[過去ログ] 興行収入を見守るスレ5656 (1002レス)
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812: 岩瀬仁紀(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)02:59 ID:8qrRT5uv0(27/38) AAS
オラとルエラ姫は、喋る大鷲を黙ったまま見送る。
オラとルエラ姫は、大鷲が飛び去った空を見上げていた。
ルエラ姫がため息を零して、オラの肩に顎を載せる。
「なんだったのよ。あの鷲。あいつのせいで興ざめよ。せっかくいい雰囲気だったのに。あ~あ、キスでもすればよかったなぁ」
ルエラ姫がオラから離れて肩を落とし、ぶつぶつ文句を言いながら、バルコニーの手摺に両手で頬杖を突く。
ルエラ姫はつまらなそうに、両手で頬杖を突いたまま満月を見上げている。
オラは、ルエラ姫がキスしようとしていたことに驚き、一瞬動きが止まる。
「まあまあ、ルエラ。って、キスしようとしてたんか!? ほんまか!? それは、その、心の準備がいるけえ。なんじゃ、その……」
オラは照れたように頭の後ろを掻いて咳払いし、恥ずかしそうにルエラ姫をちらちらと見た。
ルエラ姫は手摺に両手で頬杖を突いたまま、満月を見上げてため息を零した。
省7
813: 山本昌(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:01 ID:8qrRT5uv0(28/38) AAS
「なによっ!」
ルエラ姫がオラに振り返って、牙をむき出す。
オラに掴みかかろうとしたとき。
ルエラ姫の寝室の扉が静かにノックされた。
「ルエラ姫、入っていいかな?」
扉越しに響く、よく通る低い男の声だった。
ルエラ姫がオラに襲い掛かるポーズのまま立ち止った。
省13
814: 松井秀喜(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:01 ID:8qrRT5uv0(29/38) AAS
「心配しすぎじゃろ。ルエラ姫は、オラが守るけえ。行ってくるで」
オラはルエラ姫の額にキスをして、ルエラ姫の身体からそっと離れた。
オラはルエラ姫に背中を向けて、手を上げて振った。
「絶対よ? 何があっても、あたしを守って……カイトは、あたしのボディガードなんだから……」
オラの背中越しに、ルエラ姫の悲しい声が突き刺さる。
また、ルエラ姫の寝室の扉がノックがされる。
オラは、ルエラ姫の寝室の扉を静かに開けた。
「こんばんは。ルエラ姫はボクが攫うよ。ボディーガードくん」
少女の凛とした声。
少女は灰色のツインテール、右眼には精巧な眼帯をしている。
省12
815: 和田一浩(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:03 ID:8qrRT5uv0(30/38) AAS
防弾チョッキ、弾が貫通しおった。
あの銃、特殊な銃じゃわい。
少女がルエラ姫の寝室に足を踏み入れるのが見える。
少女は真っ直ぐルエラ姫に向かって歩く。
少女がオラに不敵に笑って、オラの横を通り過ぎる。
「お邪魔するよ。キミは痺れてしばらく動けないよ、ボディーガードくん。さあ、ルエラ姫。ボクと来てもらおう。抵抗するなら、話は変わってくる。どうする?」
少女の冷たい声が聞こえる。
オラは痺れる身体をやっと動かしてうつ伏せになり、少しずつ匍匐ほふく前進しながらルエラ姫を見る。
ルエラ姫は見知らぬ人間を見て、バルコニーで尻餅を突いて後退りしている。
ルエラ姫の右足のサンダルが脱げているのが見える。
省7
816: 上原浩治(光) (アウアウウー Sa9d-yILz [106.130.72.50]) 2022/09/10(土)03:04 ID:8ho8j4Cua(1/3) AAS
「そうだね、ジェイ。今宵は、魔王復活の第一段階だ。魔物たちも紅月で不死身になる。余興を楽しませてもらうよ」
少女が言い終わった後、少女は掌を広げた。
少女の掌の上に載った小さな銀色の球。
少女は掌を翻し、小さな銀色の球を床に落とした。
床に落ちた銀色の球は閃光の後、煙が噴出された。
け、煙玉か。
オラは咳き込んだ。
オラは煙の中で、怒鳴っているルエラ姫に手を伸ばす。
「放せっ! 魔王の生贄なんてごめんよ! カイトー! 絶対助けに来て! じゃないと、呪ってやるからねっ!」
煙が充満する中。
省16
817: 松坂大輔(光) (アウアウウー Sa9d-yILz [106.130.72.50]) 2022/09/10(土)03:04 ID:8ho8j4Cua(2/3) AAS
オラはよろめきながら、ルエラ姫の寝室の扉を出た。
床にオラの血が滴る。
ルエラ姫の寝室を出た傍の壁に凭れ、左右を見る。
ルエラ姫の姿が見当たらない。
どこじゃ、ルエラ姫。今、行くで。
その時、廊下の柱時計が午前0時を知らせる鐘が鳴る。
窓ガラス越しに月を見上げる。
さっきまで青白かった月がみるみる紅く染まっていく。
「これが……ルエラ姫が言っておった、百年に一度の紅月か。二人で見たかったのう。それにしても、不気味な月じゃわい」
オラは窓ガラス越しに、紅月を見上げて鼻で笑う。
省9
818: 松中信彦(光) (アウアウウー Sa9d-yILz [106.130.72.50]) 2022/09/10(土)03:05 ID:8ho8j4Cua(3/3) AAS
天生牙一振りで、魔物の身体が一つの光の玉となって弾け飛んだ。
これが、天生牙の本当の力なんか?
