☆ 紙ジャケ総合委員会 ☆ (526レス)
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516
: 2020/03/17(火)01:04
ID:lP9cU6qw(1)
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516: [sage] 2020/03/17(火) 01:04:07.74 ID:lP9cU6qw 精神分裂症は、およそ100人に1人弱がかかる頻度の高い病気です。「普通の話も通じない」 「不治の病」という誤ったイメージがありますが、こころの働きの多くの部分は保たれ、 高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じように、早期発見や早期治療、薬物療法と本人・ 家族の協力の組み合わせ、再発予防のための治療の継続が大切です。 脳の構造や働きの微妙な異常が原因と考えられるようになってきています。 精神分裂症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と 交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動 が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい 多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすく、その間に幻覚や妄想が強くなる 急性期が出現します。新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により、初発患者の半数は、 以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、「精神分裂症」へと名称変更されました。 厚生労働省による調査では、ある1日に精神分裂症あるいはそれに近い診断名で日本の 医療機関を受診している患者数が25.3万人で(入院18.7万人、外来6.6万人)、 受診していない方も含めて、精神分裂症がどのくらいの数に上るかについては、とくに日本 で十分な調査がありません。世界各国からの報告をまとめると、生涯のうちに精神分裂症 にかかるのは人口の0.7%(0.3〜2.0%;生涯罹患率)、ある一時点で精神分裂症にかかっ ているのは人口の0.46%(0.19〜1.0%;時点有病率)、1年間の新たな発症が人口10万人 発症は、思春期から青年期という10歳代後半から30歳代が多い病気です。中学生以下の 発症は少なく、40歳以降にも減っていき、10歳代後半から20歳代にピークがあります。 発症の頻度に大きな男女差はないとされてきましたが、診断基準に基づいて狭く診断した 最近の報告では、男:女=1.4:1で男性に多いとされています。男性よりも女性の発症年齢 精神分裂症の原因は、今のところ明らかではありません。進学・就職・独立・結婚などの 人生の進路における変化が、発症の契機となることが多いようです。 ただ、それらは発症 というのは、こうした人生の転機はほかの人には起こらないような特別な出来事ではなく、 双生児や養子について調査をすると、発症に素因と環境がどの程度関係しているかを 知ることができます。たとえば、一卵性双生児は遺伝的には同じ素因をもっているはずで すが、2人とも精神分裂症を発症するのは約50%とされていますので、遺伝の影響はある 様々な研究結果を総合すると、精神分裂症の原因は素因と環境の両方が関係しており、 素因の影響が約3分の2、環境の影響が約3分の1とされています。素因の影響がずいぶん 大きいと感じるかもしれませんが、この値は高血圧や糖尿病に近いものですので、頻度の 多い慢性的な病気に共通する値のようです。子どもは親から遺伝と環境の両方の影響を 受けますが、それでも精神分裂症の母親から生まれた子どものうち同じ病気を発症する 精神分裂症の原因は明らかではありませんが、患者さんの脳にいくつかの軽度の変化が あることが明らかになっています。1つ目は、神経伝達物質の異常です。神経伝達物質と は、脳を構成している神経細胞同士の情報伝達に利用される物質のことです。そのひとつ であるドパミンという物質の作用が過剰となると、幻覚や妄想が出現しやすくなることが知 られています。セロトニンやグルタミン酸やGABAなど、ほかの神経伝達物質も関係してい ると考えられるようになってきています。2つ目は、脳の構造の異常です。CTやMRIと呼ば れる装置で患者さんの脳を検査すると、脳の一部の体積が健康な人よりも小さいことが 示されています。体積減少が指摘される部位は、前頭葉や側頭葉と呼ばれる部位です。 ただしこの体積減少は、大勢の患者さんについて平均するとそういう傾向があるというこ とで、精神分裂症の患者さんと健康な人との重なりはかなり大きいものです。したがって、 それだけで原因ということはできませんし、それをすぐに診断には利用できません。 こうし た神経伝達物質や脳構造の異常の背景には、素因と環境の要因があるとされています。 素因といってもいわゆる遺伝病という意味ではなく、精神分裂症へのかかりやすさを少し 増やす遺伝的な素質が数多くあり、それがたくさん集まった場合に発症へとつながってい きやすくなるというものです。 また環境については、たとえば都会に住んでいることが発 症を増やすとされています。ただ、具体的に都市住まいのどの点が関係するのかは明ら かではありません。 http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/natsumeloe/1174544386/516
