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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
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◆ejIZLl01yY
2017/01/29(日)04:40
ID:VysKKKrJ(4/8)
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244: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/29(日) 04:40:35.86 ID:VysKKKrJ 「……じゃあ、お言葉に甘えて」 折れた刃先を受け取り……改めてその魔力を肌で感じ、思わず怯む。 ……これがあれば、次は、失敗せずに済むのかな。 いや、だめだ! さっき気持ちを切り替えたばかりなのにまた陰鬱な感じに戻りつつある! 「……うん、ありがとう!この刀、絶対に上手く使ってみせるから! じゃあそろそろトレジャーハンターとしての本能が抑えきれないので……またねっ!」 私は二人に背を向け、宝探しを始めた。 この古代都市を構成する鉱物も、一面に散りばめられた宝石も、持ち帰れば相当な額になるに違いない! 上手く加工すれば便利なマジックアイテムにもなるだろうし……。 いや、そもそも古代文明の作り出したアレコレがここには眠ってるはず!他にも持ち帰れるだけ、持ち帰らなきゃ! そして…… 「私はもっともっと、強くなってやるんだー!」 今度こそ、気持ちを切り替える為に、私は大声でそう叫んでみた。 ………さて。 正直な話をすればですね。 これほどの規模の遺跡に辿り着いた以上、ここらにキャンプを仮設して一週間、いや一ヶ月くらいは滞在して探索したいんです。 でもジャンさんティターニアさん、それにテッラさんを見るにどうもそういう雰囲気じゃないっぽい。 これ多分あと十分もしない内にここを離れる羽目になって、そのまま戻ってこれない奴だ。 いやだー、テッラさんお願い今晩お家に泊めて。夕飯はオオネズミのお肉でも食べるから。 ……なんて冗談は置いといて。 私は皆と合流して、テッラさんを見上げた。 >「我々に怒りを燃やすのも無理からぬこと。しかし今は聞いてください >「指環の、魔女……!」 あっ、これ私が話聞いてても半分も理解出来ない奴だ。 うえーん、ウェントゥスって誰だよぉ……。 ジャンさんティターニアさんは優しいけど流石にこの状況で教えて教えてとは出来ないです……。 >「残念ながら時間が無いようです。炎の指環を持った者がここに近づいてくる……」 テッラさんの翼がふわりと円を描くと、その下の地面に魔法陣が現れる。 これで、この古代都市ともお別れかぁ……。 「くっくっ」 なんて考えてたら、噛み殺すような笑い声が聞こえた。 「おぉ、すまんすまん。つい、思い出し笑いをしてしまった」 振り向いたその先には……魔狼、フェンリル。 「そこに埋まっている傀儡の如き女を思い出すと、どうにも愉快で愉快で、なぁ?」 瞬間、私は掻き消したはずの怒りの炎が、再び燃え上がるのを感じた。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/244
じゃあお言葉に甘えて 折れた刃先を受け取り改めてその魔力を肌で感じ思わず怯む これがあれば次は失敗せずに済むのかな いやだめだ! さっき気持ちを切り替えたばかりなのにまた陰な感じに戻りつつある! うんありがとう!この刀絶対に上手く使ってみせるから! じゃあそろそろトレジャーハンターとしての本能が抑えきれないのでまたねっ! 私は二人に背を向け宝探しを始めた この古代都市を構成する鉱物も一面に散りばめられた宝石も持ち帰れば相当な額になるに違いない! 上手く加工すれば便利なマジックアイテムにもなるだろうし いやそもそも古代文明の作り出したアレコレがここには眠ってるはず!他にも持ち帰れるだけ持ち帰らなきゃ! そして 私はもっともっと強くなってやるんだー! 今度こそ気持ちを切り替える為に私は大声でそう叫んでみた さて 正直な話をすればですね これほどの規模の遺跡に辿り着いた以上ここらにキャンプを仮設して一週間いや一ヶ月くらいは滞在して探索したいんです でもジャンさんティターニアさんそれにテッラさんを見るにどうもそういう雰囲気じゃないっぽい これ多分あと十分もしない内にここを離れる羽目になってそのまま戻ってこれない奴だ いやだーテッラさんお願い今晩お家に泊めて夕飯はオオネズミのお肉でも食べるから なんて冗談は置いといて 私は皆と合流してテッラさんを見上げた 我に怒りを燃やすのも無理からぬことしかし今は聞いてください 指環の魔女! あっこれ私が話聞いてても半分も理解出来ない奴だ うえーんウェントゥスって誰だよぉ ジャンさんティターニアさんは優しいけど流石にこの状況で教えて教えてとは出来ないです 残念ながら時間が無いようです炎の指環を持った者がここに近づいてくる テッラさんの翼がふわりと円を描くとその下の地面に魔法陣が現れる これでこの古代都市ともお別れかぁ くっくっ なんて考えてたら噛み殺すような笑い声が聞こえた おぉすまんすまんつい思い出し笑いをしてしまった 振り向いたその先には魔狼フェンリル そこに埋まっているの如き女を思い出すとどうにも愉快で愉快でなぁ? 瞬間私は掻き消したはずの怒りの炎が再び燃え上がるのを感じた
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