[過去ログ] ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【242】 (919レス)
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407(1): ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)04:49 ID:mr8/bCuu(1/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯のルール!
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は二千文字程度、六十行以内!) 一人による複数投稿も可!
前回と同じく「記名投稿、無記名投稿」は任意で選べるものとする!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第六十二回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
今回の特別ルールによって投稿後の修正は認めない! 投稿した作品で勝負となる為、推敲は念入りに!
今回の設定!
出会いをテーマにした作品を募る! 対象は人間で性別は自由!
その出会いによって何かが始まる! その予感で読者をわくわくさせる展開を望む!
相応しい舞台を用意する! まさか、このようなところで今後の運命を左右する出会いがあるとは!
小説の冒頭のフック、またはツカミの募集と言い換えればわかり易い!
省4
408: 2023/08/02(水)07:07 ID:nGhjgYHt(1/2) AAS
人間限定か。
物や人外はダメなのね、なるほど。
409: 2023/08/02(水)08:20 ID:sMx3Xbfh(1) AAS
人限定に気が付かず、エビについて書こうとしてたわ
410(15): 『第六十二回ワイスレ杯参加作品』 2023/08/02(水)11:46 ID:PuAXVBEW(1) AAS
「あの、今は何年の何月何日ですか?」
犬の散歩中、駆けてきた少女からそんな声を掛けられた。
「令和八年八月二日十三時十五分だよ」
言いながら僕は周囲を見回す。
「カメラはないです……ドッキリじゃないので」
「あ、そう」
彼女も不審な言動の自覚はあるらしく、気恥ずかしげに眉を顰める。
「すみません、水、もらえませんか? それからあの……できれば調べたいことがあって、スマホか何か貸していただけると」
「結構図々しいんですね未来人は」
「み、未来人って……そんなこと、あるわけないじゃないですか!」
省39
411: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)12:22 ID:mr8/bCuu(2/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯参加作品
>410
早々と一作!(`・ω・´)
412(14): 『第六十二回ワイスレ杯参加作品』 2023/08/02(水)16:13 ID:0l2bf+1U(1) AAS
鏡に映った私は、ひどく不細工だった。
厚い唇。丸い顔に、潰れた目。体も太く、着ている和服はパツパツ。まるで、服を着た豚だった。
「着付けできたわよ」
母は私の帯を叩いて笑顔を見せる。
「うん。似合ってる。これならお見合い相手もイチコロね」
そんなわけないだろう。私は思いながら、母に連れられ、控え室を後にした。そのまま廊下へ出て、見合い相手の待つ和室へと歩く。廊下の右手には庭園が見えた。流石良家である。近所のよしみとはいえ、私なんかの為にこんな場所を貸りるのは悪い気がした。
こんな不細工の為に。
「あのさ、母さん。せっかくお見合いの席を作って貰って申訳ないんだけど、絶対成功しないよ。こんな不細工と結婚したいひと、いるわけないじゃん」
私はこんな顔なので、いままで浮いた話は一度もない。そんな私を憐れに思ってか、母は今日の席を設けたらしい。実の所お見合いなんてしたくなかったが、女手ひとつで育ててくれた母の顔を立てるため、私はいまこの場にいた。
「小中高と虐められて、会社でも顔の悪口言われてるし。母さんには悪いけど、私は本当に不細工なんだよ。そんな人間を愛したい人、いると思う?」
省47
413: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)16:29 ID:mr8/bCuu(3/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯参加作品
>410
>412
只今、二作品!(`・ω・´)
414: 2023/08/02(水)17:07 ID:pMRRt4NM(1) AAS
アンカー変だよ
415: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)17:17 ID:mr8/bCuu(4/7) AAS
アンカーの数が増えるとエラーメッセージが出る!
その対策で「>>」ではなくて「>」に敢えてしている!
