[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
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340: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:10 d AAS
自分にだけ見せる顔。雄の顔ではない、男のリヴァイだけが見ることのできるエレンの雌の顔が見たいのだ。
結果的には…そう、結果的にその顔は見ることができたし、自分のモノにもできたと思う。だが、エレンは心までは許してくれなかった。
「ぁ…っん、ァ、…っ…っ」
「良さそうだな、エレン」
「んっ、…は、ぃ…気持ち、いいで…すっ…はぁ、アッ」
エレンの背中にちゅ、ちゅ、と吸いつきながら、腰を掴んでぐちゅぐちゅになって解れている後孔を何度も穿つ。
外気に触れれば熱を持つローションがエレンの内側の肉をますます敏感にしてしまうようで、中は火傷しそうなほどに熱かった。
こうしてセックスするようになって、どのくらい経つだろうか。季節は冬から春に変わっていた。
エレンはやたらセックスをねだるようなことはしなかったが、我慢ができなくなるとリヴァイのところにやってくる、そんな感じだった。
まだ少し、リヴァイに抱かれることに戸惑っているようだったが、指先でも触れればその体は素直になった。
省5
341: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:11 d AAS
顔を真っ赤にして瞳を潤ませ、荒い息を繰り返すエレンは驚いた様子でリヴァイのことを見た。
「な、なん…っ」
「たまにはいいだろ。声、我慢するな」
「えっ、ちょっと待っ…アッ、」
「いいな?」
「あぁ…っ、待っ…リヴァイさ、まだ、いれないで…っ」
「ああ?」
抜いたばかりでまだ少し開く後孔に性器の先端を押しあてようとした所で、エレンがそこに手を伸ばしてそれを阻んだ。
「こっちでするなら、…っ手、縛ってください…っ」
省16
342: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:11 d AAS
・・・
「…それで、それを聞かせられた私はどうすればいいの?」
わいわいと騒がしい居酒屋でリヴァイは正面の女性に冷ややかな視線を向けられていた。
話していた内容は、到底人のいるところでは出来ないほど下世話な話で、この居酒屋が辛うじて個室になっているということだけが救いだった。
隣の声はもちろん聞こえる。
まぁ、両隣ともすでに酔っぱらって大騒ぎなので、こちらの会話が聞こえてはいないと思うけれど。
エレンが縛ってひどく抱いてほしい、と言ってくる。
と、リヴァイは酒が届くなり言ったのだ。
「俺はアイツと普通にセックスがしたい。優しくしてやりてぇ」
「…すればいいじゃない。」
省7
343: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:11 d AAS
それはそうなのだが、リヴァイはそれでは納得できないのだ。
「どうして?だってさ、君の可愛いエレンはセックスしたい時に来るわけで、リヴァイだって自分の所にきてくれて満足。
彼は気持ちいいし、お互いそれだけの関係でしょう?実際それだけの繋がりでしかないんだし。むしろそれだけの関係ならもっと気持ち良くなりたいと思うんじゃない?」
女だというのにはっきりと言うハンジに若干ひきつつも、リヴァイは一理あるその言葉に眉を潜めた。
「それじゃあ体だけみてぇじゃねぇか。アイツはセフレじゃない」
「は…本気で言ってる?セフレじゃなかったらなんなの?」
リヴァイは黙考した。
エレンはセフレじゃない、と思う。
確かに会う度にセックス…というかセックスするためにしか会わないけれど、リヴァイの中ではそうではないのだ。
省7
344: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:11 d AAS
こんな関係になる前、二度も強引に抱いてしまったことを少なからず後悔していたリヴァイは言うなればただの不器用で、これ以上嫌われてしまわないようにするにはどうしたらよいかわからなかった。
とりあえずもう無理矢理に手を出すことを止めよう。そう思っていた。
けれど、あの日エレンに初めて呼びとめられた。
何か言いたいことがあるのだろうと、あまり人の入らない保管室に連れていった。エレンは何も言わなかった。
体に触れてしまうと抑えが利かなくなるから、出来るだけ触れないようにした。
