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【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (505レス)
【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/
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245: 名無し草 (ワッチョイ 534e-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 20:44:08.99 0 進撃腐は全員リリ厨やと思われんのほんま嫌 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/245
246: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:44:11.73 d リヴァイの唇が胸の突起を挟んで舌で嬲り出し、初めて他人に弄られる感覚に身体が不可解な疼きを覚え、遂にエレンが身悶え始めた。 「や、リヴァイさん…っ、あ…っ、んぅっ…!」 一瞬だけ拒絶の声を上げ、しかし再び口を塞いで未知の刺激に耐える。 これが所謂前戯と呼ばれるものなのだと自分に言い聞かせ、無理矢理納得させて受け身の姿勢を取る。 ネットで必死に掻き集めた知識は、結局は何の役にも立たない。 それを糧にして積極的になる事も出来ず、成す術も無く恥じらうばかりで、俎板の上に置かれた魚の様に、ベッドの上に転がっている事しか出来ないのだ。 「ん、んん…っ」 リヴァイは身長こそエレンより低いが、その手はエレンのものより大きい。 若干日に焼けた皮膚は過去に負った僅かな傷跡を残しており、爪は綺麗に切り揃えられ、甲には太い血管が浮き上がっている。まさしく、成熟された大人の手だ。 その手が、少年と青年の中間を彷徨っているエレンの肌を、その滑らかな感触を愉しむように這い回る。 唇は未だ突起を含んだままで、舌先で転がされたり吸われたり、その都度エレンは身を捩ったり息を詰めたりと忙しない。 だが高まっているのは羞恥だけでは無い。リヴァイの愛撫により引き出された別の感覚が、ある一点へ着実に熱を集めていく。 「あっ…!」 遂にその場所が暴かれようとした途端、エレンが一度は太腿まで下げられた下着とズボンを咄嗟に掴んでそれを制した。 「やだ…っ、ま、待ってください…っ!」 慌てて元の場所まで引き上げながら、顔面を隅々まで紅潮させて、必死に懇願する声には既に涙が混じっている。 「脱がさないと、入れられないだろうが」 入れる、という直接的な表現に動揺を露わにしながら、至極尤もな正論に「でも」「だって」と、エレンが要領を得ない調子で口籠る。その様に、リヴァイはそっと目を細めた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/246
247: 名無し草 (ワッチョイ f395-imw8) [sage] 2016/04/06(水) 20:44:28.18 0 わいちゃん巨中バレしてええ? http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/247
248: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:44:37.31 d セックスが前提である以上、全てを曝け出す事に抵抗がある気持ちはよく分かる。 本気を出せば、身包みを剥がす事はきっと容易い。 だが今回ばかりは、エレンの意思を尊重する事を、15歳の彼のペースに合わせる事を決めたのだ。 彼に不要な恐怖や不安を植え付けてしまっては元も子もない。 15歳、その年齢が持つ意味を改めて思い知る。まだ家庭や学校という箱庭の中で、大切に養育されている無垢な子供。 そして自分は、恋を覚えたばかりの彼の、『全てを捧げたい』と望む言葉に甘えて、己に課したルールを、部下達への誓いを呆気無く破ろうとしている愚かな大人だ。 踏み止まれば、守れるものがきっとある。踏み出せば、失うものもあるだろう。 どう足掻いても年の差は埋められない。 だがきっと、身体を重ねる事で得られるものがあるという祈りにも似た確信を胸に、今だけは何もかも忘れて、エレンという最愛に溺れてしまいたかった。 