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【腐女子カプ厨】巨雑6440【なんでもあり [無断転載禁止]©2ch.net (697レス)
【腐女子カプ厨】巨雑6440【なんでもあり [無断転載禁止]©2ch.net http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/
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574: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:11:39.45 d 「な、なに?!」 「アンタって子は! 心配させて!」 そこで、初めてエレンは気が付いた。辺りはもう夕闇を通り越して、真っ暗だという事に。 「あ……」 事態を悟ったエレンは、声を詰まらせた。 「あとちょっとで、警察に電話するところだったんだからね!」 鬼の形相の母親は、怒っているのに泣いているように見えて、エレンはどうしたらいいのかわからなくなってしまう。 「ご、ごめんなさい。オレ、オレ……」 心配をかけてしまったことに気がついて、エレンは涙が一気にあふれるのを止められない。 「うぇぇ……ごめんな……い!」 わんわん泣きだした泣きだしたエレンと、やっぱり泣いてしまった母親の間でそれまで黙っていたリヴァイが仲裁に入る。 「カルラさん、落ち着いて。エレンも、反省してるからもう許してやってほしい。なんにもなかったのだから、良かった」 落ち着いた声は、二人をなだめてくれる。 「……まったく、エレンはリヴァイ君が好きで好きでしょうがないんだから」 最後はそう締めた母親は、エレンに向かって手を差し出した。 「さあ、帰りましょ」 「や、やだっ! リヴァイさんと一緒にいるっ!」 やっと会えたリヴァイと離れるのはいやだと、エレンは泣いた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/574
575: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:11:43.19 d そして根負けしたのはリヴァイの方で。 「カルラさん、今日エレンをうちに泊まらせていいですか」 「リヴァイ君だって、お仕事から帰ってきたばかりで疲れてるでしょ」 「いや、明日は休みだし、エレンがこんなんなのも、俺のせいだし気にしないでください」 リヴァイは、エレンを抱いたまま、母親に話しかける。 エレンはエレンで、リヴァイの首にかじりついたまま離れないぞという意気込みなので、母親は早々に諦めた。 「じゃあ、申し訳ないけど、お願いするわ。あとで着替えとか持っていくから。明日の晩は、うちにご飯食べに来てちょうだい。それならいいでしょ、エレン」 「うん! ありがとう!」 肩をすくめた母親に、エレンは笑顔で返事をした。 「泣いたカラスがもう……だね」 「現金だな」 エレンを間に挟んで、大人二人は苦笑しきりだった。 「あと数年はこのままかと思ったが、意外と早く時期がきたな、エレン」 初めて見る、リヴァイの恋人としての顔だった。 保護者でも庇護者でもない、対等な人間を相手にした時のリヴァイの顔は、凶悪な程に色気があって。 「俺と、恥ずかしいことしような」 甘い艶を孕む声で囁かれたら、エレンはもう陥落するしかなかった。 まだまだ陽の高い時間から、ベッドの上にいることに居心地の悪さを覚えて、エレンはうろうろと視線を彷徨わせる。 リヴァイはチェストの傍で、こちらに背を向けて何事かをしている。 その間に、もう逃げてしまいたい衝動に何度も駆られて、エレンは腰を浮かせては戻るという事を繰り返していた。 「リヴァイさん……?」 不安になって声をかければ、リヴァイは振り向かずにもう少し待っていろと返事をしてくる。 スーツの上着だけ脱いだ彼の背中を、エレンはいたたまれない気持ちで見つめた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/575
