[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑5854【なんでもあり】 [転載禁止]©2ch.net (1001レス)
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762: 2015/11/22(日)12:15 AAS
『・・・なんでてめえはそんなに、俺の髪を丁寧に拭くんだ』
ずっと昔に同じような状況で聞かれたことがある。新兵だった15歳の時だ。
確かにオレは兵長の髪をものすごく丁寧に拭いていた。
自分の髪を拭くときは力任せにがしがしと水気をぬぐうし、元来オレは物事を丁寧に緻密にする性分ではないので、疑問に思われたらしい。
『さあ』
兵長に聞かれてオレはしばし考えた。
風呂の後の洗い上がりの兵長の髪は一本一本のコシが強く、タオルの下できしきしと音を立てる。兵長の髪は真っ黒なのだが、濡れているのを間近で見ると少し蒼みがかっている。
『大切だから、ですかね』
兵長の肩がぴくりと動き、そろりと身体を傾けて振り返った彼に下から睨まれた。
『そりゃあ、どういう意味だ』
省7
763: 2015/11/22(日)12:15 AAS
>>442
わいの観た巨中とちゃう?
ヒスちゃんと同じ目の色やったで
青やろ?
764: 2015/11/22(日)12:15 AAS
>>689
あーそういうシーンなんかきゃわわ
765: 2015/11/22(日)12:15 AAS
>>760
アラリの方が笑えたは
766: 2015/11/22(日)12:15 AAS
15のときの記憶をたどりながら、現在の兵長の髪を拭く。ちなみに現在のオレは18だ。
兵長の髪は乾きにくい。
ミカサの髪に似てるけど、ミカサよりずっと硬質な手触りだ。まっすぐでくせがなくて、濡れているとするすると滑って、指に絡みつくことはない。
兵長自身みたいだ。丁寧に世話するオレの手になんか少しも留まってくれない。
兵長に出会ってから3年が過ぎた。
人類は未だ壁の中に留まっているものの、巨人の秘密の幾つかが解明され、駆逐は進みつつある。近い未来に巨人を一掃して、壁の外に出ていけるのではないかという展望が見えてきた。
巨人の駆逐が進行すると共に、かつては貴族からも民衆からもボロクソに罵倒されていた調査兵団の地位は向上している。
最大の功労者はもちろんエルヴィン・スミス第13代団長であるが、民衆にもっともアピールしている最大の英雄はリヴァイ兵士長である。
18歳になったオレは相変わらずリヴァイ兵長の部下であり監視対象である。
有名であることでは多分兵長の次くらいに有名であるオレは、英雄である兵長と地位も立場もまったく異なる。
省5
767: 2015/11/22(日)12:16 AAS
乾きにくい兵長の髪に何度もタオルを押し当ててあらかた乾かしたオレは、タオルを脇に置いてソファの横から兵長の前に回り、開いたままの兵長のシャツのボタンをとめていった。
普段はだらしないところなんて全く無い兵士なのに、怠惰のスイッチが入った兵長はこんなことさえ自分でしない。
これから寝るんだろうから首元のボタンは開けたままにしておいた。
「お休み前に、何か要りますか。飲むものとか」
「お前」
「はあ、分かりました」
足を組んで深くソファに沈み込む兵長のシャツの裾のほうのボタンを留めるのに膝をついていたオレは答えて立ち上がった。
「風呂、入ってきます」
さっきの話には続きがある。
15歳のオレが兵長の髪を拭いていた時の話だ。
省10
768: 2015/11/22(日)12:16 AAS
リリ愚痴くるとコピペ始まるんて分かり易いはー
昨日はルリ爆死から始まったは
769: 2015/11/22(日)12:16 AAS
自由の翼を着ようとしていた時だ。
ぐいと腕を掴まれて気が付くとソファに引っくり返っており、上から兵長に見下ろされていた。
兵長は湯上りのせいでいくぶん膚の血色は良いようだったが、表情は普段通りの無表情だった。
タオルを頭からかぶったままで、オレが拭きかけていた前髪の髪房の先をつうっと垂れた一粒の雫がまっすぐに滴り、オレの額に落ちた。つまりはオレの額のまっすぐ真上に兵長の前髪があるということで、その体勢の奇妙さにオレはぽかんと兵長を見上げた。
『俺が大切だと言ったな』
『はい』
『じゃあ俺が望めばてめえは何でもするのか?』
『はい』
考えるまでもないことだった。
『兵長はオレにとって絶対の人です。兵長には巨人を駆逐してもらわなきゃなんねえし。いやそもそも兵長の監視がなきゃオレは生かされないんだから』
省2
770(1): 2015/11/22(日)12:16 AAS
悪文
771: 2015/11/22(日)12:17 AAS
ベッドに寝っ転がった直後のやり取りは今でも覚えている。
『あの・・・っ兵長!』
『なんだ』
『髪、濡れたまんまですよ!乾かさねえと』
オレはそのとき兵長にマウントポジションを取られていたのだが、どうにもそのことが気になってしようがなかったのだ。
母さんにしつこく言われていたからかもしれない。髪を乾かさずに寝ちゃダメよ、と。母さんはいろんなことにうるさかったけど、湯上りに髪が濡れたまま寝入ってしまうことを厳しく阻止した。
『は?・・・・髪?』
底知れなく機嫌の良くなさそうな兵長が低くうなるような声を出したので、オレは言葉に詰まったのだが、どうにも気になったので言った。
『気になるんです。髪・・・濡れたまま寝ちゃダメよってオレ、母さんにしょっちゅう言われてたもんで・・・』
言ってて恥ずかしくなった。母さんに言われてたってどこのガキだ。馬鹿かオレ。
省7
772(1): 2015/11/22(日)12:17 AAS
このヘッタクソな小説うぷしたのここのババアなんやろ?
