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【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (505レス)
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(スプッ Sd9f-G+K4)
2016/04/06(水)21:27 d
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451: (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 21:27:23.60 d 「お前はミカサだけじゃなくて俺の話もよく聞いてくれるからな。助かっているんだ、お前がいると。癒し系ってやつだな」 「っ、……それ、褒めてますか?」 「褒めているだろう?嫌っていうくらいに」 リヴァイは肩を竦めて首を傾げる。なんて性質の悪い人なんだろうか。これを無自覚で行っているのだから怖い。 前の奥さんも自分と同じようにこうやって彼の無自覚に惹かれて好きになったんだろうか。はああ、とエレンは大きくため息をついて頭を抱えていた。 リヴァイはエレンを気にすることなく、腕時計で時間を確認している。そういえば今日はいつもよりも長話をしているが仕事には間に合うのだろうか。 帰りが遅い分リヴァイとミカサは時間に余裕を持ってやってくる。エレンが門の前で出迎えれば今のように少し話をしてから出社することもあるが、今日はそれがやけに長いように感じた。 「それじゃあ、今日もミカサをよろしく」 やはりタイムリミットは来てしまったらしい。残念だがここまでだ。これ以上心臓を押し潰されなくても済むと分かり、エレンは胸を撫でおろした。 「分かりました。気を付けて、こちらは気にしないでください」 顔を引き締めたエレンがにっこりと笑うとリヴァイは眉尻をほんの少し下げて、申し訳なさそうに頭を下げる。 「ミカサのことは気にしなくていい」という意味合いと「迎えの時間も気にしなくてもいい」という意味はしっかりとリヴァイに伝わっていたらしい。 どうせ今日もエレンが最後まで残るのだ。ミカサの面倒はいつも通り見てやるつもりだし、リヴァイのこともずっと待ち続けているつもりだ。自分だってもう一度、リヴァイと会いたいのだから。 「何かあったら連絡ください、大丈夫ですから。ほら、早く行かないと遅刻しちゃいますよ?」 先ほどのミカサと同じようにリヴァイの肩も押してやる。 鞄を持ち直しリヴァイはマフラーで口元を隠しながら双瞳に弧を描いた。どきり、とまたエレンの心は乱される。 「ああ、分かってる」 片手を軽く上げて駅までリヴァイは歩き出した。その歩みはどこか早足ですぐに彼の姿は小さくなっていく。 エレンは昨日と同じようにリヴァイの姿が見えなくなるまで、ずっと見守っていた。 寒さのせいではなく赤くなってしまった頬を隠さないままに。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/451
お前はミカサだけじゃなくて俺の話もよく聞いてくれるからな助かっているんだお前がいると癒し系ってやつだな っそれ褒めてますか? 褒めているだろう?嫌っていうくらいに リヴァイは肩をめて首を傾げるなんて性質の悪い人なんだろうかこれを無自覚で行っているのだから怖い 前の奥さんも自分と同じようにこうやって彼の無自覚に惹かれて好きになったんだろうかはああとエレンは大きくため息をついて頭を抱えていた リヴァイはエレンを気にすることなく腕時計で時間を確認しているそういえば今日はいつもよりも長話をしているが仕事には間に合うのだろうか 帰りが遅い分リヴァイとミカサは時間に余裕を持ってやってくるエレンが門の前で出迎えれば今のように少し話をしてから出社することもあるが今日はそれがやけに長いように感じた それじゃあ今日もミカサをよろしく やはりタイムリミットは来てしまったらしい残念だがここまでだこれ以上心臓を押し潰されなくても済むと分かりエレンは胸を撫でおろした 分かりました気を付けてこちらは気にしないでください 顔を引き締めたエレンがにっこりと笑うとリヴァイは眉尻をほんの少し下げて申し訳なさそうに頭を下げる ミカサのことは気にしなくていいという意味合いと迎えの時間も気にしなくてもいいという意味はしっかりとリヴァイに伝わっていたらしい どうせ今日もエレンが最後まで残るのだミカサの面倒はいつも通り見てやるつもりだしリヴァイのこともずっと待ち続けているつもりだ自分だってもう一度リヴァイと会いたいのだから 何かあったら連絡ください大丈夫ですからほら早く行かないと遅刻しちゃいますよ? 先ほどのミカサと同じようにリヴァイの肩も押してやる 鞄を持ち直しリヴァイはマフラーで口元を隠しながら双瞳に弧を描いたどきりとまたエレンの心は乱される ああ分かってる 片手を軽く上げて駅までリヴァイは歩き出したその歩みはどこか早足ですぐに彼の姿は小さくなっていく エレンは昨日と同じようにリヴァイの姿が見えなくなるまでずっと見守っていた 寒さのせいではなく赤くなってしまった頬を隠さないままに
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