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【腐女子カプ厨】巨雑6440【なんでもあり [無断転載禁止]©2ch.net (697レス)
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(スプッ Sdb8-xmDs)
2016/04/07(木)20:16 d
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594: (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/07(木) 20:16:56.60 d 「エッレーン!お邪魔するよ〜!」 「あ。この声、ハンジさんだ。」 玄関の呼び鈴よりも余程威勢のいい声が響き渡り、その声の主である客人をもてなさなければと慌てて立ち上がったエレンは、部屋のドアからロビーに急ぐ。 「こんにちはエレン君、早速だけど庭の手入れをさせてもらうね」 そう言ってハンジの斜め後ろに立っていたのは、この人の部下。 頭には日除けの麦わら帽子を被って首にはタオルを巻き、両手に使い古された軍手をはめて右手には彼の得物とも取れる使いなれたスコップ。 その出で立ちは熟練された庭師であることを物語っている。 …彼の実際の職業はともかくとして。 自分たちの上官でもある客人の訪問に、エレンに続いてミカサとアルミンも出迎えようと部屋から出てきた。 「いつもすみません、モブリットさん。ハンジさんも忙しいのに…」 「いいの、いいの。私は息抜きで遊びに来てるんだから。モブリットも何かを世話するのが趣味なだけなんだから気にしないでいいよ」 「お言葉ですが、ハンジさん。僕は貴方の世話は趣味でやってるわけじゃないですからね。」 モブリットの、上司に対する恐れもない毅然としたその言葉に笑いが起こり、ハンジ本人とエレンまでも同じく声を上げて笑った。 皆でこんな和やかな会話をしながら、笑いの絶えない生活が当たり前のようにいつも傍にある。 こんな穏やかな毎日が与えられているのは、自分がこの場所に居ることを許されているからだ。 「そろそろ僕たちは帰るね。」 そう言ったアルミンと、泊まりがけで必要だった荷物を纏めたミカサがその後に続く。 外開きの玄関のドアが開放され、出ていこうとするミカサとアルミンにつられてエレンは咄嗟に足が動いた。 踏み出してしまった一歩。だがその先を続けられない。続けてはいけない。 いつだってこの2人の隣を歩いていた。 だけど、今の自分にその権限は与えられていない。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459947423/594
エッレーン!お邪魔するよ! あこの声ハンジさんだ 玄関の呼び鈴よりも余程威勢のいい声が響き渡りその声の主である客人をもてなさなければと慌てて立ち上がったエレンは部屋のドアからロビーに急ぐ こんにちはエレン君早速だけど庭の手入れをさせてもらうね そう言ってハンジの斜め後ろに立っていたのはこの人の部下 頭には日除けの麦わら帽子を被って首にはタオルを巻き両手に使い古された軍手をはめて右手には彼の得物とも取れる使いなれたスコップ その出で立ちは熟練された庭師であることを物語っている 彼の実際の職業はともかくとして 自分たちの上官でもある客人の訪問にエレンに続いてミカサとアルミンも出迎えようと部屋から出てきた いつもすみませんモブリットさんハンジさんも忙しいのに いいのいいの私は息抜きで遊びに来てるんだからモブリットも何かを世話するのが趣味なだけなんだから気にしないでいいよ お言葉ですがハンジさん僕は貴方の世話は趣味でやってるわけじゃないですからね モブリットの上司に対する恐れもない毅然としたその言葉に笑いが起こりハンジ本人とエレンまでも同じく声を上げて笑った 皆でこんな和やかな会話をしながら笑いの絶えない生活が当たり前のようにいつも傍にある こんな穏やかな毎日が与えられているのは自分がこの場所に居ることを許されているからだ そろそろ僕たちは帰るね そう言ったアルミンと泊まりがけで必要だった荷物を纏めたミカサがその後に続く 外開きの玄関のドアが開放され出ていこうとするミカサとアルミンにつられてエレンはに足が動いた 踏み出してしまった一歩だがその先を続けられない続けてはいけない いつだってこの2人の隣を歩いていた だけど今の自分にその権限は与えられていない
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