煽るようなことを言ったのも、エレンがいつでも逃げ出せるように逃げ道を作ったつもりだった。
けれど、エレンは顔を仄かに赤くして、潤んだような瞳を期待に染める。
以前とは違う反応だった。
物欲しそうにリヴァイを見つめ、自分から顔を近づけてくる。
ああ、可愛い。
省9
345: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:12 d AAS
男であるエレンに女を抱くなとは言わない。
異性を抱きたくなるのは人間として当然のことで、そこまでエレンを縛りつけることはできない。
リヴァイが抱くのは女も男も関係なくエレン一人で十分だけれど、それはリヴァイが勝手に決めたことだ。
でも、どうしても、エレンを抱く男は自分だけでありたかった。
そうしたらエレンは、苦しそうに顔を歪めて自分の元に堕ちてきた。
女の人のところには行かないで、と声を震わせて。
エレンももしかしたら自分以外を抱かないでほしいと思ってくれているのかもしれないと思った。
己だけを求めて欲しいと。
エレンもリヴァイと同じ気持ちなのかもしれない、と。
そう思ったら我儘だとわかっていてもエレンの心が欲しくなった。
省17
346: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:13 d AAS
そんなことどうでもいいからただ抱いてほしい、と、それだけを望んでリヴァイのところにきているのかもしれない。
二人の間に気持ちは不要だと言われているような気がした。
「言ったらエレンはもう俺の所にはこない。…離したくねぇ。でも、同じように気持ちを返して欲しいと思うのは、ただの俺の我儘だ」
「…すいぶん拗らせたね。どちらにせよ、恋人にしたいならセフレのままじゃ駄目だよ。それはわかるよね?」
私はそのエレンと話したことはないからわからないけど、と続ける。
「好きって言えないなら言わなくてもいい。でも、もし本当に一線を引かれているっていうなら、一度踏み込んでみるべきだ。踏み込めば、エレンが何を考えているかわかるんじゃない」
ハンジはそう言うと、荒技だけど、と笑いながら酒を煽った。
・・・
省11
347: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:16 d AAS
大方、告白されただとか、ここに来るまでに変な女に捕まったとかそんなことだろうと安易に予測はついたが、そんなこと言わなければわからないのに、わざわざ風呂に入ろうとするなんて、余程不快だったのだろうか。
「…入って来い」
エレンは少しホッとしたように息を吐いて、バスルームへと向かった。
手持無沙汰になってしまったリヴァイは窓際の椅子に腰を下ろして煙草に火をつけた。
戻って来たエレンは性急に求めてきた。
温まった体はしっとりとして仄かに赤く色づいている。
作り出された香料の香りが鼻についたが、いつものエレンの香りではないそれを纏っていると、他人のモノになった彼を抱いているようで少し興奮した。
唇が腫れてしまいそうなほど貪りながら、エレンが弱いところを攻める。
乳首はすでにぷっくりと固くなって主張し、指で捏ねたり弾いて引っ掻いたりすれば、エレンはアッ、と短く喘いだ。
性器はもうとっくに固く勃ち上がっていて、ふるふると震えながら先走りを垂らしている。
省12
348: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:16 d AAS
やはり後ろからがいいのか、と思った。リヴァイがこうしろと言う前に、エレンはこうして後ろから受け入れる体勢をとる。
後孔をほぐすのも入れるのもこの方がやりやすいのであまり気には止めなかったが。
「ぅあ…っ、っ」
ローションを後孔に垂らし、自分の指にも纏わせた。
きつく閉ざされたそこを指の腹でゆっくりと撫でる。
くちゅ、くちゅ、と音がしてだんだん温まってくると、エレンの口からも熱い吐息が漏れ始めていた。
「は、ん…はぁっ…ぁ、…っ」
次第に後孔がヒクつき始め、固く閉ざしていたはずのそこが早く入れてと指に吸いつく。
指先を少し入れて抜く、を繰り返す。
省14
349: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:16 d AAS
強張っている背中を撫でればビクビクッと震えて中もヒクつく。
背中に覆いかぶさって乳首をきゅうっと摘めば中もリヴァイの性器をぎゅっと締め付けた。
「動くぞ、」
「あ…っ、はぃ、突いて、奥、いっぱい突いて…っんっ、ああっ、」
エレンの顔の横に手をついて、エレンの言う通り奥まで突いてやる。
