[過去ログ] 【中央日報】「新日鉄の支援なしに今日のポスコはない」資金調達は「対日請求権資金」…朴泰俊名誉会長[03/26] (234レス)
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205: <丶`∀´> 2008/03/31(月)17:17 ID:58mCGRXS(1) AAS
【萬物相】ポスコ40年史

 昨年1月にインドのタタ・スチールがイギリスの大手鉄鋼会社、コーラスを買収し、世間をあっと驚かせた。
買収額130億ドル(約1兆3000億円)と、インド史上最大規模の海外投資だった。タタ・スチールは
1907年に設立されたアジア初の民間製鉄所だ。100年の歴史を誇る企業だが、粗鋼の年間生産能力は
わずか440万トンにすぎない世界第56位の小さな会社だった。そんなタタ・スチールが粗鋼生産能力
2060万トン(世界9位)のコーラスを飲み込み、一気に世界6位にまで飛躍した。

 2000年の時点で世界10大鉄鋼会社だった企業のうち、現在まで残っているのは、新日本製鉄、
ポスコ、上海宝山鉄鋼の3社にすぎない。ほかの産業よりも激しい買収・合併(M&A)ブームが巻き起こり、
業界の勢力地図が一転してしまったのだ。タタ・スチールのように一夜にして大跳躍を成し遂げる
企業が登場したり、従来の大手の合併で看板が何度も書き換えられたりした。

 世界の鉄鋼業界のこうした変動を象徴する人物が、インド出身の鉄鋼王、ラクシュミ・ミタル氏だ。
ミタル氏は1976年にインドネシアで年産6万トンの小規模製鉄所を運営し始めた。
89年にトリニダード・トバゴの国営製鉄所を買収したのを皮切りに、純粋なM&Aだけで企業を拡大していった。
2004 年には米国最大の鉄鋼会社であるISGに続き、06年には世界2位のアルセロールを買収。
実に2位の4倍を誇る世界最大の鉄鋼会社をつくり上げた。

 ポスコが創業40周年を迎えた。1968年4月1日に朴泰俊(パク・テジュン)社長をはじめとする
役員39人から出発したポスコは、韓国が重化学工業国として飛躍するのに大きく貢献した。
政府の保有株式を国民に売却した「国民株」の第1号で、韓国が世界に誇れる数少ない
大手優良企業の一つでもある。こうしたことから、2000年に民営化を終えてからも、
「ポスコは依然として国民企業」だと考えている国民は数知れない。

 ポスコの40年史は、世界鉄鋼業界でも珍しいケースとして挙げられている。
しかし、最近になってポスコの勢いに陰りが見え始めている。まず、世界鉄鋼業界のM&Aブームに
無関心だったことで、業界序列が4、5位に低下してしまったほか、原価競争力でもタタ・スチールなど
新興企業に負けているのだ。ポスコが最近インドとベトナムに製鉄所を建設することにしたのは、
国内投資だけでは競争力を維持できなくなったためだ。「グローバル化」に向けまい進する
ポスコに期待している。
外部リンク:www.chosunonline.com
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