こんなとこで宣伝した我が身を呪えや
773: 2015/11/22(日)12:17 AAS
>>770
悔しいのう悔しいのう
774: 2015/11/22(日)12:17 AAS
コピバが好きなキャラの話は基本水差しされへんねん
775: 2015/11/22(日)12:17 AAS
>>772
支部の晒しやでアホなん?
776(1): 2015/11/22(日)12:17 AAS
なんでリジ婆てこんなにわかりやすいのにバレてない体を装うんやろ草
777: 2015/11/22(日)12:18 AAS
だが、それからしばらく兵長はオレをそういう処理に使おうとはしなかった。
ベッドに押し倒されて「母さん」なんて単語をほざくガキ、大人の男からしたら萎えて相手にするのも馬鹿らしかったのかもしれない。
兵長とそういう関係になったのは、女型との戦いの夜だ。
夜の間中、瞳孔をかっぴらいたままぶるぶる震え続けるオレを兵長は自分のベッドに引きずり込んでキスして抱いた。獰猛でぐちゃぐちゃなセックスだった。
「おせえ」
イラついた声がして風呂場のドアが開けられた。
「・・・っ兵長・・!」
「あ?なんだよ、風呂のぞかれた女みたいな声出しやがって」
風呂の入り口で尊大に腕を組んだ上司は意外そうに眉を上げた。
「ドア、脚で蹴って開けないでください。壊したら面倒くさいんで」
省7
778: 2015/11/22(日)12:18 AAS
>>776
晒しとるんお前なん?
779: 2015/11/22(日)12:18 AAS
一晩中リジ叩きの横でルルンチガールリンチガールルが一番叩かれてるーやってたんか
びっくリリ
780: 2015/11/22(日)12:18 AAS
だが、それからしばらく兵長はオレをそういう処理に使おうとはしなかった。
ベッドに押し倒されて「母さん」なんて単語をほざくガキ、大人の男からしたら萎えて相手にするのも馬鹿らしかったのかもしれない。
兵長とそういう関係になったのは、女型との戦いの夜だ。
夜の間中、瞳孔をかっぴらいたままぶるぶる震え続けるオレを兵長は自分のベッドに引きずり込んでキスして抱いた。獰猛でぐちゃぐちゃなセックスだった。
「おせえ」
イラついた声がして風呂場のドアが開けられた。
「・・・っ兵長・・!」
「あ?なんだよ、風呂のぞかれた女みたいな声出しやがって」
風呂の入り口で尊大に腕を組んだ上司は意外そうに眉を上げた。
「ドア、脚で蹴って開けないでください。壊したら面倒くさいんで」
省7
781: 2015/11/22(日)12:19 AAS
化け物をベッドで嬲ってみたいという悪趣味なヤツは、たまにいる。たまじゃないか、けっこう多かったりする。
そういう誘いを受けると、オレは『兵長の許しを貰わないと・・・』と返答することにしている。いちばん最初にそういう場面になった時に焦って、そう口走ったのだ。
オレにそういう誘いをかけた最初のやつ、兵団に出資しているとかいう金持ちは、兵長の名を出すと少しひるんだ。見るからに青ざめたので、兵長になにかイヤな思い出があるのだろう。
あんまり動転しているようなので少し同情した。兵長は容赦ないところがあって、ある種の人間を平然と豚呼ばわりするし、さらに機嫌が悪かったり怒ったりすると殺人ビームを浴びせる。
殺人ビームとは、オレがひそかにつけた、兵長の眼光から放たれる光線のことだ。
もともと目つきの悪い・・・非常に鋭い眼光を持つ兵長がひとたび殺気を放つと、小心者ならちびりそうなほど刺々しく、酷薄かつ苛烈な視線となるのだ。
オレはそれで大の男が硬直する様を何度も見たし、実際にちびってしまったヤツもいる。視線ひとつで、だぞ?はんぱなさすぎんだろ、兵長の眼光。
ともかくオレをベッドに誘おうとした記念すべき?最初の男は兵長の名にびびっていた、所を、なんと偶然、兵長が通りかかった。
兵長は珍しくも焦ったような表情をして足早に廊下の曲がり角から現れたのだが、オレと目が合ってほっとした表情をした。
しかしそれは1秒間くらいだけのことで、次の瞬間、オレ達、つまりオレと、オレの手を握った金持ち男を目にしてぎょっとした顔をして、1秒立ちすくんだ。そしてその1秒後にはぎらりと眼底を光らせた。
省3
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