「…分かった、待つ。で?何分待てばいい?」 肩を竦めて溜息を零しつつ、リヴァイがエレンから離れてベッドの上で胡坐を掻く。リヴァイからの唐突な質問に、エレンが思わず跳ね起きる。 「な、何分!?」 待ってもらえるのは有難いが、『何分』と単位を限定されてしまっては心が急く。 焦りを滲ませながら何と答えて良いのか考えあぐねていると、今度はリヴァイが自分のシャツのボタンに指を掛けた。 「……冗談だ。そうだな、確かにお前だけ脱がすってのも理不尽な話だ。…俺も脱ぐ」 「え、えぇ!?」 そして吃驚するエレンの前で、口角を持ち上げたリヴァイが素早くボタンを外し始めた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/248
249: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:44:41.27 d そのままシャツを脱ぎ、ベッドの隅に無造作に放る。 当のエレンは唖然としたままその様子を見詰めていた。 (すげぇ…俺と、全然違う…) いつもは服の下に隠されている完成された肉体美に思わずエレンが息を飲む。 盛り上がった胸筋、割れた腹筋、逞しい上腕筋、自分との差異をまざまざと見せ付けられて男としての矜持が微かに痛んだが、それ以上にこの身体に今から抱かれるのだと改めて認識した瞬間、身体の奥底から得体の知れない感情が湧き上がる。 それはまさに『欲情』と呼ばれるものだった。 同性の裸体など今まで数え切れない程見て来たが、そのいずれに対しても羨望こそ抱いた事はあれども、魅了された事は一度も無い。 「先に、下も脱どくか?」 「い、いえ…!いいですっ!」 リヴァイの上半身に見惚れている間に、自身のベルトのバックルに及んだ彼の手に、我に返ったエレンがぶんぶんと首を激しく横に振る。 見てみたいという好奇心が頭の隅にちらついたが、エレンは無理矢理それを打ち消した。 自分が先に脱げば自分の決意も固まり易いだろうという配慮からの発言だろうが、それはきっと逆効果になるという確信があった。 それに、これ以上彼に手間を掛けさせるのは流石に申し訳無い。 他の人間が相手ならこんな面倒な手順を挟まなくても、彼の要求に素直に応じただろう。 難無く先の手順へ至っていた筈だ。それがひどく心苦しかった。 主導権を握っているのは間違い無く彼だ。だがそれを無理矢理行使する事はせず、自分の心の準備が整うのを待ってくれている。 何処までも揺るがないリヴァイの厚意に、今度こそ腹を括る決意をしたエレンが、彼の身体におずおずと手を伸ばす。 「あの、俺も…リヴァイさんに、触っていいですか?」 リヴァイの胸元に視線を留めたまま、エレンがか細い声で呟く。 ほんの僅かの沈黙の後「あぁ」と短く硬い了承の言葉が返って来た。 リヴァイの顔を見返せないまま、筋肉で膨らんだ彼の左胸にエレンが掌をそっと合わせた。 心臓の鼓動が、胸板を忙しなく叩いている。明らかに正常の域を越えた速さのそれに、エレンが瞠目する。 落ち着き払ったその表情とは裏腹に、彼の心が平穏では無い事を、それが如実に物語っていた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/249
250: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:45:08.23 d 弾かれたように顔を上げた瞬間、リヴァイがエレンの手を掴み、次いで肩を抱いてそのまま自分の方へと強引に引き寄せた。 「リヴァイさん…?」 「……緊張してるのは、俺だって同じだ」 思いがけず耳に吹き込んで来た彼らしくない本音に、エレンが重ねて驚く。 片腕で抱き込まれたまま見返す事も出来ずに瞬きばかり繰り返していると、今度は両腕できつく抱き締められた。 「緊張って、何で…?」 「…お前を傷付けたくない。お前に嫌われたくない。お前を失いたくない」 それなりの場数を踏み、主観的には判断が難しいが、ある程度の知識も技術も備えているつもりでいた。 少なくとも、事後に至るまでの過程を辿る事は出来る。 それが今はどうだろう、心底惚れた相手前に、初めて行為を経験する少年のように心許無い。 幻滅されないだろうか、満足させる事が出来るのだろうか、行為の後も同じ台詞を囁いてくれるだろうか。 するとエレンが「きらいになんてなりません」と、リヴァイの腕の中で頼りなく首を振った。 「…ずっとずっと、大好きです。逆に俺の方が、嫌われそうで、こわい」 「それこそ有り得ねぇ話だ」 「だって、俺、リヴァイさんに何もしてあげられない…」 一度は引っ込んでいた涙が、再びエレンの瞳から溢れ出す。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/250
