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【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
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622: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 14:11:02.37 d 便乗して気持ちを伝えるとリヴァイは「俺のほうこそ大丈夫だ」と言って肩を竦めて笑う。 「俺が倒れたらミカサの面倒を誰が見るんだ?」 「その時はもちろんオレが、」 そこまで口にして慌ててエレンは口を閉じた。厚かましい態度を取ってしまった自分を彼は恥じる。羞恥で顔が赤くなってしまい、それを隠す様にエレンは俯いた。 「何もそこまでしなくたっていいんだぞ。自分のプライベートくらい大事にしろ」 リヴァイも気に障ったのだろうか。心なしか口調が強くなって叱られている心持になる。 「……でも、」 「本当に大丈夫だ。絶対にそんなことはないから」 ちらりと視線を上げるとリヴァイはマフラーを上げて口元を隠していた。 「……でも、何かあったら連絡してくださいね」 「ああ、『何か』あったらな」 言葉を強調するリヴァイにエレンは眉尻を下げる。 きっとリヴァイが言うのだからその「何か」はエレンの元に訪れることはないのだろう。 安堵しながらも自分を頼ってはくれないのか、と寂しさも感じてしまう。 何も起こらないことがもちろん一番なのだが、「何か」が起こって自分だけを頼って欲しいのに。 今でもリヴァイはエレンを頼ってくれているとは思うがそれ以上に、彼に必要とされたい。気持ちが報われないのならそれ程度の欲求は満たされてもいいはずだ。 今日は随分と時間があるようだ。リヴァイはまだ足を駅のほうへと向けようとはしない。エレンは自分の腕時計に目を落とした。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/622
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