[過去ログ] 【生誕】松本清張【100年】 (1001レス)
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(2): 2009/02/12(木)23:09 ID:bxtRYhrc(1/2) AAS
松本清張さん生誕100年ということで、本屋で清張さんの本がよく特集されていたので、宮部みゆき選の短編集を購入しました。
(前スレではあまり評判良くなかったみたいですねw)
確かに面白いですが、20歳の若輩者には、どこか古い感じがしてしまい…
とっかかりとして、何か現在の社会情勢にも通じるテーマを取り扱った作品を読んでみたいなぁと思います。
我が儘な質問ですが、そのような作品があればご教授ください。
よろしくお願いします。
15: 2009/02/12(木)23:10 ID:bxtRYhrc(2/2) AAS
>>14に追加です
出来れば、短編でお願いします。
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(1): 2009/02/13(金)00:28 ID:y75qb/dZ(1/2) AAS
清張の復刊文庫、500円台〜せいぜい600円台中心、時には400円台。
司馬遼太郎の新装版文庫、700円台〜800円台中心、時には900円台。

この差は・・・??
伍代夏代のコンサートは\6000で聴きに行けるが、和田アキ子のは\8000要る、てなものか?
17: 2009/02/13(金)00:58 ID:0nsUEiXH(1) AAS
>>16
復刊と新装の違い
18: 2009/02/13(金)08:01 ID:4kZuIXm5(1/2) AAS
オーダー本ってのが出てるね。
5000円とかですが。
19
(2): 2009/02/13(金)09:36 ID:F3Go2DK/(1) AAS
>>13
これはまた魔神さんらしくない発言ですね。
島崎藤村の歴史考証・歴史認識はめちゃくちゃで、三田村鳶魚あたりに
厳しく批判されて「夜明け前」などは改版で書かえたほどだよ。
最近では高島俊男なんかも批判していたけど
「民意を代表する」だの「交通事業に参加する」だの
江戸時代にあるはずもない言葉や概念・観念を平気で登場人物に語らせる
大バカものの藤村を、歴史好きの清張先生が評価していたとは
とても思えないね。当然、大NGだったと思われます。
20: 2009/02/13(金)10:12 ID:4kZuIXm5(2/2) AAS
藤村は一緒に住んでた姪に手をつけたり、若い女中に手をつけたりと、
乱脈な性関係はあったから、
「文豪」でこうゆうのやってほしかったが、遺族がいるからね、無理。
鏡花、逍遥、長谷川なんかは子孫がいないから書けたんでしょう。
坪内は実子はいないけど、養子はいた。
21
(1): 2009/02/13(金)10:13 ID:al8gEktF(1) AAS
>>14古さを感じるのは仕方ないんじゃないかな、
あの昭和の感じがいいって所もあるし。
新潮文庫から出てる短編集はどれも面白いよ。
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(1): 2009/02/13(金)12:23 ID:qKVlXK/s(1) AAS
2月7日付け日経新聞によると
松本清張は最終学歴が小学校卒業ということから社会に対する反逆と
ルサンチマンの作家とみなされて文芸賞からは無縁だったということです^^;

ただ大衆小説家っていうカテコライズされてただけだろw
23: 2009/02/13(金)13:03 ID:f0X8APPc(1) AAS
アホすぎる
前回の太宰対談に続き酷い記念記事が続くな。
24
(2): 2009/02/13(金)14:54 ID:7JzpzEse(1) AAS
>>21
ご返答ありがとうございます。
もちろん面白いとは思っていますが、現在に通じるテーマで清張さんが書いてるものはないかなぁと思って、尋ねました。
皆さんから返答がないということは、清張さんの場合はそういう古さも楽しめということなんですかね。
25
(1): 2009/02/13(金)21:32 ID:yW0phsaY(1) AAS
>>22
晩年はよく知らないけど、ある時期まで清張さんは日本共産党の党員だったから、おかみの表彰はなかったはず。
26: 2009/02/13(金)23:18 ID:y75qb/dZ(2/2) AAS
清張ほどの人でも、共産党にかぶれるか、と当時思ったよ。
70年代の頃だよ。田中金脈とかロッキード疑獄だとか・・・
田中金脈は言い掛かりだしロッキードはデッチ上げ事件で、健全保守の者にはわかっていたこと。

でも、清張はその後、共産党の欺瞞性に気付いたというので、「まあ可愛いところもあった」と許している。
27
(3): 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/02/13(金)23:28 ID:qzPEU4ZW(1) AAS
清張先生の歴史・時代小説も例によって御都合主義と俺流解釈満載、
「かげろう絵図」の下山事件見立ては、感心するより笑ってしまった・・・
ゆえに、小説として「破戒」(本作も同和問題に対する認識に問題有りとされている)や
「夜明け前」に興趣を抱かなかったとすれば不思議としか言い様がない。
清張先生の自然主義文学に対する評価は「つまらない」とされているからである。
確かに、徳田秋声、国木田独歩等の作にこの感を抱くのはわからぬでもないが、
自然主義文学を代表する作家で今も読み継がれる藤村、花袋には清張先生の興を惹くような作
が存するように思う。

>>24
不変のテーマ(老境の生き様)ってことで、とにかく「老春」読んでみて。
28
(1): 2009/02/14(土)01:14 ID:bY0gZV/t(1) AAS
清張の亡くなった時は、真夏の真っ盛り。幼稚園の年長組の時だった。
新聞の扱いは、小学校の時の司馬遼太郎のに比べて小さかった。
家が出版社で店中新聞だらけ。トップ記事になってない新聞も多かった。

司馬遼太郎の時は、どんな地方紙も全ての新聞が夕刊トップ・全幅大見出し。
「東京スポーツ」「大阪スポーツ」までもが同じ扱い。
テレビは、NHKはもちろん多くの民放でも番組を中断して臨時ニュース。
テレビだらけの店内が朝から異様な雰囲気で大騒ぎ・・・。
29: 2009/02/14(土)07:37 ID:G6WJtvZz(1/2) AAS
清張と比肩されるべきは司馬遼太郎なんかじゃなく手塚治虫だよ。
30
(1): 2009/02/14(土)07:54 ID:nBWQUUZ+(1) AAS
いあやそれをいうなら、バルザックとか大デュマでしょう。
31: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/02/14(土)09:31 ID:Qxj1YRtQ(1) AAS
>>30
森村誠一説だね。
NHKアーカイブスの清張特集で力説していた。
作家としては日本語という言葉の壁があったのが惜しかったと語っていた。
32
(1): 2009/02/14(土)11:04 ID:i6UjDLzg(1) AAS
>>28
そりゃそうでしょ。
司馬さんは産経の記者出身で、転換期の英雄を活写して、この国のリーダーたちからアイドル視されていた御用作家だからね。
それに対して、清張さんは、下々の庶民の視点から社会の暗部を糾弾するタイプの反体制的な作家だったから、真逆だわなあ。
それぞれを支持した読者層は、ずいぶん異なっていたはずですよ。
33
(1): 2009/02/14(土)11:39 ID:kRCUlTGr(1) AAS
>>32
司馬さん、清張さんの両方を愛読している私は、懐が深いなぁ〜。
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