[過去ログ] 【訃報】“ガチョーン”谷啓さん突然の死、78歳、自宅階段でつまづき強打 (1001レス)
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582: 2010/09/11(土)16:04 ID:3u0azskr0(1/2) AAS
大学入った頃に小売店で受付作業のバイトをしてた。人生初バイト・初出勤の日。
研修なんかは予め実施済みではあったものの、初めてカウンターに立ち接客をする…
これだけで心臓が飛び出るくらい緊張していた。
で、初めてのお客さんが目の前に現れた。
どうにか受付作業を行い、受付表に客の名前を記入するため、名前を伺う。
「が」という文字が入るあまり聞かない苗字で、どういう漢字なのか聞いたところ
恐らく「賀正の『が』」と相手は言ったんだろうけれど、緊張しているのに加え
相手が語尾に余韻を残しながら話す(って言うのかな、声発しながら口閉じる話し方する)ので
「ガチョーンの『が』」と聞こえた。
「…はっ?」思わず聞き返してしまった。
相手「だからぁ、ガチョーンの『が』」
私(ガ、ガチョーンって何だよどんな字だよ!)「え。ええっと…ガ、ガチョ…?」
相手「だからガチョーンの『が』って言ってるでしょ」
私、緊張そしてパニックに陥ってる為か全く『賀正』が思いつかず
必死で「この人ガチョウって言いたいんだ!ガチョウのガってどんな字だっけ!?」と、ひたすら考えていた。
ペンを握り締めた私を見て、不安になったのか客
「だからね。が・ちょ・お・ん」」と、ゆっくりバカ丁寧に、そして真顔で言ってくださった。
真顔に、そして若干怒り気味でガチョーンガチョーン目の前で叫ばれてしまい
咳払いしたフリして吹いちまった。
もう限界だった。許してくれと叫びたかった。
緊張と恥ずかしいのと何より笑いを堪えてるのとで、顔真っ赤にして俯いて震えてる私を見かねて
パートのおばちゃんが正しく「賀○」と、そのお客さんの苗字を書いてくれた。
きっと客もおばちゃんも、私が泣いてるんだと思ってたと思う。
バイトは1週間で辞めちゃったけどね…
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