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【腐女子カプ厨】巨雑6498【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (316レス)
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(スププ Sdb8-AUQK)
2016/12/15(木)04:16 d
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314: (スププ Sdb8-AUQK) [] 2016/12/15(木) 04:16:14.57 d 「あの……上がりました……」 「……どうした?」 顔が赤い、と言われてますます顔が色づく。 だいぶ心も落ちつけて、洗剤のいい匂いがするタオルで羞恥に耐えながらも体を拭い、リヴァイが用意してくれた新品の下着に足を通すのも一苦労で、一瞬冷静になったのは寝巻に用意された服が自分のサイズとぴったりだとわかった時だった。 それでもリヴァイの部屋に風呂上がりの自分がいるという異常さにエレンの羞恥が勝った。 「何でもないです……お風呂ありがとうございました。あと、服も」 「ああ。俺も入ってくる。寝室はあの部屋だ。寝たきゃ勝手にベッドを使っていい」 「え!? い、いやベッドまで使えません! オレここで大丈夫です」 自分の部屋でもあまり眠れやしないのに、リヴァイの部屋でなんて緊張して眠れるとは思えない。 「どうせ眠れないので……」 「……まぁいい。とにかく入ってくる。テレビも見るなら見ていい」 「はい。ありがとうございます」 浴室に向かったリヴァイと入れ替わりでソファに座る。ふわりとした感触は心地よくて、つい寝そべりたくなった。 しん、と静まるリビングに微かに聞こえてくるシャワーの音が妙に響いて居たたまれない気分になって、誤魔化すためにテレビをつけた。けれど、エレンはろくに見ずに目を閉じた。 どうしてここにいるんだろう。自分は何をしているのだろう。リヴァイは、どういうつもりなのだろう。忘れろと、言ったのに。好きだと告げた気持ちをリヴァイは受け止めてはくれなかったのに、どうしてここまでしてくれるのだろう。 リヴァイはひどいと思う。一生をかける相手がいるというのならば、エレンなど放っておけばいいのに。駅でだって、リヴァイが声をかけてこなければエレンは彼に気付くことはなかっただろう。そのまま去ってしまえばよかったのに。 わかっている。リヴァイは優しい人間なのだ。けどそれが、エレンには苦しい。優しさが苦しいなんて初めてだ。だけど、 「……好きだなあ」 エレンは掠れた声でそう呟くと、吸いこまれる様に意識を手放した。頭を受け止めるソファの感触は、懐かしいと感じるほど気持ちが良かった。 ふかふかな感触を全身で味わうように寝がえりを打つ。いつもとは違う布団の匂いと柔らかさにエレンは頬を摺り寄せて、ぎゅっと体を縮ませた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1480265818/314
あの上がりました どうした? 顔が赤いと言われてますます顔が色づく だいぶ心も落ちつけて洗剤のいい匂いがするタオルで恥に耐えながらも体を拭いリヴァイが用意してくれた新品の下着に足を通すのも一苦労で一瞬冷静になったのは寝巻に用意された服が自分のサイズとぴったりだとわかった時だった それでもリヴァイの部屋に風呂上がりの自分がいるという異常さにエレンの恥が勝った 何でもないですお風呂ありがとうございましたあと服も ああ俺も入ってくる寝室はあの部屋だ寝たきゃ勝手にベッドを使っていい え!? いいやベッドまで使えません! オレここで大丈夫です 自分の部屋でもあまり眠れやしないのにリヴァイの部屋でなんて緊張して眠れるとは思えない どうせ眠れないので まぁいいとにかく入ってくるテレビも見るなら見ていい はいありがとうございます 浴室に向かったリヴァイと入れ替わりでソファに座るふわりとした感触は心地よくてつい寝そべりたくなった しんと静まるリビングに微かに聞こえてくるシャワーの音が妙に響いて居たたまれない気分になって誤魔化すためにテレビをつけたけれどエレンはろくに見ずに目を閉じた どうしてここにいるんだろう自分は何をしているのだろうリヴァイはどういうつもりなのだろう忘れろと言ったのに好きだと告げた気持ちをリヴァイは受け止めてはくれなかったのにどうしてここまでしてくれるのだろう リヴァイはひどいと思う一生をかける相手がいるというのならばエレンなど放っておけばいいのに駅でだってリヴァイが声をかけてこなければエレンは彼に気付くことはなかっただろうそのまま去ってしまえばよかったのに わかっているリヴァイは優しい人間なのだけどそれがエレンには苦しい優しさが苦しいなんて初めてだだけど 好きだなあ エレンは掠れた声でそうくと吸いこまれる様に意識を手放した頭を受け止めるソファの感触は懐かしいと感じるほど気持ちが良かった ふかふかな感触を全身で味わうように寝がえりを打ついつもとは違う布団の匂いと柔らかさにエレンは頬を摺り寄せてぎゅっと体を縮ませた
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