[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6444【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (394レス)
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235: (スプッ Sdb8-xmDs) 2016/04/12(火)21:31 d AAS
 彼を幸せにする為のものを、何ひとつ持たない。
 与えられた数々のものを、返す事すら出来ない。
 唯一捧げられるこの身体も、彼が抱いて来た誰よりも、見栄えも感触も遥かに劣るだろう。
                  
「俺は、何も持ってないただのガキです、だから」

 ぽろぽろと落ちる涙を肌に感じながら、リヴァイが彼の中に潜む苦悩の深さを知る。
 エレンが何も持っていないとは思わない。
 そして自分は、この恋愛で見返りを得たい訳ではない。
 心底惚れた相手が振り向いてくれた奇跡、それだけで十分だった。
 卑屈になりがちの彼に、これから少しずつそれは教えていけばいい。

「何かしたい、なんて思わなくていい。ただ、俺の傍に居てくれ。それだけで俺は十分幸せだ。………頼むから、この先も俺から離れないでくれ」
「こんな俺で、いいんですか…?本当に…?」
「馬鹿だな、お前がいいんだ。お前以外、何も欲しくない」

 相手の全てを求めて止まない、こんな胸を焦がすような恋は知らない。
 乱されてばかりの感情に、自分でも戸惑うばかりだ。今までは何事にも、冷静に対応して来た筈なのに。
 一旦身体を離してそのまま顔を近付ければ、その切実さに胸を打たれたエレンも、応じるように双眸を瞼の裏に隠した。
 深く唇を合わせて自重を掛けながら、エレンの身体をシーツの上に沈めた。
 そうして優しく丹念に肌の愛撫を再開し、今度こそズボンと下着を脱がせて床の上に落とす。
 若干の強張りは見られたものの、エレンは大人しくリヴァイに身を委ねている。
 現れた性器は興奮の程を表すように、先端から透明な雫を零しながら緩く立ち上がっていた。
 思わず見入っていると、「あんまり見ないで下さい…っ」と羞恥に淀んだ非難の声が届く。
 リヴァイは思わず苦笑を漏らし、まずは秘部を広げる為に指を数本、自らの口に含んだ。
 男は女のように、愛液で濡れる事は無い。だが潤滑剤となるローションもゴムも、残念ながら今は手元に無い。
 そして短時間で思案した結果、この方法に着地した。
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