とり・みき「原田知世は綾波、初音ミク、perfume、ラブプラスの先駆」

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1:  ストレッチプラム(東京都) [] 2013/11/28(木) 19:37:07.80 ID:03rzox7K0 BE:5146740689-PLT(12001) ポイント特典

sssp://img.2ch.net/ico/u_shii_giko.gif
とり・、みきのトリイカ！
時をかけた少女
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131127/256410/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131127/256410/?P=2
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131127/256410/?P=3
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131127/256410/?P=4
　大林版「時かけ」は徹頭徹尾ツクリモノの映画だ。同じ大林作品でも「転校生」の尾道は、ほぼ現実の尾道のまま
画面に登場し、街自身の個性でもってあの切ない物語に奉仕している。翻って「時かけ」の尾道は、竹原などの
他のロケ地、さらにはマット合成まで加えた架空の街の一素材でしかない。うわべだけの人工的な街だからこそ、
観客はその中身を自分自身の懐かしい想い出で補完しなければならない。これは、この映画が描いている重要な
テーマでもある。

原田知世もまたそういうタイプの女優である。
　この映画の芳山和子の部屋に、彼女の心の動きを代弁するために、からくり人形やキッス・エンジェルが置いて
あるのは、極めて象徴的だ。この映画の原田知世は、その透明性によって、男の子の理想のアニマを投影させる
ことが出来る容れ物＝ピグマリオンのような存在なのだ。

読みようによっては、女優さんに対してたいへん失礼なことを書いているような気もするが、しかしこういう特徴を
有するアイドルや女優さんというのは、やはりそう多くはいない。たいていは主張しなくてもいいよけいな個性が
役の邪魔をしてしまうのだ。

そう考えると、この大林版「時かけ」は、実写でありながら極めてアニメ的（演技がコミカルだとか演出が誇張しすぎとか
そういう表層的な次元の話でなく、もっと根源的な意味で）な作品であり、二次元に魂を入れるマンガ家やアニメ作家の
琴線に触れたのは当然のことだったといえる。想像力旺盛な人ほど、彼女の中に自分の理想の女性を見てしまうのだ。
綾波、初音ミク、perfume、ラブプラス……大げさにいえば、原田知世はその先駆ともいえる存在だった。

http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1385635027/1

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