[過去ログ] aiko LOVE LIKE POP Vol.606 (1002レス)
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876: 2020/08/28(金)13:19 ID:k7nw7BX60(1/4) AAS
【子犬・子猫の流通にひそむ闇/死亡リストを獣医師が分析】
日本では繁殖から小売りまでの流通過程で毎年約2万5千匹もの犬猫が死んでいる。
なぜこれほどの数の犬猫が死ぬのか。
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
朝日新聞はある大手ペットショップチェーンが作成した、仕入れた子犬・子猫の死亡リストを入手した。獣医師らの協力で分析すると、ペット流通にひそむ問題が浮かび上がってきた。
877: 2020/08/28(金)13:24 ID:k7nw7BX60(2/4) AAS
●「D犬リスト」と呼ばれる内部資料

入手したのは、全国で約150店を展開する大手ペット店チェーン(本社は埼玉県内)が作成した、22カ月分(2015年4月〜17年1月)の死亡リスト。
同社が仕入れた子犬・子猫のうち死んだものが月ごとに記されており、社内では「D犬リスト」と呼ばれているという。

月によって若干の違いはあるが、死んだ子犬・子猫について、展示販売していた店舗名▽仕入れ日▽仕入れたペットオークション(競り市)▽種別▽性別▽病状や治療経過、などが記入されている。

15年10月以降のリストには仕入れ数に占める死亡数の割合「D犬率」も示されており、割合が最も高かったのは230匹が死んだ16年8月で6・0%。月平均は3・6%だった。

これらのリストを公益財団法人動物臨床医学研究所の獣医師らに分析してもらった。すると「下痢・嘔吐」や「食欲不振」が死につながっていると見られるケースが目立った。D犬率が最高だった16年8月では66匹が「下痢・嘔吐」、61匹が「食欲不振」の症状を見せていた。
省7
879: 2020/08/28(金)13:30 ID:k7nw7BX60(3/4) AAS
●獣医師「子犬・子猫に大きなストレス」

同研究所理事長で獣医師の山根義久さんは「明らかに感染症にかかっているとわかる症状がこれだけ出ているのには驚いた。繁殖と流通の段階で衛生管理が行き届いていないのではないか」と指摘する。

一方で、同社で子犬・子猫の健康管理に携わっている獣医師はこう証言する。

「必死に治療をしているが、店舗に入ってくる段階で既に状態が悪すぎる子が多いのが現実。私たちとしては、繁殖業者の段階で健康管理を徹底してもらいたいと思っている」

山根さんはさらに、特に暑さや寒さが厳しい時期の輸送や一部のペット店での飼育環境に問題があるのではないかと指摘する。
「下痢や嘔吐、食欲不振が多いのは、それらの要因が子犬・子猫にとって大きなストレスになっているためだと考えられる」
省14
881: 2020/08/28(金)13:35 ID:k7nw7BX60(4/4) AAS
※ペットオークション(競り市)で子犬や子猫が入れられた箱↓
画像リンク[jpg]:i.imgur.com
※ほとんどのペットショップが通常ペットオークション(競り市)で子犬や子猫を仕入れている↓
画像リンク[jpg]:i.imgur.com

●毎年2万匹以上が流通過程で死亡

朝日新聞は17年11月、「犬猫等販売業者定期報告届出書」を回収している全国99の自治体にその合計数などを尋ね、集計した(回収率100%)。
すると16年度は犬1万8687匹、猫は5556匹の計2万4243匹が、繁殖から小売りまでの流通過程で死んでいた(15年度は計2万4954匹、14年度は計2万3181匹)。

犬では、全国の自治体による殺処分(16年度は1万424匹)を上回る数が流通過程で死んでいることがわかった。

この届出書に記す死亡数には「原則として死産は含まない」(環境省動物愛護管理室)。
また繁殖用の犬猫で繁殖能力が衰えて引退したものは「販売または引き渡した数」に含まれるため、同じく死亡数としてカウントされない。
省9
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