251: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:45:12.02 d 彼を幸せにする為のものを、何ひとつ持たない。 与えられた数々のものを、返す事すら出来ない。 唯一捧げられるこの身体も、彼が抱いて来た誰よりも、見栄えも感触も遥かに劣るだろう。 「俺は、何も持ってないただのガキです、だから」 ぽろぽろと落ちる涙を肌に感じながら、リヴァイが彼の中に潜む苦悩の深さを知る。 エレンが何も持っていないとは思わない。 そして自分は、この恋愛で見返りを得たい訳ではない。 心底惚れた相手が振り向いてくれた奇跡、それだけで十分だった。 卑屈になりがちの彼に、これから少しずつそれは教えていけばいい。 「何かしたい、なんて思わなくていい。ただ、俺の傍に居てくれ。それだけで俺は十分幸せだ。………頼むから、この先も俺から離れないでくれ」 「こんな俺で、いいんですか…?本当に…?」 「馬鹿だな、お前がいいんだ。お前以外、何も欲しくない」 相手の全てを求めて止まない、こんな胸を焦がすような恋は知らない。 乱されてばかりの感情に、自分でも戸惑うばかりだ。今までは何事にも、冷静に対応して来た筈なのに。 一旦身体を離してそのまま顔を近付ければ、その切実さに胸を打たれたエレンも、応じるように双眸を瞼の裏に隠した。 深く唇を合わせて自重を掛けながら、エレンの身体をシーツの上に沈めた。 そうして優しく丹念に肌の愛撫を再開し、今度こそズボンと下着を脱がせて床の上に落とす。 若干の強張りは見られたものの、エレンは大人しくリヴァイに身を委ねている。 現れた性器は興奮の程を表すように、先端から透明な雫を零しながら緩く立ち上がっていた。 思わず見入っていると、「あんまり見ないで下さい…っ」と羞恥に淀んだ非難の声が届く。 リヴァイは思わず苦笑を漏らし、まずは秘部を広げる為に指を数本、自らの口に含んだ。 男は女のように、愛液で濡れる事は無い。だが潤滑剤となるローションもゴムも、残念ながら今は手元に無い。 そして短時間で思案した結果、この方法に着地した。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/251
252: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:45:38.24 d 「指入れるぞ、気持ち悪いかも知れんが少し我慢してくれ」 「は、はい…っ、ん…っ」 唾液で濡らした指先を擽るように動かしながら、やがて固く閉じたままの蕾に1本だけを潜り込ませる。 中は想像以上の窮屈さだった。 否、エレンの身体に過剰に込められた力が、更に道を狭めているのだ。 侵入を阻まれながらもリヴァイは根気強く中を解し、所謂『前立腺』と呼ばれる部分を探る。 「ひぁっ、あ、そこ、何…っ?」 ある一点を掠めた瞬間、びくん、とエレンの身体が一際大きく跳ねて、漸く見付け出したそこをリヴァイが重点的に嬲る。 「あっ、やぁッ、そこ、いや、だめっ、あ…!」 「前立腺だ。ここを突いたら、男でも気持ち良くなれるらしい。調べたのなら、お前も知ってるだろう?」 その名称は勿論以前から知っているし、男同士のセックスにおいて重要な器官である事も最近知識として得たばかりだが、刺激を与えるだけでこんなにも狂おしい程の快感を得られるとは思わなかった。 「…気持ちいいか?エレン」 「い、です…っ、あんっ」 耳元で囁かれるリヴァイの声が媚薬の様に、エレンの脳髄を侵す。 「あ、あ…っ、ふぁ、ん…っ」 覗き込んで来るリヴァイの輪郭が溶けていく。左右に開かされた下肢が、声を漏らす度に宙で揺れる。思考が急速に白んでいく。 口を塞ぐ事すら億劫になり、高まる一方の絶頂感に流されるまま喘いでいると、ちゅぷん、と音を立ててリヴァイの指が引き抜かれた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/252
