[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
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480: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)12:02 d AAS
どんな洗い方されんだ!? あわあわとエレンはうろたえた。
どうしようなんか虎の尾を踏んだ。いや、もしかしたら最初から踏んでいて、リヴァイの忍耐が切れただけだったのか。
未知への恐怖に本能が逃げたがるが、そもそもこれは最初からエレンが望んでいたことではなかったかと思うと体が動かない。
まだ朝なのに、これから何をされてしまうのか。
何を教えられてしまうのか。
怯えたままリヴァイにしがみつくままなエレンは、しかし脱衣所で鏡に映る自分の顔を見て唖然と口を開けた。
さぞや青ざめているのだろうと思った自分の顔が、はしたないくらい真っ赤だったのだ。
「降ろすぞ」
声とともに抱っこから降ろされる。ふんわりしたマットの上に降り立ったエレンは、浴室のドアを開けるリヴァイのシャツを掴んだ。振り向いたリヴァイが鋭く反応する。
「なんだ。反論は却下する」
「はい」
紅潮の冷めぬまま、エレンはリヴァイをしっかりと見据えた。なんにもわからなくたって、なにをされたって、覚悟はありますと伝わるように。
あなたが好きだって、伝えるように。
「望むところです」
そうしてエレンは、噛み付くようにくちづけた。
その後の二人を語る必要はあるまい。出会いの瞬間からフルスロットルで爆走しているバカップルにとって、エレンの一夜の暴走などその磐石になんの影響も及ぼさない。
ただ、リヴァイの部屋にエレンの実家の家具が運ばれ、冷蔵庫には苺ミルクが常備され、棚にはテディベアのぬいぐるみが置かれるようになった、ただそれだけのことである。
ちなみにこれはエレンの余談だが、後日我に返ったジャンにその後の経緯を尋ねられたので、「オレの存在自体がテクニシャンだから大丈夫だった」と答えたら「意味がわからない」とキレられた。
END(笑)
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