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【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
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613: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 14:08:26.19 d 同時に抱くのはやはりミカサに対しての罪悪感だった。 彼女の父親のことを父親として見ることをしていない。 一人の男として意識をしている。 その為にミカサのことも多少なりとも利用していた。 悪いとも思うしいけないことだともちろん自覚はしている。 でもそれを止められない自分がいることもまた事実だ。人として最悪だ、エレンは彼らの姿を見送る度に自分を蔑んだ。 幼いミカサは恐らく気付いてはいないはずだ。 エレンが自分の父親のリヴァイに恋情を抱いていることを、まだ彼女は知らない。 エレンはゲイだ。 いつから、という明確な時期はない。 中学に入学し、周囲の友人たちがグラビアアイドルの際どい写真やクラスメイトの可愛い子の噂話などで盛り上がっていたがエレンは大して興味がなかった。 しいていうなら隣のクラスの同級生が気になる程度だったが、それは女子ではなくて男子生徒だった。 その頃はただの憧れに似た感情だと思っていた。 クラスは違ったが彼とは仲が良く、顔を合わせば話をするくらいだった。 彼はあまりよく喋るようなタイプの人間ではなかったが頭もよく誰に対しても優しかった。 自分にないものを沢山持っていたから憧れていたんだろうとはじめは思っていたが、実際は全く違った。 そのことに気が付いたのは二年目の夏休みが終わった後、彼に初めての彼女が出来てからだ。 突然心の中に出来た大きな空洞にエレンは驚き、その日はよく眠れなかったことを覚えている。 日が経つにつれてそれは「空虚」だということに気付き、自分が彼を必要以上に欲していたことに気が付いた。自分は彼に憧れていたんじゃない。 彼を欲していたんだ。 その気持ちに気が付いてもどうすることも出来なかった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/613
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