その度にガクガクと体が震え、ぢゅ、ぐぢゅ、と中をかき混ぜる音とエレンの甘い声がリヴァイの耳にまで届いた。
「あっ、もっと、ひどくして…っ、んぅ、はぁっ、アッ、アッ中に、中にだしていいからぁっ…もっと、してっ…ひああっ」
また、エレンは「ひどくして」と乞う。
瞳を潤ませ、快感に熱い吐息を洩らしつつも、その顔は苦しそうに歪められていた。
省16
350: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:16 d AAS
リヴァイはまだろくに減ってもいない煙草を灰皿に押し付けて、ベッドに近づいた。いつの間にかエレンはリヴァイに背を向けるようにして横になり、体を丸めていた。
「だから、優しくすんなって言ってんですよ」
「ああ?」
「ひどくしていいって何度も、」
「俺にそんな趣味はねぇ」
最初は無理矢理だった。だからこそ、今は優しくしてやりたいし、エレンの体にあまり負担がかからないようにしてやりたいと思っているのに、エレンは何故か苛立っているようだった。
「何が気に入らない?」
「…、」
「何でもすればいいって言うなら、俺はお前にひどいことはしたくねぇ」
省14
351: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:17 d AAS
ああ、その通りだ。エレンは何もわかっていなかった。
何も伝えていないのだから、理解しろと言う方が無理かもしれない。
でも、今リヴァイが何を言ったとしてもきっとエレンは信じようとはしないだろう。
だったら、わからせてやる。
その腕を引き寄せ、ベッドに組み敷いた。
顔には出ないが、明らかに苛立っているリヴァイを見て、エレンが目を大きく見開いて驚いた。
「な、離せよ…っ」
「うるせぇ、黙ってろ」
「んぐっ」
リヴァイは大きな掌でエレンの口元を塞ぐと、そのまま押さえつけて耳元で囁いた。
省3
352: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:17 d AAS
リヴァイとのセックスは気持ち良すぎて堪らなかった。
腹の奥に男根を埋め込まれ、ぐぽぐぽと出し入れを繰り返されれば敏感な肉はそれを締め付ける。
まるで女のようだ。
リヴァイに言われたように本当に雌にでもされたのかと思う程に、与えられる快感にエレンの体は喜んだ。
エレンには複数の異性のセフレがいる。
けれど、リヴァイとセックスをするようになってから、めっきり連絡をしなくなった。女とのセックスが嫌になったわけではない。
だが、女を相手にしたところでリヴァイとのセックス以上に気持ち良くなれるとも思えないのだ。
そうして自然に連絡が薄れれば、相手からの連絡がくることもなく、関係は消滅していった。
それだけの関係だ。セフレなんて。
省13
353: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:17 d AAS
リヴァイは他の男や女を抱くことはできるが、エレンはリヴァイに拒絶されてしまったらただ取り残されるだけで、その体を自分で慰めなければならないのだ。
エレンは他の男は駄目だ、というリヴァイの言葉を律儀に守っている。元々、他の男に体を差し出す気など少しもないが。
幸い、先ほどに会って話をした時、今日は比較的忙しくない、と言っていた。
たぶん今日ならば断られずに済む。『今日行くから』『セックスさせて』なんてセフレ相手にメッセージを送っていたのに、相手の様子を窺うように『今日空いてますか』とメッセージを送るのは何とも笑える話だった。
・・・
体は正直で、気持ち良すぎる快感に勝手に逃れようとしてしまう。
何かに掴まっていないと逃げてしまうからエレンはシーツを握りしめ、枕に顔を押し付けて耐える。
呼吸も苦しい方がいい。
思考が快楽で埋め尽くされている今、口を遊ばせていたら何を言ってしまうかわからないからだ。
省12
354: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:18 d AAS
そんな風にリヴァイが抱くから、正面から受け止めるのはどうしても躊躇われた。
掴むものがなくなってしまうし、リヴァイの優しいキスを正面から受けるのは何故かとても怖かった。
それなのに、
「おい、エレン」
「ぁ…な、なに…っン、ぁっ、っ、…アッ、ひあ!」
急に中から性器をずるりと抜かれると、正面を向かされた。
肩で息をしながら額にうっすらと汗をかくリヴァイが瞳に映る。
「な、なん…っ」
「たまにはいいだろ。声、我慢するな」
省11