天生牙の刀身が青白く光っている。
魔物を倒す度に、傷が癒えるような気がする。
オラは次々に魔法陣から現れる低級魔物を斬り倒しながら、廊下を駆けた。
お腹の傷を押さえながら。意識が遠のいて倒れながらも。
その時、窓ガラスから、火矢が窓ガラスを突き破り、火矢が壁に突き刺さる。
魔王軍の奴ら、城を燃やす気か。
オラは煙臭い廊下を口許を手で覆いながら進み、階段をよろけながら下りる。
階段の踊り場で、階段を上がってくるジンと出くわした。
省7
819: 福本豊(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:07 ID:8qrRT5uv0(31/38) AAS
「廊下でルエラ姫が倒れてたんだ。他の兵士にルエラ姫を預けようにも、他の兵士が見当たらなくてな。恐らく魔物にやられたんだろ」
ジンはルエラ姫を担ぎなおす。
なんか変じゃのう。オラはまた首を傾げる。
ルエラ姫は、あの女に攫われたはず。
大事な生贄を、廊下に置き去りにするもんなんじゃろか?
いや、それはないじゃろ。
それに、こいつから殺気を感じるで。
こいつ、オラの知っとるジンじゃない。
誰かがジンに化けとるな。オラを油断させるために。
「カイト、こいつは偽物のジンよ!」
省11
820: 立浪和義(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:08 ID:8qrRT5uv0(32/38) AAS
「天生牙か。面白いものを見せてもらったよ、ボディガードくん。余興はここまでにしよう。キミはここで死んでもらうよ」
アスカは床に落ちた天生牙を拾うと一振りした。
アスカは不敵に笑い、オラの胸に天生牙を突き刺し、天生牙を引き抜いた。
アスカは天生牙の刀身についた血を眺めて、天生牙を投げ捨てた。
「カイト!? あんた、カイトになにしたのよ! 放しなさいよ!」
ルエラ姫はオラに振り向くが、状況を呑み込めず、必死に抵抗している。
オラはよろめいて、階段の踊り場の壁まで後退る。
「急所外しちゃったか。まあいいや。さて、ルエラ姫には絶望してもらおうかな。ボディーガードくんの最期を見届けなくちゃ」
アスカが閃いたように指を弾いて鳴らし、アスカはホルスターからオートマチック銃を抜いて、オラに不敵に笑った。
アスカはオラに銃口を向け、オートマチック銃は高い機械音を鳴らす。
省3
821: 落合博満(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:09 ID:8qrRT5uv0(33/38) AAS
「ぐっ」
オラは口から血を吐いて、銃弾の衝撃波でくの字に吹っ飛んだ。
さっきの銃弾より強力だった。
銃弾の衝撃波により、階段の踊り場の壁を突き破った。
オラは断崖絶壁に投げ出された。
オラは階段の踊り場に、ぽっかり開いた穴を見る。
アスカはホルスターに銃を収め、ルエラ姫を肩に担ぎなおす。
アスカは踵を返して階段を下りてゆく。
ルエラ姫が階段に吸い込まれてゆく。
「カイトぉぉぉぉぉー! イヤぁぁぁぁぁ!」
省10
822: 野村克也(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:10 ID:8qrRT5uv0(34/38) AAS
オラは落ちてくる天生牙の刀身を掴んだ。
天生牙の刀身を掴んだので、オラの掌が切れて、血が手首を伝う。
行くで、天生牙。最期までお前と一緒じゃ。
オラは瞼を閉じた。
ルエラ姫、すまん。
最期にお前に会えてよかったわい。
ルエラ姫の言う事を聞けばよかったんじゃ。
なのに、オラは聞く耳を持たんかった。死ぬのが怖い、怖いんじゃ。
オラは涙を流して、お腹の上で天生牙を抱き締めた。
オラの身体が逆さまに、断崖絶壁に沈んでいく。
省2
823: 古田敦也(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:12 ID:8qrRT5uv0(35/38) AAS
異世界アルガスタ~異世界ユニフォンへ
第二話:栞と葛城とカイト
オラの記憶が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。
父ちゃんのようなアルガスタ親衛隊を志していたこと。
ルエラ姫との出会い。盗賊との戦い。ジンとの出会い。
射撃訓練は成績が悪かった。ジンとの剣術の稽古。初めてのルエラ姫の護衛任務。
お忍びでルエラ姫と一緒に城下町に出掛けたこと。
