[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6440【なんでもあり [無断転載禁止]©2ch.net (697レス)
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617: (スプッ Sdb8-xmDs) 2016/04/07(木)20:22 d AAS
「まあまあ、1年生諸君の気持ちはよーく分かるよ。でもね、今年の調査団の活動方針は、顧問の先生がいないと決定も履行も出来ないんだ」
「…アルミン、りこうって何だ?」
「実行するってことだよ」
「へえ」
「そういえば、調査団の顧問って誰なんですか?」
「エルヴィンだよ」
「エルヴィン先生?」
3年生の学年主任をしている教師は、エレンたちも知っている。
彼の授業は週に1度しかないが、とても分かりやすいしキースと違って話しやすい。
「秘密裏の部活だからさ、顧問として活動するのは私たちよりもっと大変ってことだよ」
「へえ…」
そうなんだ、と1年生たちの顔が納得に変わったところで、リヴァイが舌打ちをした。
「チッ、喋ってねえでさっさとやるぞ。時間は有限なんだ」
どうせ今日も、エルヴィンは来ないだろう。
その意見にはハンジたちも同意であったので、文句は言わない。
「エルドたちは部室と隣の空き部屋だ。ハンジとミケはガキ共を倉庫に連れてけ。…エレン、お前はこっちだ」
「えっ?」
ハンジの後を追おうとしていたエレンは、なぜか呼び止められて目を丸くした。
「俺…ですか?」
「そうだ、お前だ。俺の掃除を手伝え」
首を傾げながらもリヴァイに着いていこうとしたエレンの腕を、ミカサが掴む。
「待って、1人ではきけ…危ない。私も行こう」
「…ミカサ。危険も危ないも同じ意味だよな?」
言い換えれてないぞ、というエレンにしてはずれていないツッコミを、彼女はスルーした。
「リヴァイ先輩。エレン1人では大変なので、私も手伝います」
「いいや。お前は倉庫だ」
「! なぜですか?!」
人数が多い方がと食い下がるミカサに、リヴァイは犬を追い払うように手を振る。
「俺もやるんだ。それに狭い部屋に人数はいらねえ」
ミカサはぐっ、と唇を噛んだ。
深刻そうな空気だが、中身は掃除の組分けの話である。
埒が明かない、とエレンはミカサの両肩を掴んだ。
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