355: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:18 d AAS
社内で偶然リヴァイを見かけただけで熱くなってしまう体を引きずりながら家に帰ってくると、ご飯も食べずにベッドに横になった。
油断すれば熱を持つソコに手が伸びてしまいそうになる。
でもまだ、リヴァイとセックスしてから二日しか経っていない。頻繁に連絡して迷惑になるかもしれないと考えるなんて本当に笑える。
リヴァイから連絡が来たことは一度もなかった。むしろあっちから連絡が来れば、遠慮なんてしなくて済むのに。リヴァイはセックスしたいと思わないのだろうか。
「…あぁ、」
エレンは思い出した。
リヴァイはあの日、女は許すと言っていた。リヴァイはエレンが他の女とセックスすることに対して何も思わない。
エレンはリヴァイが抱く他の女を自分と重ね、夢の中の自分にさえ嫉妬したというのに、リヴァイは何とも思わない。
それはたぶん、リヴァイも他の女を抱いているからだ。
省4
356: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:18 d AAS
だったらどうしてあんな優しく、壊れ物を扱うように触れるのか。
そんな風に女も抱いているのか。そう思うと堪らなく嫌だった。
見つめる視線も、その指も、女と比べているんじゃないかと不安になる。
固いばかりの体が女よりも勝っているところなんてない。
比べるくらいなら、女とセックスしたほうがいいに決まっている。
エレンとリヴァイの関係はエレンが一方的に手を伸ばしているようなものだ。
リヴァイはその手をとることも、遠ざけることもできる。
だからこの関係はエレンがリヴァイに手を伸ばし続け、リヴァイの愛想がつきないよう適度に距離を保たなければすぐに終わってしまう。
終わらせたくない、とエレンは思う。
どうして、と問えば今まで気付かないふりをしていた感情はすぐに答えをくれるかもしれない。
省5
357: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:18 d AAS
・・・
「あー!エレンくん!」
「お疲れ様です」
リヴァイと時間をずらして会社を出る時、ちょうどエレベーターで一緒になった年上の女性社員二人に挨拶をする。
金曜日だからか、気分の良さそうな二人はこれから飲みに行くらしい。
「エレンくんも行かない?」
「女二人じゃつまらないし、エレンくんが来てくれたら嬉しいな」
細い手がエレンの腕に巻きついて、ぐっと寄せられる。
もはや抱きつかれているのと同じくらいに近い距離に、エレンは少し眉を顰めた。
省10
358: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:19 d AAS
今リヴァイはどんな顔をしているのだろう。
しかし、振りかえることも、正面からリヴァイを受け止めることもしたくはなかった。
その顔を見てしまったら、絶対に彼に縋ってしまうと確信していたからだ。
リヴァイを求め、その体に腕を回して引き寄せて呼吸を近くて感じたい。
離したくない、離して欲しくないと口走ってしまいそうになる。
それを耐えるようにエレンは枕に顔を押し付けて、リヴァイに縋りつきたい衝動をシーツを握りしめて耐えるのだ。
「んっ、…っ、ぅ、はぁっ…あ、」
無防備な背中をリヴァイの指が滑る。優しくするな、まるで大切だとでも言うように触れるな。
「あっ、もっと、ひどくして…っ、んぅ、はぁっ、アッ、アッ中に、中にだしていいからぁっ…もっと、してっ…ひああっ」
エレンは「ひどくして」と乞う。
省5
359: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:19 d AAS
エレンは決めつけて、リヴァイに当たった。
終わらせたくないと思っていたのに、一度口にしてしまえば止まらなくなった。
「オレは男なんですよ…っだから、女みたいに抱くんじゃねぇよ…っ」
「そんな風にするなら、他を当たってください」
「女みたいにするなら、女とセックスした方がいいに決まってる」
ああ、終わりだ。
こんな面倒な事を言う奴はセフレに必要ない。だったら、捨てられる前に自分から離れた方がマシだ。
けれど、リヴァイはエレンの腕を掴んだ。強引にベッドに組み敷かれて、視界に映ったリヴァイは明らかに苛立っていた。なんで、どうして。
アンタはオレを引きとめる程オレを想ってはいないだろう。
省9
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