[過去ログ] 【フィギュアスケート】なぜ真央ちゃんはこんなにも応援したくなるのだろうか?…日本国民が祖父母化してしまう浅田真央の魅力★3 [無断転載禁止]©2ch.net (203レス)
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66: @無断転載は禁止 2016/04/17(日)21:37 ID:sBn2NFfc0(2/2) AAS
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美輪明宏
「浅田真央と、戦後日本の美。」

2015年11月19日付 Number 890号

 浅田真央ちゃんが注目を集め始めた'05年頃、日本には同時多発的に素晴らしいアスリートが生まれました。野球の斎藤佑樹さん、ゴルフの石川遼さん、体操の内村航平さん。
彼らに共通しているのが、言葉遣いや礼儀作法がきちんとしていて、日本語が綺麗。親孝行で、周りの選手達と和気藹々としていて、対戦相手の悪口は決して口にしない。場合によっては、尊敬さえしている。
 その中で、女性アスリートのトップを切ったのが真央ちゃんだったと思います。お雛様のような顔立ちで、大和撫子としての恥じらいや節度ある態度に、国民の誰もが惹きつけられた。
そこに、キム・ヨナさんという存在がいたことで、より真央ちゃんが引き立ったように思います。彼女はいつも闘志向きだしで、常にギラギラしていて、日本の渋谷系のような香りを持っていた。
一方の真央ちゃんは、「お先にどうぞ」という優雅な雰囲気を持っている。「お先にどうぞ」と言いながらも譲らない姿勢というのが、かっこいいじゃありませんか。
 私は80年の生涯の中で、戦前・戦中・戦後の時代を経験してきました。政治や経済、スポーツや芸能の世界をずっと見てきましたから、比較することができるのです。
戦前の映画界ならば、高峰三枝子さんや原節子さんのような麗人と言われた方たちがいました。
「ごきげんよう」とか「〜でございますのよ」といった言葉が似合う人たちで、美しい言葉を日常で当たり前のように使っていました。
コメディアンでは、エノケン(榎本健一)さんや二村定一さん、横山エンタツ・花菱アチャコさんとか。才能ある人たちがたくさん出ていて。
 スポーツ界でも水泳の前畑秀子さんがベルリン五輪で活躍されて、戦後でも古橋廣之進さんが希望を与えてくれました。
野球界には、手足が長くて白鳥のようだった金田正一さんがいて、立教大の長嶋茂雄さんがすごい人気になって。
長嶋さんも王貞治さんも、国民的な人気となりましたけど、2人とも礼儀作法や言葉遣い、たしなみがきれいで、奥ゆかしさがあります。人格者で義理堅い。
高倉健さんもそうですね。人間としての基本ができているから、老若男女から愛される。真央ちゃんもそうです。

ー略ー

 こういう良識ある女性たちが次に注目したのが、「ハンカチ王子」と呼ばれた斎藤佑樹さんでした。あまりにも大衆が騒ぐものだから、メディアもようやく反応した。
そこから石川遼さんや内村航平さん、錦織圭さん、そして真央ちゃんのような素晴らしいアスリートが、芋づる式に出てきたのです。
特に内村さんは、どんな舞台でも勝ち負けではなく、「美しい体操を目指します」と口にします。そんな選手、今まで一人もいなかった。
「着地に失敗しないぞ」とか、「メダルを取るぞ」と考えるのではなく、初めから終わりまで美しく演じることで、演技を芸術にまで高めようとする姿勢に、
私は唸ったのです。だから私は「内村さんのお嫁に行くことを、閣議で決めました」とメディアにお伝えしました(笑)。
「美しく」という意識は、真央ちゃんも同じなのでしょう。だからこそ2人の演技はどの瞬間をストップモーションにしても、絵になっている。
これは、地唄舞の舞台で「動く錦絵」言われた武原はんさんとも共通していますね。あの方も、いついかなる瞬間にシャッターを切り取っても、絵になっていましたから。
 特に、ソチ五輪のフリーの真央ちゃんは、完璧に演技に入り込んでいたように見えました。残念ながらショートプログラムでは
「しっかりやらなきゃ」とか、「失敗しないように」とか、余計なことが頭をよぎったのでしょうけど、フリーでは心から演技を楽しんでいた。
自分が演技に入り込んで、楽しめているからこそ、観客を「私の世界にどうぞ」と案内することができるし、実際に観衆は惹きこまれたのです。
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