576: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:12:08.80 d そしてようやく振り向いた彼が手にしていた物を見て。エレンはぽかんとする。 「リヴァイさん……それ、それなに……?」 ベッドの枕元に置いたそれは、ローションのボトルとスキンのパッケージ。それから…… 「デジタルビデオカメラだな。正式に言うならカムコーダ」 そう、リヴァイの手には小型のレコーダー一体型のビデオカメラが握られていた。 「これは仕事で使ってるやつだが、まだ新しいから使いやすい。ワイプも使えるしな」 「ワイプ……?」 「サブカメラが付いていて、多方面から映像が撮れる」 「それ……まさか……」 「初めてだからな。エレンの可愛い顔を残しておかないと」 おかないと!って意味がわかりません! 速攻逃げ出そうとしたエレンの足首を、リヴァイが握る。 そのまま自分の方へ引き寄せて、リヴァイがくるぶしに口付けをひとつ。 そして、伸し掛かってきたリヴァイが、枕元の壁にあるニッチにビデオカメラを置いた。 カメラの本体には、すでに赤いランプが灯っている。 「大丈夫だ。やってる間は、気にならないくらい溺れさせてやるから」 顔を寄せられて、唇を奪われる。 ファーストキスだと言うのに、最初から本気のキスを仕掛けられてエレンは喘いだ。 唇を舐められて、その隙間から舌が忍んでくる。 唇が触れるだけがキスじゃないと、リヴァイは徹底的にエレンに教え込む。 口蓋の裏の誰もが弱い部分を舌先で刺激して、驚いて逃げる舌を絡ませるように舐めあげて、いつしかエレンはとろんとキスに酔ってしまう。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/576
577: 名無し草 (ガラプー KK8e-WVMw) [sage] 2016/04/07(木) 20:12:10.46 K うーんこのニート http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/577
578: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:12:12.87 d 室内に響くリップ音がエレンの思考力を奪って、リヴァイのなすがままになっていく。 さりげなくリヴァイが位置を調整して、エレンの顔がよく映るようにしていることにも気が付かない。 エレンを背中から抱いて耳朶を食みながら、一つずつボタンを外していく。 徐々に露わになる首筋に、紅い痕をいくつも付けながらエレンのシャツをはだけて、ベッドの下に落とす。 「エレン、可愛い……」 耳朶から耳殻にターゲットを変えて、リヴァイはエレンを何度も味わう。 キスに酔ったエレンは、ぐったりとリヴァイに身体を預けて、なすがまままだ。 こんなにもキスが気持ちいいなんて、知らなかったエレンは、ふわふわとした気分で自分の身体を探る手に身を震わせていた。リヴァイの手が動く度に、身体が反応してしまう。 胸の飾りやうなじを食まれながら、両手で摘ままれれば明らかに快感が腰から這い上がってくる。 「……っ、んっ」 両の胸の乳首がリヴァイによって、育てられ弄られる。最初はなんの感触もなかったそこが、今は明らかな快楽を拾っている。噛み殺そうとしても、秘かな声が漏れてしまう。 「……ぁ、も、そこやだ……」 低下した思考力で首を振れば、うなじを甘噛みされる。 「ここは嫌か。じゃあ、こっちだな」 するりと離れた手が脇腹をかすって、エレンのボトムを緩める。指が下着をくぐり、直接下腹に触れた。 「リヴァ……!」 慌てて止めようと手を重ねたが、その手ごと股間を揉みしだかれる。 「ひゃ……んっ!」 自分でもびっくりするような甘い声が出て、エレンは驚く。 リヴァイの手が、自分の手の上から股間を揉んでいる。まるで自慰をしているようで、エレンは恥ずかしさに身を捩った。 「もぅ、やだぁ……!」 許容範囲をとうに超えて、エレンが涙目になる。 リヴァイにされている事が嫌なのではなくて、恥ずかしいのが嫌なのだと思う自分は、もう終わっていると思う。 あんなに無理だと思っていたことが、いざ始まってしまうと気持ち良くて、馬鹿みたいに声を上げてしまう。 涙をぽろぽろ流しながらリヴァイを睨むと、苦笑された。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/578
579: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:12:37.92 d 「あ? 何だって?」 リヴァイは思い切り眉をしかめ、机越しに真面目な顔をしているエルヴィンを見据えた。 リヴァイが低い声で不機嫌を隠しもせずにいるのに、エルヴィンはいつものことだとさらりと受け流すだけだ。 「聞こえていただろう。エレンを縛る練習をしておけ」 どうやらリヴァイの聞き間違いではなかったらしい。 リヴァイは音を立てて机に手を着くと、エルヴィンとの距離を詰めた。 「なぜ。縄でぐるぐる巻きにでもしろっていうのか?」 「そうは言っていない。ただ、手錠がいつでもあるとは限らない。それに手錠だけでは心もとない。全身を芸術的に拘束しろと、上からの指示だ」 芸術的に、の言葉でエレンを拘束することの意図を把握し、思わず舌打ちをしてしまう。 リヴァイの気持ちを知っていながらなんと残酷な命令だろう。 