[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (505レス)
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328: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)20:59 d AAS
エレンが言われるまま素直にベッドに近づくと、腕を引かれて寝転ばされる。湯上りで火照った身体がひんやりと冷たいシーツに触れ、心地いい。
エレンがシーツの心地よさに目を細めていると、ベッドサイドテーブルの明かりに照らされたリヴァイの影が揺らめいた。
エレンが顔を上げると、リヴァイはエレンを囲うように覆いかぶさっていた。
「お前、随分肌が白くなったな」
エレンはさり気なく視線をシーツに落としてリヴァイから目を逸らした。
「よく、洗ったからでしょうか。……少し擦りすぎたかもしれません」
肌をよく擦ると垢も取れるが血行もよくなる。赤い肌は普段よりも肌を白く見せるかもしれない。
実際のところ、エレンの肌は日によく焼けていてあまり白くはなかった。……なかったのだけれど。
度重なる巨人化の影響で何度も肌が再生したようで、訓練兵だった頃よりずっと白くなっていた。
本来の肌の白さと言われればそれまでなのだが、己の中の化物の力がなんてことない一瞬さえも支配しているように感じられて少しだけ薄気味が悪い。
日焼けは結局のところ火傷なわけだが、ある程度男は焼けていた方が強く見えていい、とエレンは考える。
ただし、リヴァイのようにそもそもの存在が最強であれば、肌の白さや黒さは関係ないのだが。
リヴァイはそんなものかと頷いてエレンの服の裾を掴んだ、と思うとぺらりと捲った。エレンの腹が見える。
「……ああ、悪い。寒かったか」
エレンが驚いて咄嗟に声を上げると、リヴァイは服を戻して謝ってくれる。
一瞬にして心臓が早鐘を打つ。
驚いたけれど、これからリヴァイとエレンがしようとすることを考えると扱く当たり前のことだ。
こんなことで驚いていてはいけない。全身リヴァイに触れてもらえるように洗ってきたくせに。
エレンは自分を奮い立たせるように首を左右に振って、自ら服を捲り上げた。大丈夫、綺麗、なはずだ。
「いえ、……すみません、ちょっと驚いちゃって」
「驚く?」
抱かれるにあたって覚悟は決めたとはいえ、貧相な身体だ。
大人のリヴァイと比べると、エレンの身体は筋肉も全然ついていないし、骨格もまだ発達途中で薄い。
おまけに風呂で肌を擦りすぎたせいで少々赤味を帯びていて、少し恥ずかしい。
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