精神分裂症はおよそ人に人弱がかかる頻度の高い病気です普通の話も通じない 不治の病という誤ったイメージがありますがこころの働きの多くの部分は保たれ 高血圧や糖尿病などの生活習慣病と同じように早期発見や早期治療薬物療法と本人 家族の協力の組み合わせ再発予防のための治療の継続が大切です 脳の構造や働きの微妙な異常が原因と考えられるようになってきています 精神分裂症は幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患ですそれに伴って人と 交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け生活の障害感覚思考行動 が病気のために歪んでいることを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい 多くの精神疾患と同じように慢性の経過をたどりやすくその間に幻覚や妄想が強くなる 急性期が出現します新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩により初発患者の半数は 以前は精神分裂病が正式の病名でしたが精神分裂症へと名称変更されました 厚生労働省による調査ではある日に精神分裂症あるいはそれに近い診断名で日本の 医療機関を受診している患者数が万人で入院万人外来万人 受診していない方も含めて精神分裂症がどのくらいの数に上るかについてはとくに日本 で十分な調査がありません世界各国からの報告をまとめると生涯のうちに精神分裂症 にかかるのは人口の生涯患率ある一時点で精神分裂症にかかっ ているのは人口の時点有病率年間の新たな発症が人口万人 発症は思春期から青年期という歳代後半から歳代が多い病気です中学生以下の 発症は少なく歳以降にも減っていき歳代後半から歳代にピークがあります 発症の頻度に大きな男女差はないとされてきましたが診断基準に基づいて狭く診断した 最近の報告では男女で男性に多いとされています男性よりも女性の発症年齢 精神分裂症の原因は今のところ明らかではありません進学就職独立結婚などの 人生の進路における変化が発症の契機となることが多いようです ただそれらは発症 というのはこうした人生の転機はほかの人には起こらないような特別な出来事ではなく 双生児や養子について調査をすると発症に素因と環境がどの程度関係しているかを 知ることができますたとえば一卵性双生児は遺伝的には同じ素因をもっているはずで すが人とも精神分裂症を発症するのは約とされていますので遺伝の影響はある 様な研究結果を総合すると精神分裂症の原因は素因と環境の両方が関係しており 素因の影響が約分の環境の影響が約分のとされています素因の影響がずいぶん 大きいと感じるかもしれませんがこの値は高血圧や糖尿病に近いものですので頻度の 多い慢性的な病気に共通する値のようです子どもは親から遺伝と環境の両方の影響を 受けますがそれでも精神分裂症の母親から生まれた子どものうち同じ病気を発症する 精神分裂症の原因は明らかではありませんが患者さんの脳にいくつかの軽度の変化が あることが明らかになっていますつ目は神経伝達物質の異常です神経伝達物質と は脳を構成している神経細胞同士の情報伝達に利用される物質のことですそのひとつ であるドパミンという物質の作用が過剰となると幻覚や妄想が出現しやすくなることが知 られていますセロトニンやグルタミン酸やなどほかの神経伝達物質も関係してい ると考えられるようになってきていますつ目は脳の構造の異常ですやと呼ば れる装置で患者さんの脳を検査すると脳の一部の体積が健康な人よりも小さいことが 示されています体積減少が指摘される部位は前頭葉や側頭葉と呼ばれる部位です ただしこの体積減少は大勢の患者さんについて平均するとそういう傾向があるというこ とで精神分裂症の患者さんと健康な人との重なりはかなり大きいものですしたがって それだけで原因ということはできませんしそれをすぐに診断には利用できません こうし た神経伝達物質や脳構造の異常の背景には素因と環境の要因があるとされています 素因といってもいわゆる遺伝病という意味ではなく精神分裂症へのかかりやすさを少し 増やす遺伝的な素質が数多くありそれがたくさん集まった場合に発症へとつながってい きやすくなるというものです また環境についてはたとえば都会に住んでいることが発 症を増やすとされていますただ具体的に都市住まいのどの点が関係するのかは明ら かではありません
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