ルエラ姫との淡い思い出。
そっと瞼を開ける。
オラは断崖絶壁を急降下しているわけではなかった。
省10
824: 鈴木一朗(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:12 ID:8qrRT5uv0(36/38) AAS
箒に跨った女の子は、黒いとんがり帽子を被り、帽子の先がくるんと曲がっている。
髪は淡いピンクのストレートヘア。髪の先っちょを紅く染めている。
前髪にハートのヘアピンを留め、左の瞳が澄んだ蒼色で、右の瞳がエメラルドグリーン。
耳にはハートのピアスをつけ、首にはハートのネックレス。
黒いワンピースを着て、胸に小さな紅いリボンをつけ、右手首にブレスレットを嵌めている。
お尻の辺りに大きな紅いリボンが付いて、縞のニーソックスを穿き、黒いリボンパンプス。
箒の先端の小さな穴に、ハートのキーホルダーが付けてあり、背中に小さなくまのぬいぐるみを背負っている。
女の子は微笑んでオラに手を振った。
「あれ? キミもユニフォンに来たの? アリスはアルガスタから転移してきましたぁ。アリスはね、アルガスタに転生した魔王様を探さなきゃならないのです。アリスね、初めてユニフォンに来ちゃった。もともと、アルガスタとユニフォンは一つの世界だったらしいよぉ。せっかく、ユニフォンに来たんだし、ついでに観光しよっと。それじゃ、まったね~」
少女はオラに手を振ると、ウィンクと投げキッスを同時にして、箒で急降下していった。
省4
825: (東京都) (ワントンキン MMd3-uPBE [153.159.150.41]) 2022/09/10(土)03:14 ID:hLTjNddMM(6/6) AAS
>>803
そうだよ
例の集団ヒトリと同レベルの知能らしく同一端末で回線だけコロコロ変えてるからNGしやすいなw
(福岡県)(ワッチョイ 9917-yILz [124.159.140.223])
(光)(アウアウウー Sa9d-yILz [106.128.150.137])
(熊本県)(ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21])
826: 村上宗隆(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:15 ID:8qrRT5uv0(37/38) AAS
「まずいで! オラはまだ死にたくないんじゃ!」
オラは手足を必死に動かす。
重力に逆らうことはできず、オラの身体は虚しく落ちてゆく。
このままじゃと、地面に激突じゃぞ。
なんとかせえ、オラの天生牙。
オラは祈るように天生牙を天に翳した。
その時、陽光を浴びた天生牙が眩く青白く煌めく。
強烈な青白い光が、オラの身体を包み込む。
眼下に建物が迫る。
瓦屋根に激突しそうになり、オラは思わず顔の前で手を覆い目を瞑った。
省13
827: 山田哲人(熊本県) (ワッチョイ fb17-yILz [175.28.186.21]) 2022/09/10(土)03:16 ID:8qrRT5uv0(38/38) AAS
その時、オラの目の前に半透明の男が現れた。
格好はオラと同じで、オラと顔がそっくりじゃった。
もう一人のオラは、頭の後ろで髪を小さく結えている。
オラは思わず自分ともう一人の自分を見比べて、オラは唸って腕を組んで首を傾げる。
「お前がカイトじゃな?」
もう一人のオラは両手に腰を当てて、オラに訊いた。
オラは、もう一人の自分に向かって黙って頷く。
もう一人のオラは、腕を組んで微笑んだ。
「オラの身体、大事にせえよ。栞を頼むで……」
もう一人のオラは天を仰ぐと、身体が光の玉となって静かに天に昇った。
省8
828: 坂本勇人(福岡県) (ワッチョイ e917-yILz [116.94.119.125]) 2022/09/10(土)03:19 ID:FD7/bjso0(1/164) AAS
その時、一階の廊下の奥から小走りに走ってくる可愛らしい音が聞こえた。
やがて、オラの前で小走りの音が止やんで、床が軋む。
廊下の奥から小走りしてきたのは、肩までのミディアムヘアで花の簪かんざしをつけた、和服を着た小さな女の子だった。
小さな女の子は後ろ手に小首を傾げ、不思議そうに眼をぱちくりさせてオラを見下ろしている。
「兄ちゃん、大丈夫?」
小さな女の子が心配そうに、オラに訊いてくる。
「だ、誰じゃ!? お前は!?」
オラは見知らぬ女の子を前にして、思わず後退る。
この子、誰じゃ?
