[過去ログ]
【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
56: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/13(金) 07:31:49.81 ID:65clVqxF 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/56
154: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/21(土) 13:08:23.81 ID:88unqtu9 目 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/154
191: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/23(月) 16:56:53.81 ID:oPrgYVAn 頑張れ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/191
211: ティターニア ◆KxUvKv40Yc [sage] 2017/01/25(水) 22:59:57.81 ID:PfG98e+1 ティターニアは不敵な笑みを作って応じながら、時間稼ぎをする。 次の一手を考える時間を……だ。 実を言えば自分が放った魔術なのでジャンを解放することはいつでも可能なのだが 理性を失った状態のジャンにこのままミライユを葬らせて本当にいいのか。 そして、殺す事が本当にテッラの言う“悪しき者を正しく罰する”ことになるのか。 そしてもちろん、この状態のジャンを解放して今度こそミライユに指環を嵌められては一巻の終わりだというのが一番の問題だ。 まだミライユが自分の方が優位と認識していて嵌める気になっていない今のうちに不意打ち等で指環を奪取してしまいたいところだが……。 そんな事を考えていると、ラテが動いた。 >「それは古の時代から……今まで人を生かし続けてきた魔法。 時に知恵を、時に強さを、時には不死さえもを、人に与えてきた魔法……。 これなーんだ……なんてね」 魔物の血を飲むことによって獣の力をその身に宿し、鉄球を振り回してミライユを牽制し始めるラテ。 >「あなたを、殺したくない。傷つけたくもない。だけど……あなたを止めます」 ラテは交渉術を使いこなす凄腕のレンジャー、この言葉の全てが真実ではないだろう。 しかし同時に、全てが嘘ではないように、ティターニアには思えた。 魔力の糸を伝わり、ラテの声が聞こえてくる。 >『仕切り直しましょう。ミライユさんの魔法は強力ですが、神の奇跡って訳じゃない』 >『言ってしまえば魔力を、別の力に作り変えて、物を動かしているだけ。 だから他の魔法と同じように、限界がある』 >『力でぶち破る事も、手数で切り開く事も出来るはず。……手数は、私が稼ぎます』 そうは言ってもジャン殿がこの状態では――そう思い、思わず歯噛みした時だった。 ジャンの力強い声が響き渡る。 >「なら俺は、力で試してみようかね……頭も冷えたしな!」 >「指環の力よ!」 水流が土壁を打ち破る――! なんとジャンは水の指環をはめ、その力を使いこなしていたのだ。 そうか、彼は水竜アクアに試されていたのかもしれない――そんなことを思う。 >「ティターニア、さっきは悪かった!ラテと一緒に、あいつをやっちまおう!」 ああいつものジャン殿だ、そう思った時、ティターニアは自分のローブを掴んでいる者がいることに気付いた。 先程壁に叩きつけられ気絶したように見えたホロカだ。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/211
269: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/02/03(金) 23:47:53.81 ID:idk0E4bQ 「十二、十三、十四……」 あの古代都市への短い冒険が終わって数日。 私はこないだ放火騒ぎを起こし……放火騒ぎが起きてた宿屋の屋上にいた。 いや違います。放火魔が現場に戻ってきた訳じゃないです。 トレーニングをしにきたんですぅー。 今はティターニアさんの計らいでユグドラシアに泊めてもらっているけど、 走り込みとかはあそこじゃちょっとやりにくいんだよね。 で、今は逆立ち腕立て二十回セットの五回目なんだけど……。 「十八、十九……二十」 ……出来ちゃったよ。しかもまだまだ余裕がある。 これは……と、私は振り返って、通りを挟んで向こう側の建物を見た。 高さは、少し向こうが低いけど、大体同じくらい。 この辺は安い宿や食堂が建ち並ぶ通りで、道は狭め……だけどそれでも馬二等分くらいの道幅はある。 私は今いる屋上の、真ん中に立った。 そして……向かいの建物めがけて走り出す。 何の為って?そりゃ、飛ぶ為に。 床を一蹴りする度に、体がぐんと加速する。 だけどまだまだだ。もっと速く走れる。もっと、もっと、もっと速く! 「っ、ふっ……!」 そして屋上の縁を思いっきり蹴っ飛ばして、私は跳んだ。 落ちれば大怪我間違いなし……極限の緊張感が、私の時間感覚を少しだけゆっくりにする。 通りで朝の掃除をしている宿屋のおじさんと、目が合った。 っと、いけない。よそ見をしてる場合じゃない。 私はめいっぱいに腕を伸ばし……うん、届く。 屋上の縁に、指を引っ掛ける。 体が壁にびたーんって叩き付けられるけど、こういう時の受け身の取り方は訓練済み。 足の裏でしっかり衝撃を受け止め、全身の関節を使ってそれを緩和。 そのまま壁を蹴りつつ体を引っぱり上げて、屋上に登りきった。 「……届いちゃったかぁ、この距離」 さっきまでいた屋上を振り返って、呟く。 熟練のレンジャーならわりとぴょーんと渡っちゃう距離なんだけどね。 少なくともちょっと前までの私なら、背伸びしても届かなかった距離。 それが届いちゃったのは、きっと、日頃の訓練の成果……だけじゃない。 ミライユさんとの戦いで使った、私の奥の手。 あれのせいでまた少し、私の体は魔物に近づいちゃったんだと思う。 「……やっぱり、使い続けたらとんでもない事になるよなぁ、アレ」 具体的には顔だけネズミの怪人ネズミ女になっちゃいかねない。絶対嫌だ。 でも使わざるを得なかったんだよなぁ。 だって私みたいな村娘Aがいきなり伝説の指環を巡る戦いに放り込まれたんだよ!? 普通に戦ってたら間違いなく死んでたんだもん! http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/269
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.022s