国立アイヌ民族博物館ウポポイ(民族共生象徴空間) (683レス)
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(3): 2021/03/07(日)02:20 ID:ElzFhm8y0(1/4) AAS
日中韓(CJK)の遺伝的分岐については、中国科学院大学によるこの論文がもっとも詳しい

Genetic structure, divergence and admixture of Han Chinese, Japanese and Korean populations
doi: 外部リンク:doi.org

有用な論文にも関わらず、日本のメディアによる翻訳記事が一つもないのが嘆かわしいが
中国の学者たちは、「日中韓を遺伝的に識別することは十分に可能であり、この研究結果は医学に大きく役立つだろう」と結んでいる

しかし、それはあくまでミクロな視点(東アジア限定)でみた場合であり、マクロな視点(印欧・アフリカ大陸のクラスターを加えたPCA)でみれば、その差は確実に無視される
なかでも驚きなのがペアワイズFSTの統計 CHB-KORの差が0.0026 KOR-JPTの差が0.0033 JPT-JPRKの差が0.0062 JPT-CHBの差が0.0070 となっている
現代日本人は、琉球人よりも韓国人により遺伝的に近いと数値ではっきり示されている

ADMIXTURE分析では、緑色がSEAC(東南アジア・コンポーネント)、赤色がNEAC(北東アジア・コンポーネント)と説明されている
人種議論では、よく「北方系」や「南方系」などの言葉が飛び交うが、グラフを見る限り、日本人も韓国人もただの雑種に過ぎないというのが真相なのだろう

しかし、この論文が伝えようとしているのはそんなことではない
KORはCHBの亜種であり、JPTはそのKORの亜種に過ぎない、というのが真のメッセージだ
つまり現代科学のデータを用いた中華思想である。少なくとも私はそう受け取ったが

PCA of all the 10 Asian sample populations
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