[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6444【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (394レス)
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248: (スプッ Sdb8-xmDs) 2016/04/12(火)21:35 d AAS
今まで、すべての光景をこの目に焼き付けてきたこのカフェのウエイトレスとして、私は負けない、と何と戦っているのかわからないが彼女は、立ち向かう。
だが、相手は強敵。
                  
「好き…ですよ。じゃなきゃ、一緒に住んでません」
「俺はお前のことが好きなんじゃねぇ。愛してるんだ」

クリティカルヒット。
ウェイトレスは400のダメージを受けた。

「もうダメ……。腰が抜けて……」
「全身が練乳に漬かってる感覚が……」

新参者たちはすでに戦闘不能状態だ。
常連客もすでにヒットポイントは残っていない。
今日もこのカフェで、甘さにやられた女性たちの屍が大量生産されてしまうのだろう。

「俺もだよ。リヴァイさん。こうやって一緒にいられるの、嬉しい」

少しばかり拗ねてしまったリヴァイにエレンも恥ずかしさを堪えて小さく囁く。耳が異常に鋭敏になっている女性たちはもちろん聞き逃しはしない。
そして本日、最大の攻撃が投下された。

「あと長くても70年しか一緒にいられねぇんだぞ。少しでも長く一緒にいてぇじゃねぇか」

リヴァイのエレンに甘えるような声音に、ついにウエイトレスの膝が崩れる。
あと70年。
それは今から死ぬまで一緒にいることは決定なんですね。
しかも70年しかと言いましたね。
短いんですか?
70年は短いから足りないと言っているんですね。
ありがとうございます。
膝と腰が同時に砕けたウェイトレスに、その場の誰も責めることなど出来ないだろう。
彼女はよく頑張った。そう褒め称えてやりたい。
ようやくリヴァイが納得したのか二人で席を立ち、会計を済ませるためにレジに向かったのを、壁に縋りながら必死に立ち上がって「ありがとうございました」と震える声で送り出したは、カフェの店員として優秀だった。
                                          

手を繋ぎ、二人寄り添って歩く後ろ姿を見送った店内では、店中の女性客が脱力し、その後、ブラックコーヒーの注文が殺到することとなる。
平和な休日の光景であった。
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