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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
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ジャン
◆9FLiL83HWU
2017/01/07(土)16:59
ID:AenxSHOl(3/3)
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18: ジャン ◆9FLiL83HWU [sage] 2017/01/07(土) 16:59:44.80 ID:AenxSHOl 「ティターニア、レンジャーってのは一人いるだけで安定するもんだ。 魔術に頼った偵察が罠を見抜けずに踏み抜いた、なんて例はたくさんあるんだぜ」 いかに職業としてのレンジャーが有用であるかをティターニアに語っていると、ふと腹の音が鳴った。 昼に屋台でイモガエルのもも肉串を食ったばかりのジャンではなく、ティターニアでもないようだ。 ラテでもなかった。では誰かというと…… >「……はッ!」 分かりやすく顔を赤く染めている。刺客とは思えないほど感情を表に出すミライユに、ジャンはもしかすれば 刺客ではないのでは、と思い始めていた。 >「では、早速ですが、腹ごしらえでもしながらゆっくり語らうとしましょう。 今晩に限り、ティターニア様たちの分は、私の方でお出ししますので、お気になさらず」 そして何事もなかったかのように宿へ案内してくれ、おまけに奢ってくれるという。 普段泊まることのないような高級さを醸し出す宿は明らかに冒険者向きではないようにジャンには思えたが、 きっと首府のギルドの人間はこういった宿に泊まるのが一般的なのだろうと考えることにした。 ジャンはテーブルに座り、持ち慣れない銀のフォークやナイフをどうにか不器用に使いながら運ばれてきた料理を食べる。 正面にラテ、右隣にミライユ、左隣にティターニアという形になったが、護衛としては悪くない位置だ。 ただ、料理はあまり美味しく感じられなかった。 (奢りなのは嬉しいけどよ……そこらへんの屋台で肉串とかミルクパンでも食ってた方が気楽だぜこりゃあ) 客が少ないとはいえ、見た目はオークであるジャンをじろじろと眺める視線を入ったときから感じているのだ。 旅の途中でもこういった視線を感じることはあったが、よりにもよって居住種族が最も多いであろうここでもそうなるとは! >「すっごい腕……よく鍛えられているし、大体の敵なら一薙ぎですね! ちなみにうちのマスターはここまで太くないですが、 力はもう、すっごいんです! この前の暴動のときもすごい活躍をして、五十人斬り?をやっても、全く動じてませんでした。その晩マスターは……」 居心地の悪さを感じ始めていた頃、ミライユが話しかけてきた。わざわざ右手を手に取って、分かりやすい世辞を飛ばしながら。 「お、おう……そうかい。ところでティターニア、結局洞窟に行くのは明日でいいのか?」 話をティターニアに振りつつ、早くこの料理が終わってくれと願いながらナイフで肉を切り分ける。 結局、ジャンはこの食事で腹が満たされることはなかった。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/18
ティターニアレンジャーってのは一人いるだけで安定するもんだ 魔術に頼った偵察がを見抜けずに踏み抜いたなんて例はたくさんあるんだぜ いかに職業としてのレンジャーが有用であるかをティターニアに語っているとふと腹の音が鳴った 昼に屋台でイモガエルのもも肉串を食ったばかりのジャンではなくティターニアでもないようだ ラテでもなかったでは誰かというと はッ! 分かりやすく顔を赤く染めている刺客とは思えないほど感情を表に出すミライユにジャンはもしかすれば 刺客ではないのではと思い始めていた では早速ですが腹ごしらえでもしながらゆっくり語らうとしましょう 今晩に限りティターニア様たちの分は私の方でお出ししますのでお気になさらず そして何事もなかったかのように宿へ案内してくれおまけにってくれるという 普段泊まることのないような高級さを醸し出す宿は明らかに冒険者向きではないようにジャンには思えたが きっと首府のギルドの人間はこういった宿に泊まるのが一般的なのだろうと考えることにした ジャンはテーブルに座り持ち慣れない銀のフォークやナイフをどうにか不器用に使いながら運ばれてきた料理を食べる 正面にラテ右隣にミライユ左隣にティターニアという形になったが護衛としては悪くない位置だ ただ料理はあまり美味しく感じられなかった りなのは嬉しいけどよそこらへんの屋台で肉串とかミルクパンでも食ってた方が気楽だぜこりゃあ 客が少ないとはいえ見た目はオークであるジャンをじろじろと眺める視線を入ったときから感じているのだ 旅の途中でもこういった視線を感じることはあったがよりにもよって居住種族が最も多いであろうここでもそうなるとは! すっごい腕よく鍛えられているし大体の敵なら一薙ぎですね! ちなみにうちのマスターはここまで太くないですが 力はもうすっごいんです! この前の暴動のときもすごい活躍をして五十人斬り?をやっても全く動じてませんでしたその晩マスターは 居心地の悪さを感じ始めていた頃ミライユが話しかけてきたわざわざ右手を手に取って分かりやすい世辞を飛ばしながら おおうそうかいところでティターニア結局洞窟に行くのは明日でいいのか? 話をティターニアに振りつつ早くこの料理が終わってくれと願いながらナイフで肉を切り分ける 結局ジャンはこの食事で腹が満たされることはなかった
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