[過去ログ] 【薔薇模様の壁紙】松田聖子 30【窓辺にカナリア】 (1001レス)
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2: 2013/11/19(火)21:27 ID:??? AAS
アサヒ芸能 2010年の連載「松田聖子を創った男たち」第一回より
新進の作曲家・小田裕一郎は、サーカスに提供した「アメリカン・フィーリング」で注目を浴びていた。
小田は、聖子のデビュー曲「裸足の季節」から「青い珊瑚礁」「風は秋色」のシングル3部作を手がけ、
アルバムも3作続けてプロデュースしている。
聖子が他のアイドルを一線を画す理由に「アルバムの完成度」が挙げられる。
ボツになった曲を集めたものがLPという慣例に逆らい、
組曲のように明確なテーマを持ったアルバム作りに終始した。
小田はボーカルレッスンをつけながら、聖子に合う曲を模索する。
「高音部が豊かな声量できちんと出るのはもちろん、低音部の発声も素晴らしかった。
低いパートって、ともすれば宝塚歌劇のような仰々しい歌い方になったりするけど、
彼女はハスキーで魅力的な声が出た」
そして「聖子節」の完成に取りかかる
「バイオリンにおける「スラー」という演奏スタイルがあって、
いくつかの音符をくくり、音と音を滑らかに繋げる、そんな歌い方をやらせてみた。
一つ一つの音に対し、両側から滑らせながら歌うという感覚」
桑田佳祐や矢沢永吉が「フェイク唱法」と呼ばれたが、
聖子の場合、歌詞がクリアに聞こえて、尚且つ洋学的になったのである。
小田は、2曲目の「青い珊瑚礁」で仕掛けを施す。
通常、Aメロ→Bメロ→サビと展開
する流れを無視し、冒頭にサビを置いたのだ。
あの「あ〜、私の恋は〜」の印象的なフレーズがそれだ。
ピンクレディーの「ペッパー警部」のようにデュエットでは存在しても、
ソロのアイドルで高音のサビ始まりは異例のことだった。
「さすがに彼女も最初は嫌がっていたね。
いきなり高音で始まるのは新人歌手としは不安もあっただろう。
でも、それができるのは松田聖子しかいないんだから」
冒険だった「青い珊瑚礁」は、デビュー曲の倍以上の60万枚を売り上げた。
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