253: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:45:42.30 d エレンは気付かなかったが、いつの間にかリヴァイの指は3本に増やされていて、広がされた内壁が名残惜し気に蠢いて彼を誘う。 エレンの中心は反り返り、先端から滲む蜜が腹部に点々と滴り落ちている。 とても性行為に一度も及んだ事の無い、15歳の子供の反応とは思えなかった。 淫靡な表情は絶えずリヴァイを煽り、その無垢な容貌の下に潜んだ素質の高さに、密かに内心で感心する一方だ。 精神的にショックを受けるかも知れないと、今回は性器に口を付ける事はしないつもりだった。 だがその色香に当てられて、吸い寄せられるように銜え込んだ瞬間、「ひ…!!」と引き攣れた悲鳴が漏れた。 「ふぁ、いやっ、やだ、そんなとこ、きたな…っ、ひ、あぁっ…!!」 咽び泣きながらエレンが必死に訴えて来ても、リヴァイはそこから頑なに唇を離さなかった。 足を動かして示した抵抗も、両手で難無く抑え込む。 男への口淫など、相手がエレンでなければ一生経験する事はなかっただろうと本気で思う。 幾ら場数をそれなりに踏んでいるとはいえ、リヴァイとしても初めて同性と交わすセックスは手探りの状態だった。 少しでも気持ち良くなって欲しい、その一心で唇と舌を巧みに動かす。 「だめ、だめっ、リヴァイさん…っ、んぁっ、いやだっ、あ、やぁあっ」 絶え間無く溢れ出て来る蜜を湧き出る唾液と共に飲み下しながら、いつの間にかもっと泣かせたいという加虐心が混じり始めた事に気が付いた。 リヴァイの理性を痺れさせる程、初めて目の当たりにするエレンの媚態はこの上無く刺激的だった。 「も、いく、いく、くち、はなして…っ、あっ、おねがい…ぃっ」 千切れんばかりに首を振るエレンからの要求を無視して、リヴァイは彼を追い詰めに掛かる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/253
254: 名無し草 (アウアウ Sa6f-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 20:45:55.31 a >>229 わかるでBBAと同じ気持ちやねん >>247 よし頼むで http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/254
255: 名無し草 (ワッチョイ 13b8-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 20:46:05.29 0 >>247 YORO http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/255
256: 名無し草 (ワッチョイ 2785-eoZT) [sage] 2016/04/06(水) 20:46:08.99 0 >>245 リリはなんも悪くないけど 公式がそんな風に思ってる感じするは やっぱり人気投票の時わい嫁をはじめ色んなキャラに大量投票するんやった 世の中主張した者勝ちやねん…… http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/256
257: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:46:10.03 d 他人の手によって齎される強烈な快楽を、自分が初めて与えたい。 絶頂を迎える姿を、嬌声を、早く見たい、聞きたい。 「我慢しなくていい。ほら、全部ぶちまけろ」 「や、ひぁっ、あぁぁ…っ!!」 程無くして迸ったエレンの飛沫を、リヴァイが腔内で受け止めて余す事無く嚥下した。 我に返れば衝撃の余韻に啜り泣く声が聞こえて、身体を起こしたリヴァイが、汗で額に張り付いたエレンの前髪を優しく掻き上げる。そして晒したそこに唇で触れた。 「…エレン。可愛かった、すごく」 歯止めが利かなくなるぐらいに、と付け加えて、濡れた翡翠を覗き込みながら柔らかく顔を綻ばせた。 ずっと頭の中で繰り返して来た卑猥な妄想とは違って、エレンとの初めてのセックスは決して円滑には運ばないが、身体と心の隅々まで満たされて蕩けてしまいそうな程に幸せだった。 暴走しないよう自制心を総動員させつつ、チャックを下げて前を寛げ、下着の中から自身を取り出す。 一応時間を掛けて丹念に慣らしたが、もう一度先走りをひくつく蕾へと馴染ませる。 「……………本当は、ずっとこうしたかった」 余裕を欠いている自覚はある。念願叶って、好きな相手を同意の上で今からこの手に抱けるのだ。平静で居られる訳が無い。 呼吸は終始整わないままだ。 見下ろしたエレンの顔は情欲に染まり、その双眸が物言わずとも訴えている。『早く来て』、と。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/257
