[過去ログ] 【生誕】松本清張【100年】 (1001レス)
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947: 2009/10/12(月)22:43 ID:xCDvLt7e(1) AAS
砂の器はなにも殺すまでのことはないとも思えるが
身元を偽っているという自分の過去を、職務熱心だった元警察官に、
黙っていてほしいというのはやはり無理だったのかもしれない。
小説に直接描写されてない部分で、この際だから身元を公表したらどうかね
のような会話が二人の間にあったとも推測される。
948
(2): 2009/10/12(月)23:08 ID:XTFUQR/P(1) AAS
温泉街で愛人と一緒にいるのを見られたから殺しただの、殺すまでないこと多いよ。清張は。
完全犯罪をしたあとに峠のさみしい道で前を歩いていた少女を犯したなんてのもあったし。

>>946
有名な都市伝説の元?になった話があったね。
頭巾を被ったお武家の家来が、家族を一人ずつ連れて行って殺される話。
949: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/10/12(月)23:34 ID:ZGTYZEe2(1) AAS
>>948
>清張は。
>完全犯罪をしたあとに峠のさみしい道で前を歩いていた少女を犯したなんてのもあったし。
タイトルは?
ここまでえぐい話は無かったと思うが。
>頭巾を被ったお武家の家来が、家族を一人ずつ連れて行って殺される話。
「めくら頭巾」ではないが、これは?
950
(2): 2009/10/13(火)10:57 ID:dmRt6Whv(1) AAS
>完全犯罪をしたあとに峠のさみしい道で前を歩いていた少女を犯したなんてのもあったし。
タイトルは?

今手元にないけどたしか「史擬」とかいう短編じゃなかったかな。その状況は。
951
(1): 2009/10/13(火)14:51 ID:ZlpCYIrZ(1) AAS
関係ないけど、ファンの方は必見!
デアゴスティーニで松本清張特集
今日発売。創刊号290円、13号で完結

外部リンク:deagostini.jp
952: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/10/13(火)20:42 ID:DzCOJJLq(1) AAS
>>950
「史疑」(「死の枝」収録)でしょ。
レイプでなく和姦だし、少女でなく20代前半の女だし。
この和姦の結果が巡り巡って犯罪露呈のきっかけになるという次第。
953: 2009/10/13(火)22:35 ID:E0wBsBwT(1) AAS
>>951
それ立ち読みしてみたけど、薄いのはともかく
清張作品の特集として、特に新しい着眼点があるわけでもなかったし
既存の情報を手軽にまとめて出していくって作りだったね。
何となく読むにはいいかもしれんが。
954: 2009/10/14(水)00:20 ID:vVshiuzU(1) AAS
佐野眞一さんは前掲の連載で、これまでわからなかった『日本の黒い霧』の隠れた取材協力者を明らかにしたほか、「清張が"昭和の大作家"と呼ばれるのは、質量ともに驚嘆すべき作品を生み出したエネルギーもさることながら、
タイプの違う個性的な編集者を引きつけたその巨大な磁力ゆえだった」と、編集者の証言で清張論を綴った。その編集者とは当時、文藝春秋の半藤一利さん、藤井康栄さん(北九州市立松本清張記念館長)、
中央公論社の宮田毬栄さん、光文社の桜井秀勲さん、講談社の大村彦次郎さん、新潮社の鍋谷契子さん、朝日新聞社の重金敦之さん、
読売新聞社の郷原宏さんなど錚々たる顔ぶれで、それぞれが知る清張の素顔を語っている。宮田さんは、中央公論社発行の『日本の文学』全80巻に清張作品が入らなかった経緯を詳らかにした。藤井さんへの取材を通して、
佐野さんは、戦後ノンフィクションの傑作『昭和史発掘』がもつ圧倒的破壊力の秘密を、「清張の怨念と藤井の負けず嫌いの魂が、いわば"核融合"して生まれた記念碑的作品」と論じている。
955
(1): 2009/10/14(水)02:02 ID:fYWtAuaH(1) AAS
>>948
もしかして、「家紋」のこと?実際の事件を題材にしたやつ
吹雪の夜に父、母、幼児を順に連れて行こうとするが、幼児は隣家の主婦が預かる

頭から何かすっぽり被ってたから長身に見えたが実は小さいのでは?
寺なら提灯がたくさんあるから細工出来るのでは?

