仕掛けますね。仲間を呼ばれても面倒ですし、上手い事全部仕留めてみます。まぁ、ミスったらフォローお願いしますね」 杖を構えるティターニアだったが、ラテがそう言うのでお手並み拝見ということで、ジャンと共に下がっておく。 数瞬後―― http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/123
124: ティターニア ◆KxUvKv40Yc [sage] 2017/01/18(水) 02:08:14.55 ID:6K4Y6PbZ 「す、すごい……!」 高出力の魔力で吹っ飛ばす良く言えばシンプル悪く言えば力押しの戦法が中心のティターニアは ラテのトリッキー且つ鮮やかな手腕にテンプレ驚き役のごとく感心していた。 >「ちょっと前をお願いします。私は一旦、後ろに警報程度の罠を張っときます。 血の臭いで何か集まってくるかもしれませんので」 >「お前……オオネズミ食うのか?わざわざ血まで抜く辺り、さては無類のオオネズミ好きなんだな…」 前を警戒しながら、ジャンの小さな勘違いにくすりと笑う。 魔物の血が魔法薬の素材になることを皆が皆知っているわけではないのだ。 「ジャン殿、それは……まあ良いか。食べてみれば新たな扉が開けるかもしれぬ」 >「そろそろ、何かありそうな気がするんですけどね。壁とか床とか、 古代都市を隠してるなら魔法的な仕掛けがあるのかも……どれどれ」 >「そうだな、見たところこいつらがいた広間が行き止まりみたいだが…あっおい!」 ジャンが何かを発見したようだ。 見れば、偶然にもオオネズミの血が染み込んだことにより、普通なら気付かなかったであろう魔法陣が露わになっていた。 >「……古代都市への入口というより、これじゃ冥界への入口だな」 「ああ、そういえばここにあると噂されておるのは地底都市アガルタ――各伝承によって楽園とも地獄とも謳われておるな。 これは形からいって転送魔術陣のようなものかもしれぬ――この文字……ラテ殿の盾の文字に少し似ておらぬか?」 おおかた雰囲気が似ているだけだったのだろうが、もしかしたら本当に同じ種類の文字だったのかもしれない。 しかしそれを確かめることは出来なかった。 間近で魔法陣の文様を検めようとしたところ――轟音と共に地面が大きく揺れた。 おそらく洞窟に入る前にあったものと同じものだが、震源が近いために遥かに大きい。 天上から礫がパラパラと落ちてくる。 「まずいな……崩落でもしたら……」 そう言いながら上を見上げていると、間髪入れずに次の激震―― 今度は立っていることすらかなわぬほどの揺れ。反射的に頭を庇うような姿勢を取るティターニア。 そんな中で、魔法陣から眩い光が迸ったかと思うと、そこから風景が塗り替わっていく――ように見えた。 転移魔法陣が発動したのか、あるいは――それは空間を隔てる結界を繋ぎとめる杭のようなものだったのかもしれなかった。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/124
125: ティターニア ◆KxUvKv40Yc [sage] 2017/01/18(水) 02:09:56.31 ID:6K4Y6PbZ *☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆* 気が付くと一行は、黄の宝石で彩られた古代都市に立っていた。 しかしゆっくりと周囲を見回している場合ではなく、まず最初に目に飛び込んできたのは、激しい戦いの様子。 ≪何故扉を開き奴らを招き入れた!?≫ 「彼らはアクアとクイーンネレイドが認めた指環の勇者――何故分からぬのですか!?」 ≪我は認めぬ――奴らは昔から甘いのだ! 非情になれぬ者達に世界を変える事など出来ぬ!≫ 黄金色にも近い黄色の竜の翼を生やした金髪の女性――大地の竜テッラと 巨大な狼の姿をした獣、アガルタの守護聖獣フェンリルが、地を揺らし礫巻き上げる戦いを繰り広げていた。 フェンリル、その名の意味は「地を揺らす物」――地震の正体は、この戦いの余波だったらしい。 彼らはジャンとティターニア達に指環を託すかどうかを巡って争っているようだった。 「まさか……内輪もめか……?」 ティターニアの呟きに、大地の竜テッラが答える。 「ジャン様、ティターニア様、お仲間の皆様……お見苦しいところを大変申し訳ありません――とにかく今は加勢をお願いします! この分からず屋に貴方達の力を見せてやって下さい!」 「仕方あるまい、行くぞ――!」 ティターニアが加勢に入ろうとしたときだった。 荒れ狂っていたフェンリルがはたと動きを止め、一行の方に歩み寄ってくる。 その瞳は、ミライユの方を真っ直ぐと見つめていた。 ≪そなた、他の者達とは違うな――冷酷で無慈悲で何よりも純粋―― 我は思うのだ、世界を変え得るのはそなたのような者だと。 もしもそなたが指環を欲するなら、力を貸そう――娘よ、力が欲しいか――!≫ ミライユに向けて唐突に発せられた荘厳な問いかけ―― あまりの展開に、ティターニアは息を飲んでミライユの返答を待つしかなかった。 【一応ジャン・ラテ・ティターニア・テッラVSミライユ・フェンリル・(増援3名) の対戦カードを組んでみたつもりだがもちろんここからどういう流れになるかは皆次第だ!】 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/125
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