もっとも、リヴァイは己の感情で動くような愚かな男ではない。 命じられたならば、命じられただけの働きをする。 「チッ……貴族の豚共がまた妙な知恵を付けたな。巨人化したら俺がすぐに削げるとわかっているだろうに」 「巨人を見たことがない方々には、いくらか刺激が必要なんだろう」 「……壁の外には刺激しかないっていうのに、気楽なもんだ」 皮肉に皮肉を重ね、リヴァイはエルヴィンを見下ろす。 エルヴィンは静かに視線を返すだけだ。リヴァイは声を潜めた。 リヴァイと共に本部から戻って来たものの、リヴァイはエレンに地下室――つまりはエレンに与えられた部屋――の掃除を命じ、一人執務室に籠ってしまっている。 リヴァイが地下室に訪れるまで掃除を続けるよう言いつけられているが、エレンが掃除を始めてからそれなりに時間が経った。 毎日の掃除終了の時間を大きく過ぎても、リヴァイが地下室を訪れる気配はない。 おかげでエレンは先輩兵士から様子を見に来られる度に「もう掃除はいいんじゃないの?」と休憩を提案され、苦笑いして首を横に振るばかりだ。 洗いたてのシーツもベッドの上でぴんと皺ひとつなく伸ばされ、いよいよすることがなくなってくる。 一体どうしてリヴァイはわざわざ部屋の掃除を命じたのだろうか。 毎日の掃除よりも入念に、という意味だとはわかっていても、エレンを含め新兵はそう荷物が多くない。 特に巨人という脅威に最前線で刃を握る調査兵団は。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/579
580: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:12:41.83 d 兵団服や立体起動装置、ブレードなどは支給されたものだが、一番大きなエレンの持ち物になっている。 この地下室には、そんな僅かなエレンの持ち物の外には、ベッドと毛布、枕、それから明かりくらいしかない。 どこを掃除しようか悩んでしまうのも仕方ないだろう。 なんとか掃除をするものを見つけようとあたりを見回すと、鈍い光を放つ鎖が目に入る。 「あとは……これ、か?」 支給された、とは言い難い。最初からこの部屋に安置されていただろう鈍色の鎖は、エレンの両手を拘束するための手錠だ。 しかし、同時にエレンが生存するための命綱でもある。 エレンが嬉しさで胸をドキドキさせていると、リヴァイは部屋を見回して頷いた。 「部屋は……悪くない。掃除の腕を上げたな」 「先輩方も何度も様子を見に来てくれたので」 「ああ、あいつら。そういえば、いい加減勘弁してやってくれと言いに来たな」 あはは、とエレンは思わず乾いた笑いを浮かべてしまう。 エレンが念入りに掃除をする姿を見て、彼らは手伝う場所すらないのだと理解した上で休憩を促してくれていたのだ。 先輩方がエレンの様子を見に来てくれていたのは、何も化物への監視だとか、兵士としてエレンに休憩を促すためだけではなかったらしい。 リヴァイへの進言もしてくれていたとは、頼りになる先輩だ。 リヴァイは掃除の出来を確認し終えると、エレンの隣をすり抜けて換えたばかりのシーツが張られたベッドに座る。 隣を通った時にふわりと香る匂いは優しい石鹸で、エレンは自分の汗臭さに恥ずかしくなる。 そういえば、本部から古城に戻ってからずっと掃除をしていたので、汗と埃にまみれている。 血がないだけ壁外調査に出ているときよりはましかな、という程度だ。リヴァイは綺麗好き≠セ。 エレンはさりげなくリヴァイの座るベッドから一歩下がって距離を取った。 後ずさるエレンを気にも留めず、リヴァイは話を切り出した。 「ところで、だ」 「は、はい」 ベッドのリヴァイがエレンを見上げる。その静かな視線と声にエレンの背が自然と伸びた。 「エレン、お前に掃除を命じたわけだが、俺も準備をしてきた」 「準備、ですか」 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/580
581: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:13:07.63 d 一体何の準備をしてきたのだろうか。エレンに命じていた掃除もその何かの準備だと言う。 すぐには気が付かなかったけれど、リヴァイは確かに白い袋を持っている。あまり大きくはないようだが、その袋の中身まではわからない。 エレンがじっと袋を見つめていると、リヴァイはゆっくりと袋を開けた。中身は――縄、だった。 ゴクリと喉を鳴らす。胸は、先ほどとはまるで違う意味でドキドキしている。 「ああ。本部でエルヴィンからある指令を受けた」 「団長から……何でしょうか」 エレンが固い声で尋ねると、リヴァイは言い淀むように一瞬だけ間を作った。それでいて、はっきりと告げた。 