[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6498【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (316レス)
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130: (スププ Sdaf-PVnu) 2016/11/28(月)17:36:00.16 d AAS
「動くぞ、」
「あ…っ、はぃ、突いて、奥、いっぱい突いて…っんっ、ああっ、」

 背中越しにリヴァイの荒い呼吸が聞こえる。
 リヴァイの性器が動かされる度にぐちゅぐちゅと聞こえる音は自分の体の中で出されているのだとは到底思えなかった。

「あっ、ん、ふ…っ、ぅ、」

 中が擦れる。気持ちいい。エレンは熱に浮かされたような頭でぼんやりと考える。
 今リヴァイはどんな顔をしているのだろう。
 しかし、振りかえることも、正面からリヴァイを受け止めることもしたくはなかった。
 その顔を見てしまったら、絶対に彼に縋ってしまうと確信していたからだ。
 リヴァイを求め、その体に腕を回して引き寄せて呼吸を近くて感じたい。
省18
213: (スププ Sdaf-PVnu) 2016/11/28(月)17:50:30.16 d AAS
図書委員としての仕事もそっちのけ、予鈴も聞こえなかったくらい本選びに没頭しているエレンに声を掛けるのが躊躇われた結果、授業には完全に遅刻してしまいそうだ。
けれど、今のリヴァイにとってそんなことは些細なことだった。
「うわっ、わっ、昼休み終わっちゃう!手続きしちゃっていいですかっ」
「ああ、頼む」
確か一週間前も似たような台詞を聞いたなあなんて思い返しながら、リヴァイは何となく満たされた気持ちで小首をこてんと傾けたエレンの作業を眺める。
並べられた三冊の本はどれもリヴァイがまだ読んだことのないものだった。完全にエレンの好みが反映されたそれ。
本の中身そのものよりも、それを読めばエレンの内面に迫れるような気がして期待が膨らんでいく。エレンは、本を通してどんな世界を見たんだろうか。
「おい、エレン」
「へ、あ、はい」
忙しく手を動かすエレンに遠慮なしに声を掛ければ、やや上の空の返事があった。
省12
219: (スププ Sdaf-PVnu) 2016/11/28(月)17:51:15.16 d AAS
「せんせ……いたい……」
 ふにゃりと弱音を吐いたエレンに寄り添うと、額の汗を拭ってくれた。ひやりとした掌が気持ちいい。
「ああ、そうだろう。ナースコールがないと聞いたから眠れてるのかと思ったが、やっぱり違ったか。耐えてもいいことなんかなにもない。さっさと俺たちを呼べばいいものを」
「……まだいけるかと思って」
「馬鹿。つまらん我慢大会なんかするな」
 そう呆れつつも、医師はてきぱきと処置をしてくれた。最初からこの状況を見越して準備してきてくれたのだと思う。
「あと少しだけ待て。薬が効いてきたら楽になる」
 うん、と頷いたら、いい子だというようにまた頭を撫でられた。
 なんだろう。これ、とても安心する。
「痛みが引いたら眠れるだけ眠れ。明日の朝、また看てやるから」
省16
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