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【腐女子カプ厨】巨雑6498【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (316レス)
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60: 名無し草 (スププ Sdaf-PVnu) [] 2016/11/28(月) 17:23:27.09 d リヴァイとエレンを招待した奇特な男は、調査兵団へ贈られる資金の大部分を占めている。 万年資金不足の調査兵団にとって、この男の機嫌を損ねることは存続の危機すらある。 金を持て余し、暇を持て余し、何やら楽しげなゲームを思いついたという。 この屋敷の主は、そう言ってリヴァイを指名した。 いつもであれば調査兵団団長であるエルヴィンとリヴァイ、ハンジあたりでクソ面倒な挨拶に伺うところだ。 それなのに、今回ばかりは『リヴァイ』と『エレン』を名指ししてきた。 一体何を考えているのか分かったものじゃない。 貴族の道楽など、命を賭けて最前線で戦う兵士に分かるはずもなかった。 ただ、いつも資金援助をしてくれる男が、 「ゲームをしましょう。負けてもあなた方に損は一切無し。勝てば、大金をお送りするとお約束します」 なんて手紙を寄越した。 胡散臭いが、無下にもできない。援助に加えて、さらに金が手に入るというのだから。 向こうがプレイヤーとして指名してきたため、エレンにもこの話をした。 「行きましょう! こんなチャンス滅多にありません! オレで良ければ、行かせてください」 なんて、朗らかに答えた。 青臭い、あまりに急いた判断だ。 けれどまぁ素早い判断は嫌いじゃない。 エレンは調査兵団資金のため、動いてくれると言う。 ここまで来たら、リヴァイも渋ってはいられない。 どちらにせよ、断ることなど出来ないのだ。 リヴァイとエレンは指定の日時に合わせ、馬車に長時間揺られ、この貴族の屋敷まで足を運んだ。 豪奢な屋敷内は薄暗く、人の気配がない。 不気味すぎる。 リヴァイは神経を研ぎ澄まして、前を歩く執事の一挙一動を見逃すまいとした。 やがて、執事は大きな扉の前で足を止めた。 ノックを三回。 「旦那様、四人目です」 ――四人目? リヴァイとエレンは同時に、眉間に皺を寄せた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1480265818/60
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