「……お前が人類に仇なす者ではないことを、その身を持って証明しろと」 心臓が、うるさい。 エレンはただ「わかりました」とだけ言った。 これはエレンが化物だからではない。リヴァイはエレンを化物ではない証明をしようとしているのだ。 そう、言い聞かせるように胸を押えた。 リヴァイが掃除の次にエレンに命じたことは、風呂に入ることだった。 エレンは掃除道具を片付けると手を洗い、着替えを持ってリヴァイのいる地下室から一人、地上へと上がった。 風呂で念入りに身体を磨く。肌が赤くなるくらい、擦って、擦って、擦り上げる。垢の一つ、残さないように。 うとい、とよく周りから言われるけれど、エレンは医者の息子だ。 両親と幼い頃別れたとはいえそういうこと≠知らないはずがない。知っていて、あえて反応しないだけだ。 興味があるわけでもなく、自身の手で再現したいとも思わなかったから。 しかし、この身体にリヴァイが触れるというのなら別だ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/581
582: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:13:11.54 d エレンが人間であるという証明のために、リヴァイがそういうこと≠他でもないエレンにしようとしている。 あまりにもエレンは特殊な入団だったため、あまり詳しくはないけれど、まだエレンが訓令兵だった頃、風の噂で聞いたことがある。 特に男性兵士の間で、お互いの信頼や味方であることの証に身体を開くことがあると。 もちろん、身体を開くのは若い兵士だ。 きっとリヴァイは命令で、触れたくもないエレンの身体に渋々触れようとしている。 今以上の迷惑は、かけたくない。 嫌悪感を抱かれるのは仕方内にしろ、せめて、きれいな身体で挑みたい。頭の先から足の先まで、石鹸の匂いしかしないように。 リヴァイが触れるのは最低限必要な局部だけかもしれないけれど、どこまで触れるのかはわからない。そっと萎えた自身も、奥の窄まりも、洗える範囲で指を辿らせていく。 「……アッ」 若い身体は正直だ。泡立てた石鹸で下腹部を洗うだけで反応してしまうのだから。はしたないな、と頭の片隅で冷静に思っても身体は高ぶったままだ。 残念ながら思考と身体の反応はイコールではない。 快感を得られるか否かは、接触によるものであって、精神のありようではない。もっとも、単にエレンが本能に左右されやすい年頃なのかもしれないが。 窄まりのシワを伸ばして洗って、中に指を差し込んでようやく自身が萎えたことに安堵し、また泡を足していく。泡がひりひりする。しかし、途中でやめるわけにはいかない。リヴァイが触れても問題がないくらい綺麗にしなくてはいけないのだから。 念には念を、と二本の指で洗い終える頃には、エレンはぐったりしてしまっていた。 「……遅い」 いつもよりも二倍ほど時間をかけて風呂に入ったエレンが地下室へと戻ると、待ちくたびれたらしいリヴァイから早速お小言をもらってしまった。エレンは恐縮したまま頭を下げる。 「す、すみません」 「いいから、こっちに来い」 リヴァイは待ちくたびれたと言った具合に、縄をその手に巻き付けたり引っ張ったりと、暇つぶしをしていたようだった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/582
583: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:13:40.38 d エレンが言われるまま素直にベッドに近づくと、腕を引かれて寝転ばされる。湯上りで火照った身体がひんやりと冷たいシーツに触れ、心地いい。 エレンがシーツの心地よさに目を細めていると、ベッドサイドテーブルの明かりに照らされたリヴァイの影が揺らめいた。 エレンが顔を上げると、リヴァイはエレンを囲うように覆いかぶさっていた。 「お前、随分肌が白くなったな」 エレンはさり気なく視線をシーツに落としてリヴァイから目を逸らした。 「よく、洗ったからでしょうか。……少し擦りすぎたかもしれません」 肌をよく擦ると垢も取れるが血行もよくなる。赤い肌は普段よりも肌を白く見せるかもしれない。 実際のところ、エレンの肌は日によく焼けていてあまり白くはなかった。……なかったのだけれど。 度重なる巨人化の影響で何度も肌が再生したようで、訓練兵だった頃よりずっと白くなっていた。 本来の肌の白さと言われればそれまでなのだが、己の中の化物の力がなんてことない一瞬さえも支配しているように感じられて少しだけ薄気味が悪い。 日焼けは結局のところ火傷なわけだが、ある程度男は焼けていた方が強く見えていい、とエレンは考える。 ただし、リヴァイのようにそもそもの存在が最強であれば、肌の白さや黒さは関係ないのだが。 