[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6440【なんでもあり [無断転載禁止]©2ch.net (697レス)
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606: (スプッ Sdb8-xmDs) 2016/04/07(木)20:19 d AAS
耳から犯されたそれが首を下り、背筋から伝わって腰までをも悪寒が走り抜ける過程で既に。
痺れが全て快楽に変わる事を、予感させていた。
                                         

さっきの初めて宣言はどこへやら。

自ら腰を揺すって躯をしならせ、いい、いい、と浮かされたように繰り返し囀ずる淫靡さに、持っていかれそうになりながらリヴァイは迫り上る射精感に堪えていた。

「っ、…おい、ちょっとは自制しろ…ッ」

「や、あっ、止まんな…んぁあっ」

いつの間にか完全に主導権が奪われている。

無垢だった少年をここまでにしてしまった自分に罪があると今ここでリヴァイは懺悔したい気持ちにまでなったが、申し開きをしたいその相手は聞いてもらえるような状態ではなさそうだ。

元々加減をしてやるつもりであったから、前戯も丁寧に時間をかけ、挿入後も様子を見ながら動きを緩やかにしてやっていたというのに。
途中から自分で動きたいと言い出したエレンに、本人のペースでやらせた方が相手にとっても楽かと考え、上にさせてやったのが間違いだった。
一度イかせたしそれで落ち着くだろうと思ったのだが、余計に拍車を掛けてしまっただけのようだ。

我を忘れ向こう見ずに突き進む性格もリヴァイは理解しているつもりだったが、今日のエレンは妙に性急で、貪欲である。

「やッ、んン、やだぁ…っ、ほしい、りばいさ…っ、もっとシて欲しぃ…ッ、」

「…ッ、エレン…」

そんな可愛いことを、腰を擦り付けながら言う。
脳を掻き交ぜられるような甘い声でねだられ頭が麻痺しかけて、倒錯行動に至らせるほどの危険すら感じたが、理性の綱をそれでもリヴァイは手放さなかった。
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