[過去ログ] 【漫画】「金田一少年」原作者キバヤシ氏“黒歴史”漫画「MMR」秘話語る (906レス)
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(1): 首しめ坂 ★ 2018/01/27(土)17:00 ID:CAP_USER9(2/2) AAS
■“怪奇現象”にも遭遇
取材の過程で、実際に“怪奇現象”に直面したこともあったという。

「九州にミステリーサークル(穀物などが円形に倒される現象)の取材に行ったときのことです。
一面の稲穂の間には、足跡など人が入った痕跡が、どう見てもなかった。
『絶対に人間が作ったものじゃない』と。しかも、持ち込んだカメラ3台が、撮影の際に全て壊れていた。普通、一度に3台も壊れないですよね…」

人類が無事に21世紀を迎えたことで終了するかと思われたMMRだが、その活動記録は形を変えながら今も続いている。
2003年以降、間隔を空けながらも新作の発表が相次いでいる。

最新刊は16年の「新生MMR 迫りくる人類滅亡3大危機!!」。なんと、またまたノストラダムスの詩をもとに、
今度は人工衛星の墜落や大地震などにより2020年に人類が滅亡すると警鐘を鳴らす。

今でもインターネット上では、同作を元ネタにした「人類は滅亡する!」「な、なんだってー!」というフレーズを目にする。

「僕にとって、『MMR』はある種の“黒歴史”。でも、皆さんに楽しんでいただけたみたいですし、今も根強いファンがいるんですよね。
もう止めるか、主人公を変えてほしいけれど(笑)、続いていってほしいとも思います」

■鉱脈を掘り当てた「金田一」
「MMR」が編集者としての樹林さんの“黒歴史”なら、漫画原作者としての代表作は、
「金田一少年の事件簿」シリーズだ。自身も「ライフワーク」と語る。1992年に連載が始まり、テレビドラマやアニメ版も高い人気を集めた。
現在は、過去の事件を犯人側の視点から振り返る「犯人たちの事件簿」などといったスピンオフ企画が相次ぎ登場している。

注目を集めているのが、青年漫画誌「イブニング」(講談社)で連載が始まった「金田一37歳の事件簿」。
主人公の男子高校生、金田一一(はじめ)が37歳になった姿を描く。「もう謎は解きたくないんだあああ~~!!」という“叫び”がネット上で注目の的となった。

樹林さんは、形を変えながら約26年にわたって続く同シリーズをこう振り返る。

「最初は1年もてばいい、と思っていたんですよ。週刊連載なので、トリックを考えるのも大変ですし。
ところが、実際に始めてみると、漫画で視覚的にトリックを仕掛けられるのが面白い。
(文字だけの)推理小説の世界では手を着けられなかったトリックが、漫画では表現できる。まさに、“鉱脈”を掘り当てた感じでした」

■新作はまさかの「島耕作」

1月23日には、漫画家、弘兼憲史(ひろかね・けんし)さん(70)の代表作「島耕作」シリーズとコラボした単行本「島耕作の事件簿」(講談社)が刊行された。
ついに会長の座に上り詰めた主人公、島耕作の今度の役職は、まさかの“探偵”役だ。

「最初に編集者からコラボの提案を聞いたときは、驚きましたね。僕は学生の頃から弘兼さんのファンだし、
『島耕作』も全話読んでます。原作を手掛けることができ、感無量です」

物語の舞台は、バブル末期の1990年。見知らぬ女性の部屋で目覚めた課長、島耕作は、ベッドの上で変わり果てた姿となった女性を発見する。
絶体絶命の状況に追い込まれた耕作は逃亡生活を送りながら、事件の背後に隠された“巨悪”を追う。

バブル期特有の空気が再現され、読んで懐かしく感じる人も多いだろう。時代設定の理由について、
「(60代の)会長が事件を追うのは体力的に難しい」と笑いつつ、「それに、島耕作の若い頃は時代そのものが事件。
バブル経済崩壊に、不動産の地上げ…。あの時代の空気を物語として残したかったんです」と語る。

第1話にして「これはもう絶対無理」という状況に追い込まれる島耕作。最終的には大企業の会長に上り詰める彼が、
どのように機転を利かせ、危機を乗り越えるかが最大の読みどころだ。

「(米ドラマ『24』の主人公)ジャック・バウアーのような島耕作を楽しんでもらえればうれしいですね」(文化部 本間英士)
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