と、成長して寺に息子に嫁いだ生き残りの女の子が気付く話
956: 2009/10/14(水)10:39 ID:dJDdqWcK(1) AAS
清張作品にある恐怖とは、乱歩的都市伝説的恐怖とはまったく対局にある
普通の日常の中に転がっているような恐怖である。
957: 2009/10/14(水)18:13 ID:P+uLl+Nc(1/2) AAS
文藝春秋の担当も藤井さん以前は資料集めなんかやらなかったそうだし
やっぱり藤井さんは女だし仕事の進め方もわからずムキになって協力したから
他の社の人も追随せざるをえなかったんじゃないだろうか。
958: 2009/10/14(水)19:28 ID:WBzEfMWm(1) AAS
藤井さん女だったの?
959: 2009/10/14(水)19:35 ID:Ml07ADEM(1) AAS
ミヤケンと喧嘩別れする前は赤旗の記者を5人くらい専属で使ってたんじゃないかな。
だから予断と偏見に満ちた資料ばかり集まったので、
「日本の黒い霧」みたいなのができた。
960: 2009/10/14(水)20:02 ID:6nVjFs6Y(1) AAS
清張先生は批判精神には溢れていても、日本の権力構造それ自体は
直接批判したりはしないのだ。
別に肯定していたからというより、そこは大衆小説家として踏み込まない領域
と計算していたのだろう。
そういう暗黙の了解があったればこそ、文藝春秋社のお抱え作家のような地位でいられたわけだ。
961: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/10/14(水)22:26 ID:znCdFXq9(1) AAS
>日本の権力構造それ自体は直接批判したりはしないのだ。
「中央流沙」「迷走地図」「ある小官僚の抹殺」・・・
この辺を見るだけでも、この意見は外しているのがわかる。
確かに新潮も文春もお堅い方の出版社かもしれないが、左という意味でない反国家権力的な
面がある。
962
(1): 2009/10/14(水)23:59 ID:P+uLl+Nc(2/2) AAS
しかし資料読みながら書くんじゃ寝る暇なんかないだろうね実際
963
(3): 2009/10/15(木)01:05 ID:i6QIkkrs(1/2) AAS
>>950
調べたところ、短編だけど、史疑ではなかった。
もっと単純な話で、計画殺人を考えていた男が峠の道を使うことで、犯行は誰にも知られずに済むはずだった。
だが、実際に人を殺して峠の道を急いでいると、野良仕事帰りらしき地元の少女が先に歩くのに気づく。
そこで、殺人者は非日常な殺人を犯した焦燥や高揚のため少女を犯してしまう。
完全犯罪に見えた犯罪は、その事柄から暴かれていく。最後に捕まるまでの話はなかったはずです。

>>955
そうそう、それです。都市伝説の元ネタだと思っていましたが、実際にあった話だったんですね。

短編は主に図書館で借りたり、古本屋で安く買ったりしていたので失念したものが多くて済みません。
964: 2009/10/15(木)08:55 ID:uH7q5TVS(1) AAS
資料読んでそれを要約して先生に話す人や重要なとこをマーキングする人など、
データマンを数人個人的に雇ってた。
釣りミステリーの梓林太郎もそのひとり。
漫画家でいうプロダクション形式だな。
965: 2009/10/15(木)09:36 ID:uWqsBhuC(1) AAS
それで盗作騒ぎも起きたのか。
966
(1): 2009/10/15(木)21:28 ID:s4uz3I2S(1) AAS
>>963
この事件が題材になっているようですね
外部リンク[htm]:www8.ocn.ne.jp

私は「家紋」を中学時代に読んで、なんとも言えない気分になったのを覚えています。
陰惨な事件の話なのに、なんとなくロマンを感じてしまうような・・・
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