リヴァイはそんなものかと頷いてエレンの服の裾を掴んだ、と思うとぺらりと捲った。エレンの腹が見える。 「……ああ、悪い。寒かったか」 エレンが驚いて咄嗟に声を上げると、リヴァイは服を戻して謝ってくれる。 一瞬にして心臓が早鐘を打つ。 驚いたけれど、これからリヴァイとエレンがしようとすることを考えると扱く当たり前のことだ。 こんなことで驚いていてはいけない。全身リヴァイに触れてもらえるように洗ってきたくせに。 エレンは自分を奮い立たせるように首を左右に振って、自ら服を捲り上げた。大丈夫、綺麗、なはずだ。 「いえ、……すみません、ちょっと驚いちゃって」 「驚く?」 抱かれるにあたって覚悟は決めたとはいえ、貧相な身体だ。 大人のリヴァイと比べると、エレンの身体は筋肉も全然ついていないし、骨格もまだ発達途中で薄い。 おまけに風呂で肌を擦りすぎたせいで少々赤味を帯びていて、少し恥ずかしい。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/583
584: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:13:44.30 d エレンもこの身体をリヴァイに開くために、中まで洗ってきたのだ。むしろ触れてくれなければ無駄な苦労だったと虚しくなる。 リヴァイはエレンを見下ろしたまま、触れさせられた腹を撫でた。 その手つきは、いつもリヴァイがエレンの頭を撫でるときとはまるで違った。 形を確かめるような、皮膚をたどるような、羽がふわふわと肌の上を踊るようなそんな繊細な触れ方だった。 「……まあ、抵抗されると少し手間だからな」 リヴァイの声も、心なしか柔らかく聞こえる。兵士たちの前にいるときのリヴァイでもなく、民衆の前にいるときのリヴァイでもない。 地下室の暗闇の中、明かりに切り取られた小さな空間だけの特別な秘め事――エレンはゆっくりと空気に呑みこまれていく心地だった。 リヴァイの声が柔らかくて、勘違いしそうになる。 しかし、これは命令なのだと言い聞かせて、兵士としてリヴァイに続きをねだる。 「うまくいかなかったら、気絶させてでもお願いします」 「気絶? それはむしろやりにくい」 「なら、頑張ります。声は出さないほうがいいですか?」 「声? いや、それはどちらでも構わないが、悲鳴は勘弁してくれると助かる」 「わかりました」 エレンはさらに服を捲り鎖骨のあたりまで露出させ、今度はベルトに手をかける。 なるべくリヴァイに手間をかけさせないように、ことをスムーズに運べるように。羞恥心を振り切るようにエレンは衣類を肌蹴させた。 「おい……?」 腹を撫でていたリヴァイの手がぴたりと止まる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/584
585: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:14:09.85 d エレンは構わずベルトとボトムを寛げ、腰から引き下げた。 しかし、リヴァイの身体がすぐ上にあるせいで、うまく脱げない。 足から引き抜くには少し難しいし、脱がなければ汚れてしまう。 せっかく勢いに任せて羞恥心を置いてけぼりにしようと思ったのに、とんだ誤算だ。 ちらりとリヴァイを見上げ、恐る恐るねだった。 「脱ぎにくいので……できれば、少し手伝ってもらってもいいですか?」 リヴァイは驚いているのか、まじまじとエレンを見つめた。 「全裸でやるつもりか?」 「その方が、いいかと」 ところで、エレンはあまり服を持っていない。 綺麗好きなリヴァイのことだ。きっと、汚れた服で寝ることは許してくれないだろう。 そうなると、エレンが選ぶのは、全裸で寝るか、服を着て寝るかの二択になる。 ことが済んだ後、きっと羞恥心はエレンに追いついてしまう。 リヴァイが地上へ帰った後も一人裸で情事後の雰囲気を引きずるのはつらい。 服を着て、夢だったんだとでも思っておいた方が、ずっとマシだ。 「わかった。……なら、縄をもう少し考えてくればよかった」 縄、の一言に妙な緊張が戻って来る。 リヴァイの声は相変わらず優しいままだったが、どうやら縄は使うらしい。 「やっぱり、縄は使わないといけませんか?」 「そうだな。むしろ縄がメインだ」 縄は抵抗したら使われるのだろうと思ったけれど、そうでもないようだ。 もしかすると、リヴァイがエレンを抱くための必須条件なのかもしれない。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/585