一仕事終わったのでビールを飲む!(`・ω・´)
416: 2023/08/02(水)17:54 ID:7OOE6jZs(1) AAS
5ちゃんのスレを私的に使うのももうほどほどにしなさいという暗示だな
417(12): 2023/08/02(水)19:19 ID:bdQvxJiR(1) AAS
その瞬間。彼女を初めて見たとき、まるで周りに桜花が舞っているのではないかと、円谷御子は錯覚しました。
それは私立秋津洲学園の入学式が終わってすぐの、新入生が入部を選択する日での事。
各部活は部室や教室に陣取り、その部員達が廊下や活動場所に出ては新入生を勧誘していました。
「あなたも一緒に映画を作ってみませんかー? 製作、俳優、どちらでもオッケー! 映画制作部はあなたを必要としています! さあ、どうぞ見ていってくださーいー!」
と明るく溌剌とした声で廊下で呼び込みを行っていた、紺の女性ものブレザーの制服に身を包んだ御子は、発声のあとで大きく息を吐きました。
外は四月上旬の午後三時半。桜は散った後の賑やかしい放課後。傾いた日差しが廊下を突き抜け、教室へと届いていきます。
その日差しに照らされた、少女が一人。
少し小柄で、赤毛に近い色の、二房に分けた短めの髪に茶色の目。三年というよりは一年生の方が似合っていそうな幼さを感じさせる顔つき。
まだ未熟な少女、と言った方が相応しい風貌の女子学生、安田御子は学生達が行き交う廊下を見渡しました。
「結構人は来てるけど、人数的にはまだまだかなあ……。まっ、まだ時間的には余裕があるし、こんなものかぁ……」
省47
418: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)19:48 ID:mr8/bCuu(5/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯参加作品
>410
>412
>417
只今、三作品!(`・ω・´)製作で映画制作部とは!
419(12): 2023/08/02(水)19:56 ID:z9f4gboY(1/2) AAS
石畳の街に下駄音がカラコロと響き、僕のお腹がきゅうと鳴く。
「おチビのごみ拾い職人。これも捨てといて」
「はい! あの、食べ物あったら捨ててください。食べます」
この温泉街に来て三日目の僕は、日払いの仕事をしている。ごみ拾い職人だ。
「ごみ拾い職人は串でもしゃぶってろ」
ごみ拾い職人の地位は低い。
僕はしょんぼりと串焼きの串とカネット瓶を業務用の袋に詰めて、えっちな本と金ぴかのバッジを見つけて懐へ入れた。本は表紙のお姉さんが好みだったから。バッジは故郷の養母に似た絵が刻まれていたからお土産にしようと思って。養母は体調が思わしくない様子で、僕は、養母のために薬を求めてやってきた経緯がある。この温泉街の薬がよく効くらしいのだ。薬は幸い、それほど高値ではない。食費を最低限に抑えながら働けば、ひと月もあれば買えるだろう。
省44
420: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)20:19 ID:mr8/bCuu(6/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯参加作品
>410
>412
>417
>419
只今、四作品!(`・ω・´)
421: 419 2023/08/02(水)20:20 ID:z9f4gboY(2/2) AAS
>>419に『第六十二回ワイスレ杯参加作品』書き忘れましたスミマセン
422(9): 2023/08/02(水)20:23 ID:VQFj+AKO(1) AAS
『第六十二回ワイスレ杯参加作品』
五年ほど前、雑誌の取材で大阪に行った時のことだ。昼前の商店街で奇妙な似顔絵師と出会った。その似顔絵師は高齢の女性でずっと独り言を言いながら、サラサラと筆を動かしていた。
しかし腕は確かなようで、女の前には行列が出来ている。なんとなく気になり立ち止まって見ていると、「並んだってや!」とぶっきらぼうに声を掛けられた。
まぁ、旅の記念にいいだろう。そんな気分になり行列の最後尾につく。私が並んだ後にも次々と人がやって来て、列はどんどん長くなった。
似顔絵とは随分と時間の掛かるものらしい。しばらく待っても列は一向に動かない。そろそろ腹も減ってきた。これは失敗したかもしれない。そんなことを思いながら腕時計を見たタイミングだった。
省15
423: ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 2023/08/02(水)20:41 ID:mr8/bCuu(7/7) AAS
第六十二回ワイスレ杯参加作品
>410
>412
>417
>419
>422
只今、五作品!(`・ω・´)
424(1): 2023/08/02(水)21:43 ID:3SNA/OLM(1) AAS
同じ奴がいくつも投稿してないか?
425: 2023/08/02(水)21:55 ID:nGhjgYHt(2/2) AAS
>>424
一人何作でもいいんだよ。
かつて二十作以上も投稿した強者もいた。
426(10): 2023/08/02(水)23:21 ID:bph7FJ3G(1) AAS
『第六十二回ワイスレ杯参加作品』
等間隔で繰り返されるインターホン。部屋に響き渡る電子音は、絶え間なく薄暗い室内を満たしていく。五月蠅い。
鍵を開けて、こんな事をしでかした来訪者に文句を言おうとした。
「トリックオアトリート!」
扉を開けた先に、1人の少女が可愛らしいポーズを決めていた。
「なあ、俺、居留守使ってんだけど? 分からない?」
「分かりますよ。だからこそ、私は何度もインターホンを押し続けてました!」
「5分も居留守使ってんだから諦めろよ」
「え? 嫌ですけど。私のモットーは、何事も全力で! なので、取り敢えず10分位は続けようかな、と考えてました!」
「新手の拷問か?」
省42
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