[過去ログ] 【映画】 『ボヘミアン・ラプソディ』が日本人の心をこんなにも揺さぶる理由★3 (1002レス)
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2: ほニーテール ★ 2018/11/28(水)15:21 ID:CAP_USER9(2/2) AAS
◆ 「クイーン人気は日本から火がついた」説の真偽とは?

1976年、2度目の来日時の『ML』インタビューでメンバーは、日本におけるクイーン・ファンの大半を女子が占めていることや、年齢層が低いことに困惑を隠さず「日本の一般的なロック・ファンが僕らの音楽をどう思っているのか気になる」「これからはもっと幅広い層にアピールしたい」などと語っているが、これは欧米のファンと比較してのこと。

よく「日本から人気に火がついた」とされるクイーンだが、実際は必ずしもそうではない。本国イギリスで1974年3月にリリースされたセカンド作『クイーン2』が全英2位、続いて同年11月にリリースされたサード作『シアー・ハート・アタック』も全英2位を獲得、『シアー・ハート・アタック』からのシングル「キラー・クイーン」も全英2位を獲得と、立派な成果を挙げているし、ツアーでの動員も着実に増やしていた。

ただし、デビュー時からずっとそうだったように、この期に及んでも評論家ウケは良くなかったのである。そのことにメンバーは深く傷ついていた。そこに持ってきての日本での大歓迎ぶりに、メンバーが感激しないわけはない。
1975年の初来日時は約1,200人のファンが羽田空港でバンドを出迎えた。

実は、日本においてもクイーンを胡散臭いものとして決めつけていた評論家やメディアはいたが、そんなものを寄せ付けないほどのイケイケ・パワーで『ML』がファンを扇動し、熱狂の渦を作り上げたのだ。

◆ 男性リスナーを蹴散らした女子パワーと“アイドル”のレッテル

けれど、その結果としてクイーンには、“アイドル”のレッテルが貼られた。『ML』とて音楽性をないがしろにする意図は毛頭なかったが、雑誌というメディアであるかぎり、効果的なのは写真のインパクト。

4人揃ってのスラリとした王子様ルック、きらびやかな衣装、ミステリアスな雰囲気は女子の興味を引くに充分で、いったん引かれた女子のパワーたるや強烈。「ギターのテクニックや楽曲構成など、音楽面からクイーンを語ろうとする男子を蹴散らした」と、東郷氏は振り返っている。

先日、音楽業界S先輩と『ボヘミアン・ラプソディ』の話をしていたのだが、彼は大学生の時に友達と1975年のクイーン初来日公演に行き、「こんなに女の子ばっかりなのか!」と驚き、「もういいや」と思ってしまったそうだ。
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