586: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:14:13.62 d 縛れば少なくとも、エレンから手も足も出なくなり、無駄な接触は避けられるだろう。 抵抗だけではなく、エレンがリヴァイの身体に腕を回したり、腰に足を回したりすることも好ましくない、そう仮定すると納得できる。 エレンの表情があからさまに硬くなったことに気が付いたのか、リヴァイは腹から手を離し、頬を撫でてくれた。 頬は手を添えるだけで、目尻を親指でそっと撫でてくれる。 まるで甘やかされているような心地だ。 「心配するな。こういうのは不得手じゃない。……痛くするつもりはないから、練習だと割り切って身を任せろ」 「はい……」 優しい手に縋りたくなるが、練習≠フ一言でさらに心配になってしまう。 まさか他の兵士にもエレンは身体を開かなくてはならないのだろうか。嫌だ、と直感的に思う。 身体を開くのならば、幼い頃から憧れていたリヴァイがいい。むしろ、リヴァイ以外、この身を捧げようと思っていない。 先ほどよりも不安な気持ちで見上げると、むに、と下唇を親指で下げられる。目尻に触れていた優しい指は、いつの間にか官能的にエレンに触れている。 ぐっとリヴァイは顔を近づけた。 「キスは、大丈夫か?」 どきり、と心臓が跳ねた。今にもキスができそうなほどに迫ってきているというのに、今更聞くのだろうか。――聞くのだろう。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/586
587: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:14:39.43 d エレンが応と返事をしなければ、リヴァイはキスをせずに抱いてくれる。 エレンは瞬きで返事をした。 すぐにリヴァイの唇が重なった。 あまりにも近い距離に恥ずかしさが追いついてしまって咄嗟に目を伏せる。 視覚が遮断されてしまうと他の感覚器が鋭くなるとかいうが、本当らしい。 見てはいないから実際のところどうなっているのかわからないけれど、リヴァイの唇が啄むように何度かエレンの唇に触れた後、唇よりも柔らかいぬめった何かがくすぐった。 小刻みに触れる何か≠ェ気持ちよくて唇で挟むと、吐息が触れた。 そしてちゅるんと音を立てて離れていく。 「お前、キス好きなんだな。……優しくしてやる」 リヴァイの声は楽しそうだ。そっと瞼を持ち上げると、リヴァイが舌を出しているところが見えた。 「ん……舌?」 エレンが思わず口に出すと、リヴァイは上機嫌な様子でエレンの額に自身の額を重ねた。エレンによく見えるように舌を出して見せてくれる。 「舌だ。……ほら、口を開けて舌を出せ」 「あ……ん、く」 エレンがリヴァイを真似て舌を差し出すと、またすぐに唇を塞がれてしまった。 今度はぱくりと舌を食べられて、息が出来なくなる。 もごもごとしゃべると、おかしかったようでリヴァイの吐息が笑っている。 まるで子供を甘やかす大人のようだった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/587
588: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:14:43.02 d リヴァイはどうやらエレンを優しく抱いてくれるらしい。 はじめ縄を見せられたときは、どんな酷い抱かれ方をするのか不安だったけれど、冷えた心も妙な緊張も少しずつほぐれていく。 リヴァイの手がシーツとエレンの身体の間に差し込まれ、掬いあげられるようにして抱き上げられる。 「あ、……へい、ちょう」 「ん、全裸だろ? ほら、腕を上げろ」 エレンの息が上がる頃、ようやく唇が解放されたというのに、口がすぐ寂しくなってしまう。 しかし、いくらリヴァイが優しいからと言ってあれやこれやと我儘を言ってはいけない。これは、儀式なのだ。 エレンがいかに調査兵団に、否、リヴァイに身を捧げられるかを示す、儀式。 エレンはリヴァイの言う通り腕を上げ、服を脱がしてもらった。 中途半端に脱いでいたボトムも下着ごと取り払われて、正真正銘全裸になる。リヴァイの視線が肌に突き刺さるようで、落ち着かない気持ちになるけれど、同時に冷静にもなる。 エレンの身体を隠すものはもう何もなく、ただのエレンがベッドに座っているだけだ。 リヴァイの手が背中に回る。 「あ……」 「細い身体だな。傷もない、綺麗なもんだ」 「……巨人化をすると、傷痕も何も残りませんからね」 抱きしめられたままエレンが自虐的に答えると、リヴァイはそうじゃないと背筋をたどるように撫でる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/588
