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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
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280
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ティターニア
◆KxUvKv40Yc
2017/02/04(土)21:11
ID:XGgG/LDW(1/6)
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280: ティターニア ◆KxUvKv40Yc [sage] 2017/02/04(土) 21:11:27.29 ID:XGgG/LDW 学園での滞在中、ラテは街に出てはトレーニングに勤しみ、ジャンは図書館の手伝いをしたり研究室で勉強をしたりしていた。 ジャンにいつものように本の文章を教えていたところ、彼の首で光る物に気付く。 「おや、そのアミュレットは授業の課題のものではないか。貰ったのか、お主なかなか隅に置けぬな」 と軽口を叩いていると、ラテがどことなく思いつめたような様子で帰ってきた。 >「あ……あの、ティターニアさん」 ラテは地底都市での戦い以来、どこか様子がおかしい。 やはりミライユを救えなかったのが彼女の心に影を落としているのだろう、とティターニアは推察する。 ラテは元々トレジャーハンターで、人間相手にドンパチするような類の冒険者ではない。 自ら人を手にかけたのは初めてだったのだろう。 ミライユは本気でこちらを殺す気で向かってきていて、殺らなければ殺られていた。正当防衛だ。 そもそも、ラテはミライユがもう助からないと判断して介錯しただけで、 肉体的な大怪我を負わせたのはジャンで、精神的に引導を渡すことになったのはティターニアだ。 理論的にそなたは何も悪くないと根拠を述べて慰めることはいくらでもできる。 しかしそんなことはおそらくラテ自身も分かっている、それに感情が付いて来るかは別問題ということなのだろう。 故に、敢えて自分からは何も触れず、せめて気でも紛れれば、と一緒に絵物語を見ようと誘うティターニアであった。 >「ティターニアさん……あの、指環の勇者御一行の、話なんですけど」 ああ、やはり――と思う。 自分たちの旅に付いて来れば、また人を殺さなければならなくなる時がきっとある。 そこにまだ自分なりの落としどころを見つけられていないラテに、同行を無理強いは出来ない。 そう思いラテの次の言葉をじっと待っていたところに、襲撃の知らせが舞い込んできたのであった。 >「……新生指環の勇者御一行の、初クエストって訳ですね。やってやりますよ」 >「ソルタレクの連中業を煮やしたみてえだな、一つ決戦といこうじゃねえか」 おそらく指環の勇者一行を辞退しようとしていたラテは、しかしこの襲撃の知らせを前にして覚悟を決めたようで。 ティターニアはそんなラテを見て頼もしくも思い、反面無理をしているようで危うくも思うのだった。 >「……ミライユさんの言葉を全て信じるなら、ソルタレクの冒険者ギルドは」 ラテの言葉を遮るように、突然の闖入者が現れた。 >「ひっ! ソルタレク、ギルドぉ……」 >「あっ、いやいや、怪しい者ではないんですぅ、その、食事を少々恵んでもらえれば。 いや本当に、お腹が空いて死にそうなんです。お金もないし。…何でもしますから! 名前はパト、パトリーヌ。とりあえず。ところで冒険者ギルドの人達ではないですよ…ね?」 見たところ人間のようだが、純粋な人間だとしたたら男性でもかなりの長身の部類、増して女性なのだから猶更だ。 服装は魔術師風だが、学園の生徒にしては随分地味なローブを着ていて、なんだかフラフラしている。 怪しくはあるが、とりあえず危険性はなさそうだ。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/280
学園での滞在中ラテは街に出てはトレーニングに勤しみジャンは図書館の手伝いをしたり研究室で勉強をしたりしていた ジャンにいつものように本の文章を教えていたところ彼の首で光る物に気付く おやそのアミュレットは授業の課題のものではないか貰ったのかお主なかなか隅に置けぬな と軽口を叩いているとラテがどことなく思いつめたような様子で帰ってきた ああのティターニアさん ラテは地底都市での戦い以来どこか様子がおかしい やはりミライユを救えなかったのが彼女の心に影を落としているのだろうとティターニアは推察する ラテは元トレジャーハンターで人間相手にドンパチするような類の冒険者ではない 自ら人を手にかけたのは初めてだったのだろう ミライユは本気でこちらを殺す気で向かってきていて殺らなければ殺られていた正当防衛だ そもそもラテはミライユがもう助からないと判断して介錯しただけで 肉体的な大怪我を負わせたのはジャンで精神的に引導を渡すことになったのはティターニアだ 理論的にそなたは何も悪くないと根拠を述べて慰めることはいくらでもできる しかしそんなことはおそらくラテ自身も分かっているそれに感情が付いて来るかは別問題ということなのだろう 故に敢えて自分からは何も触れずせめて気でも紛れればと一緒に絵物語を見ようと誘うティターニアであった ティターニアさんあの指環の勇者御一行の話なんですけど ああやはりと思う 自分たちの旅に付いて来ればまた人を殺さなければならなくなる時がきっとある そこにまだ自分なりの落としどころを見つけられていないラテに同行を無理強いは出来ない そう思いラテの次の言葉をじっと待っていたところに襲撃の知らせが舞い込んできたのであった 新生指環の勇者御一行の初クエストって訳ですねやってやりますよ ソルタレクの連中業を煮やしたみてえだな一つ決戦といこうじゃねえか おそらく指環の勇者一行を辞退しようとしていたラテはしかしこの襲撃の知らせを前にして覚悟を決めたようで ティターニアはそんなラテを見て頼もしくも思い反面無理をしているようで危うくも思うのだった ミライユさんの言葉を全て信じるならソルタレクの冒険者ギルドは ラテの言葉を遮るように突然の入者が現れた ひっ! ソルタレクギルドぉ あっいやいや怪しい者ではないんですぅその食事を少恵んでもらえれば いや本当にお腹が空いて死にそうなんですお金もないし何でもしますから! 名前はパトパトリーヌとりあえずところで冒険者ギルドの人達ではないですよね? 見たところ人間のようだが純粋な人間だとしたたら男性でもかなりの長身の部類増して女性なのだから猶更だ 服装は魔術師風だが学園の生徒にしては随分地味なローブを着ていてなんだかフラフラしている 怪しくはあるがとりあえず危険性はなさそうだ
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