258: 名無し草 (ワッチョイ 8355-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 20:46:12.63 0 >>247 ええよ 愛ちゃんの彼氏イケメンやね http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/258
259: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:46:14.32 d 十分に解したとはいえ異物を挿入するのだ、要領を掴めずにエレンに苦痛を与えてしまうかも知れない。 だからこそエレンの様子を注意深く観察しながら、行為を進める必要がある。 「エレン、入れるぞ」 「っ、リヴァイ、さ…っ、ん、んぅぅっ」 先端部分を後孔に埋めれば、堪えるようにエレンがリヴァイの肌に爪を立てた。微かな痛みが背中に走る。 もしかしたら皮膚が切れたのかも知れない。 粘膜が傷付いたのかも知れない。血は出ていないだろうか。 「痛いか?」と問えば、顔を歪めたまま首を頻りに横に振る。 だからそれが本心なのか分からない。 それでもエレンが決心したのなら、同じく決意した自分もそれに応じるまでだ。 「ごめ、な、さい…」 本人の意思に反して閉じようとするエレンの内壁に阻まれて、リヴァイの腰は完全に止まってしまった。 罪悪感に苛まれて力無く詫びて来るエレンに、察したリヴァイが「謝らなくていい」と囁く。 「お前が望まない限り途中で止めたりしねぇから、今度は我慢するな。辛かったら遠慮せずに言え。とりあえず、深呼吸しろ」 ぎちぎちと不随意に収縮する粘膜に締め付けられ、平静を装って見せてはいるものの、実際はリヴァイ自身も苦痛と衝動に耐えていた。 「はい…、は…ぁっ」 少しでも力を抜かせる為に深呼吸を促せば、目尻から涙を流しながらもエレンがそれに従う。 「……あぁ、そうだ。ゆっくりでいい」 エレンに他を気遣う余裕など無い。飽和状態に達した頭で、羞恥と不安と戦いながら、必死に自分を受け入れようとしてくれている。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/259
260: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:46:44.58 d せめてその先にある筈の快楽に早く到達させてやりたいと、タイミングを見計らって少しずつ腰を進め、漸く根元まで埋め込む。 深く息を吐けば、繋がる事の出来た実感が押し寄せる。 「…………入った」 不覚にも涙が込み上げそうになったのを堪え、エレンの身体を掻き抱いて、最大限の愛情を籠めて名前を呼ぶ。 「エレン、エレン」 エレンが愛しい、何よりも誰よりも。一生、甘ったるい幸福の蜜に浸してやりたいと切に思う。 暖かな陽だまりの中で、ずっと笑っていて欲しい。その為の努力なら惜しむつもりは無い。 持て余した恋慕を刻み付けるように、何度もエレンの肌に口付けていると、蕾が綻ぶ様にエレンの瞼が緩み、リヴァイの視線の先で弱弱しくも笑みを浮かべた。 「これで俺、リヴァイさんのものに、なれたんですよね…?」 脈動する熱を最奥まで飲み込んだ状態で、噛み締める様に呟いたエレンに、一瞬瞠目したリヴァイがすぐに微笑み返す。 いちいち可愛くて仕方無くて、殆ど使っていなかった筈の表情筋が緩みっ放しだ。 「だが、まだ終わりじゃねぇ。もう少しだけ付き合ってもらうぞ」 最後まで挿入出来たからと言って、セックスはこれだけでは終わらない。重ね合わせた手をきつく握り締める。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/260