589: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:15:08.75 d 「卑屈になるな。……それでいい。お前はこの力だって利用して目的を果たすんだろうが」 「はい……兵長」 エレンの声は、震えてはいなかっただろうか。 リヴァイは、わかってくれている。 エレンが巨人を憎んでいることも、そのためにはこの身体だって化物としてだって闘う意思があることも。 エレンは、誰よりも強い目的意識を持っている。エレンが優れているのは頭脳でも戦闘能力でも、何でもない。 目標に向けて、目的に向けて、一心に努力を続けることのできる意思の強さだ。 その目的を手にするまで決して足を止めない、止めることは許さない。 そんな、強さがある。そして、そのエネルギーは周りまでも巻き込んで、影響する。 ――それでも、エレンはまだ十五だった。リヴァイの半分も生きていない子供=B 大人しく子供でいられる時間は疾うに過ぎ去ってしまい、大人と対応に渡り合うために一人前になることが必要だった。 幼さは、敵だった。 エレンは早く大人になるため、人一倍努力を重ねてきた。 大人として認められる兵士になるため、三年間厳しい訓練にも耐えてきた。 それなのに、今こうしてぎゅっとエレンを抱きしめてくれている腕にすがりたくなってしまう。 リヴァイの腕の力強さに、幼心が揺さぶられる。 兵団服を脱いだエレンは心まで無防備だ。 大切な人を失ったあの時から、エレンの幼い心は止まっている。 情操教育のすべてはあの瞬間途切れた。 いつもは兵士という強靭なコートを着ているけれど、裸になってしまえば幼い心が剥き出しで、頼りない。 本心が――見え隠れする。 本当は、誰かに甘えたかったのかもしれない、だなんて。 幼い頃憧れた翼に、大人の腕に、泣きたくなる。 ぽんぽん、とあやすように背中を撫でられ、甘いキスをされ、エレンはついにリヴァイの身体に手を伸ばした。 リヴァイが早く縛らないからいけないのだと。 リヴァイは、拒まない。 つづきは最彼で!(笑) http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/589
590: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:15:56.21 d 【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 http://shiba.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459925027/ http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/590
591: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:15:59.91 d 幸福の箱庭 by 黒繭 甲高い鳴き声と共に小さな影が飛び立った。その姿を大きな瞳に写した少年は空高く舞い上がろうとする一羽の小鳥をまるで追うようにして右手を掲げる。 その指先に触れたのは尾羽の滑らかな手触りではなく、冷たい無機質な感触。 いっぱいまで開かれた金翠色の双眸を、上から帳が下ろされるように影が覆う。まるで諭すみたいに、温かい手が両翼が生えていたはずの背中をゆっくりと撫で下ろした。 その手は優しくて、どこまでも安心を与えてくれるから、少年はどうしても眦から零れるものを止めることが出来なかった。 開いた本を片手に乗せ、文字の羅列をひたすら目で追っている金髪の少年と、難しい顔をして眉をひそめ、迷わせながらペンを走らせる暗褐色の髪の少年。 テーブルの角に斜め向かいに座った彼らはどちらも下を向いて、今やるべき事をただ黙って各々打ち込んでいる。 先に沈黙を破ったのは暗褐色の髪を持つ少年。 書き洩れがないか紙を上から下までざっと目を通した彼は、ふう、と短く息を吐いた後、持っていたペンをテーブルの上に置いた。 「アルミン、出来たぞ」 そう呼ばれた少年は、自分の名を綴る声に本から現実へと引き戻され、顔を上げてそちらを見る。 そしてお願いしますというように目の前に両手でスッと差し出されたその紙を受け取ると、目を走らせ出来たものを確認した。 右手にペンを持ち、まるをつけ、その下もまるをつけてチェックを入れたり、それからまるをつけ、直しを入れて、まるをつける。 正解の方が多いだろうか?そう思いながらも紙を渡した方の少年は、手を膝に置き、真剣な顔で相手の次の言葉を待った。 「凄いよエレン、この前より断然出来るようになってる」 「そ、そっか!良かった」 その言葉にやっと緊張が解れた様子で、エレンと呼ばれた少年は採点が終わるまでの間に溜め込んでいた息をやっと吐き出し、少しの笑みを浮かべる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/591
