[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6441【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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168: (スプッ Sdb8-xmDs) 2016/04/08(金)06:03 d AAS
……いや、ほんとは構いまくりなんだけどね!そんなん死ぬほど悲しいけど、でもお前がもう会ってくれなくなるより全然マシっつーか……ほんとはやだけど……」
「む、むぐぅ、うぅー!」
しょんぼりと項垂れてしまった万事屋は、しかし俺の口を塞ぐ手の力を一切緩めようとしなかった。よっぽど俺から「別に俺はそこまでお前のこと好きじゃねーし」だとか「おうこれからもよろしく頼むわ肉ディルド」みたいな台詞を聞くのが怖かったのだろうと思う。
冗談じゃない。誰がそんなことを言うものか。
大体俺は、そりゃそこそこの距離を取っていたかったし、必要以上にのめり込むのもごめんではあったものの、身体だけの関係だなんて。
そんなこと、思ったことも、なかったのに。
「ごめん土方時間ちょうだい。お前とのことちょっと、自分ん中で折り合いつける時間が必要そうだ。しばらく距離置いてみようぜ、その間に俺またお前に喜んでもらえるようなプレイも考えておくから。
恥ずかしかったり痛かったりするやつがいいんだよな、お前?……ほんとはもう、そんなことしたくねーんだけどね!」
「ぷぁっ、お、おい、万事屋!」
ようやく俺の口を解放した万事屋は、慌ただしくベッドから滑り降りて下着を履いた。
そして脱ぎ散らかした服をかき集め、パンツ一枚のままバタバタと部屋の出入り口へ小走りに駆けて行った。
「……っ!」
ちょっと待て、待ってくれ、何を話せばいいのかも分からないが、とりあえず俺の話を聞いてくれ。
あいつを引き留めるために、俺も急いで起き上った。
しかしその瞬間無理に開かれていた股関節に鈍痛が走り、一拍動きが遅れてしまう。
それでも、とベッドの上から右腕を伸ばしてみるも、指先はあえなく空を切り、その勢いを殺せぬまま俺は前のめりに倒れこんでしまった。
視界の外から、がちゃり、とドアノブが捻られる音がした。
「――な、土方。気が向いたら、また俺とデートしてくれよ。1ヵ月くらい前にも、一回してくれただろ。お前はかったるかったかもしれねぇけど、俺は……その、割と、楽しかったから。……じゃーな、色々整理ついたらまた、電話するわ」
そしてぱたりと、ドアが閉じられる音が続いた。
「馬鹿かてめーは。俺も楽しかったわ。見てりゃ分かんだろ、そんくらい」
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