人間みたいじゃが。
省11
829: 菊池涼介(福岡県) (ワッチョイ e917-yILz [116.94.119.125]) 2022/09/10(土)03:20 ID:FD7/bjso0(2/164) AAS
こんな小さな女の子に責めてどうするんじゃ。
ここがどこか知らんが、とにかく事情を知ってる人を探さんと。
「栞の知らない人。兄ちゃん、誰?」
小さな女の子は、腕を組んで小首を傾げている。
「オラはカイトじゃ。栞、じゃったの。誰か呼んできてくれんか? できれば大人がええんじゃが……」
オラは屈み込んで、小さな女の子の両肩に手を置いて、小さな女の子の顔を覗き込む。
その時、廊下の奥から足音が聞こえた。
足音は栞の後ろで止まった。
オラは思わず栞から顔を上げる。
栞の後ろに立つ男。
省10
830: 浅村栄斗(福岡県) (ワッチョイ e917-yILz [116.94.119.125]) 2022/09/10(土)03:21 ID:FD7/bjso0(3/164) AAS
「うーん……確かに、見た感じは光秀じゃないな。顔は似てるけど……あれ? そのブレスレット、ひょっとしてアルガスタの物だろう? ユニフォンじゃ見かけないしな、ブレスレットなんて。……そうか、キミが私の先祖、カイトくんだね? カイトくんのことは、お婆によく聞かされたよ。英雄伝としてね。そうか、この日が来たか。ようこそ、ユニフォンへ。僕は未来のアルガスタからこっち(ユニフォン)に移住してきた、佐藤葛城だ。ああ、アルガスタでの名前はアランだ。アルガスタでは刀鍛冶を営んでいてね、僕の技術をこっちに売りにきたんだ」
男は、オラの左手首に付けている白色のブレスレットに目が止まり、男はオラに訊いた。
その後、男は面白くもなくまくしたてた。
男が信じがたいことを言うので、オラは苛立って眉間に皺を寄せた。
オラは口を尖らせて腕を組み、人差指が上下に動いていた。
「オラの先祖じゃと!? アルガスタの未来人じゃと!? オラが英雄じゃと!? 訳がわからんわい。おい、あんた。誰か知らんが、とにかく説明せい! ここがどこで、オラは誰で、どうしてこうなったんじゃ!? さっきから嘘言いおって、なんなんじゃ!」
オラは葛城の上着の裾を掴み、拳を振り上げた。
オラは頭のモヤモヤを掻き消すように、頭をくしゃくしゃにした。
「まあまあ、落ち着いて。信じられないのもわかるよ。栞も怖がってるし、お茶でも飲みながら話そうじゃないか。あっ、そうそう。家系図を持ってくるよ。それで、カイトくんが僕の先祖だってことが証明されると思うから」
葛城は栞と手を繋いだままオラの肩に手を置いて、葛城はオラに優しく微笑む。
831: 青木宣親(光) (アウアウウー Sa9d-yILz [106.130.72.111]) 2022/09/10(土)03:22 ID:Rzt7im1Sa(1/2) AAS
「勝手にせい。あんた、何か知ってそうじゃけえの。訊かせてもらうで」
オラは葛城の腕を振り払い、腕を組み、鼻を鳴らしてそっぽを向いた。
「ああ。カイトくんが納得するまで、僕は話すよ。さてとっ、客間に案内しよう。美味しい茶菓子でも食べようじゃないか」
葛城は栞の頭を撫でて、栞と手を繋いだまま踵を返し、廊下の奥に向かって歩いてゆく。
栞が後ろを振り向く。オラが気になるんじゃろか?
「なんでこげなことになっとんじゃ」
オラはぶつぶつ文句を言いながら、頭の後ろで手を組んで、葛城の背中を大股で追いかける。
試しにオラの頬を思いっきり摘まんでみる。
省14
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