592: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:16:27.16 d 正直、あまり得意ではないし、難解な数式やら興味のない王族の歴史なんぞを覚える事に意味があるのかは分からない。 必要だと言われればそうなのだろうと思うし、同じ年頃の少年たちが皆相応に勉学に勤しんでいて知っているべき事だと言うなら、自分も出来るようになる必要はある。というくらいには考えていた。 「お前の教え方が上手いおかげだけどな。」 「エレンが努力してるからだよ。あとは、ここの計算の仕方だけど……」 「2人共、お茶が入った。少し休んで」 部屋のドアを開けて中に入ってきたのは黒髪の少女。その片手には金属製のトレーとその上にティーポットとカップ、中央に菓子が置かれていた。 先程から、部屋の向こう側からオーブンの熱で拡散され、屋敷中に広がっていた焼き菓子のいい匂いがずっと鼻孔を擽っていたことには気付いていた。 少女が入ってきた途端、更に香ばしいバターの匂いが部屋に充満して、少しの空腹の隙間を突付いてひとりでに鳴り出しそうだった腹をエレンはなんとか持ち堪えたと撫で下ろす。 ソーサーごと目の前に置かれた紅茶はそっちの気で、真ん中にやってきたお待ちかねのマドレーヌを手に取り、嬉しそうにそれを頬張るその表情には年相応のあどけなさが宿る。 少女はティーカップを配り終えるとエレンの隣の席に座り、美味しそうに食べるその顔を横で見ながら朗らかに笑み、口に合ったようだと安心した様子で彼に声を掛けた。 「エレン、厨房に昼食も用意しておいた。」 「ん、ああ。悪いな、ミカサ。助かる」 そう答えて視線を少女の方へ送るために顔を右横に向けると、ついてる。 と言われながら頬の食べカスを指で拭われたエレンは、母さんみたいなことすんなよ!と、不満気に顔を顰めた。 そんなよくある光景を静かに眺めていた金髪の少年は、ふ、と笑い、ティーカップを口元に運ぶ。 自分でも気付いている。突っ慳貪に相手を突き離そうとも、素直になれないだけだ。 血の繋がりはないが今や唯一の家族であり、母代わりになろうと躍起になっているミカサ。 自分に無償で座学を教えに来てくれている昔からの幼馴染み、アルミン。この2人と過ごす時間はエレンにとって心地よいものだった。 当たり前のようにずっと自分の傍にあるそれらは、ありふれていて、だけど絶対に無くしたくないものだ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/592
593: 名無し草 (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:16:31.15 d この癖は、いつからだったか。 大切な人たちから自分に向けられる言葉や表情、一つ一つを思い出にしようと、心にしたためるようにして深く刻み付ける。 「なぁ、ヒストリア……いや、女王様は元気か?」 そういえば、と、ふと思い浮かんだ見知った顔。 だがその人物は自分とはあまりにかけ離れた地位にあり、今や名前で軽々しく呼んでいいような身分の相手ではない。 まさか自分と共に勉学や訓練に励んできた仲間が、国の主になってしまうなんて。 元々、由緒正しい王族の血筋であったことが明らかになり、国の変革を求める人々らによって祭り上げられた彼女は、形ばかりだった今までの王に成り代わり、名前も生活をも一変させて女王として国に君臨することになった。 「今は僕たちも遠目で見れるだけなんだ。でも、時々隠れて手を振ってくれたりするよ」 「そっか。もう暫く会ってない気がするな…」 彼女が女王に就任してから会えたのは、2度程だったか。お忍びで此処へ来たヒストリアとミカサやアルミンを含む同期連中が数人、自分の誕生日に皆でパーティーを開いて祝ってくれたのがもう大分前のことのように思える。 「なぁ、あと、ライナーとベルトルトは?アニのやつもずっと見てないような気がするし」 エレンの言葉に、隣に居たミカサが顔を上げて斜め前に座っているアルミンを見た。 アルミンは持っていたティーカップをソーサーに戻すと、話し始める。 「アニの方は憲兵の仕事が忙しいみたいで。他の2人も僕らよりずっと大変な任務があるからね。なかなか時間が取れないらしい」 「そっか。みんな忙しくやってるんだな…」 訓練兵を卒業して疎遠になってしまった者も当然いる。 アニはあんな性格だ。同期だからといって自分一人のためにこんな場所まで訪ねて来るはずもない。 しかし、それぞれが自分に与えられた役割を果たしている。 …自分ばかりが、取り残されて。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/593
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