261: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:46:48.38 d 前立腺を狙って緩く腰を揺らせば、「あ…っ」とエレンの唇から艶を帯びた声が漏れた。 それからはまるで熱に浮かされたようにエレンの身体を貪った。 幸い、快楽に溺れるその顔に苦痛が滲む事は無く、ただただ向き合ったまま、萎える事の無い欲望の塊でエレンの中を思い存分味わった。 どうしてこんなにも惹かれて止まないのだろう。 喘ぎ続けるエレンを組み敷いたまま、リヴァイが僅かに混濁した意識の片隅で考える。 運命なんて信じない。 知らない誰かが敷いたレールの上を歩いてるなんて反吐が出る。 俺は俺の力で道を切り拓く。そう決め込んでいた過去の自分。 だがその先にエレンが居る事が、この夜を迎える事が、偶然では無く必然だったとしたならば。 かたちのないその存在を、信じてみてもいいかも知れないと今は素直に思えた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/261
262: 名無し草 (ワッチョイ 07b9-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 20:47:09.29 0 >>258 優しそうな旦那見つけたよな http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/262
263: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:47:21.89 d とあるカフェの午後の話 <リヴァエレ> 正月を過ぎて、今年は暖冬だと言われているが、それでもやはり寒いものは寒い。やっと訪れた週末の土曜日はあいにくの曇り空で、少しばかり風が強くてより寒さを感じる。 それでも、やはり恋人と一緒だと心が満たされていると暖かく感じるものである。 エレンはやっと出会うことができた前世からの恋人、リヴァイと週末のデートを楽しもうと、いつものカフェに来ていたのだが、少々困った状態になっていた。 「ほら、エレン。これもうまいぞ」 差し出されるフォークには、エレンの好きなガトーショコラが食べやすいように乗せられてエレンの口元が開くのを待っていた。 差し出しているのはもちろん、エレンの恋人、リヴァイ。 「あ、ありがとうございます、リヴァイさん。でも、自分で食べれますから」 「俺が食べさせてやりたいんだ。ほら、口開けろ」 早くしろと口元に軽くフォークを持ってこられてしまえば口を開くしかなく、エレンは甘さが控えめでほろ苦いビターのチョコレートの美味しさを感じながらも、内心焦っていた。 「うまいか」 「ん、おいしいですよ。リヴァイさんも食べてください」 「俺はいい」 あまり甘いものが好きではないリヴァイなので、強く勧めることはしないが、それならばケーキ屋がメインの この店に来る必要はないというのにエレンが甘いものが好きだからという理由で、リヴァイは休日になるとこの店に来たがるのだ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/263
264: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 20:47:25.67 d リヴァイとエレンの住むマンションから徒歩10分の場所にあるこの店は、メインがケーキ屋で、併設したカフェも落ち着いた雰囲気が人気の店で、平日はもちろん、休日ともなるとかなり混雑する。 ケーキの美味しさはもちろんだが、飲み物の種類が豊富で、どれを選んでもハズレがないと人気の店なのだ。 だが、不思議なことにリヴァイとエレンがこのカフェに入店する時に待たされたことがない。 いつもなぜか窓際の中央の『予約席』とプレートが置かれた席にすぐさま案内され、ゆっくりと二人の時間を楽しむことができるのだ。 「エレン。こっちも好きだろ」 濃厚なミルクを使ったプリンがたっぷり乗ったプリンアラモードに手を伸ばしたリヴァイがスプーンですくってまた口元に運ぶ。 「えーと、その……」 「ほら、食べろ」 「んぅ……」 口の中に入れられれば、美味しいと思う。本当に思うのだが少しばかり恥ずかしい。 「やった!今日はこの席でラッキー!」 「相変わらずラヴラヴねー」 「見てよ。彼氏のあの嬉しそうな顔」 「ってか、ケーキの甘味を感じなくなったわ」 周囲がざわりとなるが、原因は間違いなく、リヴァイ。そしてエレン。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/264
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