取るに足らないアイドル情報 Part.2 (278レス)
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29: 2023/12/10(日)22:15 ID:p6qlvU+p(2/2) AAS
■ホームレス体験、念願の事務所入りも給料はゼロ
名古屋で芸能界入りを夢見ていた林さんに東京の芸能事務所に入るチャンスが訪れる。
「ある事務所のオーディションに受かって、所属はできないけれど半年間レッスン料は無料になったんです。レッスンは大体週2~3日なんですが、そのためには上京する必要があったんです。東京に通うため、他の日はアルバイトをして、お金をためて東京に毎週来ていました」
スーパー銭湯に居酒屋、スナック、塾の講師と必死でアルバイトをした。それでもお金は足りない。
「東京のホテル代って馬鹿にならないじゃないですか。心配するので、親にはカプセルホテルに泊まっているよと嘘をついて、実際は路上に泊まってました。新宿コクーンタワーの下です。周りのホームレスのおじいちゃんたちもウェルカムでしたね。季節は冬で寒かったんですけど、あのときダンボールの温かみを知りました」
そこまでして通ったレッスンだったが、事務所に所属することはできず、今度は別の事務所の養成所に、お金を払って入所した。
「親は芸能界入りには反対していたので、費用は兄から借りて通っていました。でも実は事務所は名前を貸しているだけで、全く別の事務所が運営していたんです。なので仕事も全くきませんでした」
ある時、養成所と提携している事務所のタレントが水着撮影会を急遽休むことになり、代わりに出られる子はいないかと話があった。
「名古屋で水着撮影会にも参加していましたし、水着に抵抗感もなかったので、すぐに手を挙げました。撮影会に参加すると、それをきっかけにその事務所に入ることができたんです」
念願かなって芸能事務所に所属した林さん。24歳で上京し、東京での生活をスタートさせたが、厳しい現実が待っていた。事務所から給料が払われないのだ。
「その事務所に所属した期間、一度も給料明細を見たことはないです。DVDを撮ってもお金はくれませんでした。ただ、人気のある人には払っていたみたいで、先輩タレントの家賃を聞いて『えっ、すごい』と思ったことはあります。お金は深夜、飲食店で毎日働いて稼いでました。あとは当時の彼氏にちょっと補助してもらっていました」
自分にはお金が入ってこないグラビアの仕事だが、林さんはすごく楽しかったと振り返る。
「カメラの前にいると、自分はこのために生きているんだってすごく感じられたんです。DVDの撮影をしていると、もうその時間が何時間でも続いてほしいと思っていました。子どものころから夢見ていた芸能人になれている。今の自分は夢に向かっているんだ、夢を叶えているんだって。それまでの経験から自分に価値を見出してなかった。だから自分が必要とされることが楽しくて仕方なかったんです」
■「あそこの社長と寝てこい」
しかし、林さんの人気は思うように出ず、グラビアのDVDを出してもどんどん売り上げは落ちていった。すると事務所からは枕営業をするように言われ始めた。
「事務所の人に『今からあそこの社長と寝てこい』と言われて。事務所にもそういうことが当たり前な雰囲気もありましたし、私自身、芸能界のイメージ通りだなとも思っていました。ただ周りと比べても、私はかなり枕をやらされた方だと思います」
これまで取材する中で枕営業の話を聞くことはあったが、その見返りがあったというグラビアアイドルはほぼいない。芸能事務所は大切に売りたいタレントと、そうではない枕営業用のタレントとを線引きする。枕営業をするタレントはどんなに権力者に抱かれても、その恩恵は自分ではなく、別のタレントの手に渡ってしまう。
「ホテルに呼び出されて抱かれたのはテレビ局のプロデューサーだったり 、制作会社の上の人とかでした。でも私の仕事には一回もなっていないですね。給料ももらっていないのに、枕営業は続けていて。その頃は感覚がバグっていたんです」
苦しみだらけの林さんの半生だが、さらに彼女を度重なる不幸が襲う。
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