[過去ログ] 【ファンダム】 再生数のために無音で流し続ける…BTSを全米1位に押し上げた「応援マニュアル」の振り切れた中身[08/07] [LingLing★] (1002レス)
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(26): LingLing ★ 1970/01/01(木)09:33 ID:CAP_USER(1/3) AAS
再生数のために無音で流し続ける…BTSを全米1位に押し上げた「応援マニュアル」の振り切れた中身

韓国のアイドルグループ・BTSは、なぜ世界的なスターになれたのか。フリージャーナリストの金敬哲氏は「BTSの成功の裏には、熱心なファンである『ARMY』の存在がある。世界中のファンたちに応援の仕方がマニュアル化されて共有されており、それがビルボードチャート1位につながった」という――。
※本稿は、金敬哲『韓国 超ネット社会の闇』(新潮新書)の一部を再編集したものです。

■アイドル練習生1人当たり年間1億ウォンの費用がかかる
韓国のアイドル育成システムは、現在では成功したビジネスモデルとして確立されている。企画会社はオーディションを通じて練習生を募集し、数年間の集中トレーニングをさせた後、さらに社内オーディションを行って「デビュー組」を選び出す。デビュー組は通常、ラップラインとボーカルラインに分けて4~10人ほどで構成される。

メンバーは全員、一定水準以上のダンス技術を身につけていることが前提だ。デビュー組に選ばれた後も、本格デビューに向けて再び数年間の練習期間に突入する。ボーカルやダンスはもちろん、整形手術も訓練プログラムに含まれている。さらに世界の舞台に進出するために英語、日本語、中国語などの語学学習も必須となり、最近では厳しい競争からくるストレスを克服するためのメンタルケアと人格教育まで加えられているというから過酷である。

こうした育成課程の間、企画会社はデビュー前に莫大(ばくだい)な費用を注ぎ込まなければならない。BIGBANGやPSYなどを生み出してきた芸能事務所・YGエンターテインメントの新人開発チーム関係者は、かつて新人オーディションの際に「練習生1人当たり1年に少なくとも1億ウォン程度の費用がかかる」と語ったことがある。どの社も一つのグループを誕生させるのに何十億ウォンもの初期投資を行っているのが普通なのだ。
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(1): LingLing ★ 1970/01/01(木)09:33 ID:CAP_USER(2/3) AAS
■地上波でなくオンラインの“ニューメディア”に勝機を見いだす
17年発売のアルバムの隠しトラックに収録された『海(SEA)』の歌詞には、放送でカットされたことが数え切れないくらいあって、誰かの穴埋めをすることが俺たちの夢だなどと、無名時代の哀しさが表現されている。このような環境の中で、パン・シヒョクは地上波での大手事務所のアイドルとの競争に勝算がないということにいち早く気付き、主流メディアではなくニューメディアを活用したオンライン戦略に集中するようになる。

BTSはデビュー前の11年からTwitterとブログを始め、YouTubeやネイバーのVライブ(ファンとリアルタイムでコミュニケーションするライブ配信アプリ)などの動画チャンネルを開設し、自ら情報を発信してファンを作っていった。

BTSは、複数のニューメディアを巧みに使い分けた。Twitterには簡単な挨拶を中心にアップロードし、YouTubeでは公式映像と共にメンバー個人が撮影・編集した映像が公開される。Vライブではリアルタイムでファンたちとチャットする。これらを通じて、デビュー前の練習生時代のトレーニングの様子や、年頃の少年らしいイタズラをしあう姿など、ありのままを伝えた。

■平凡な少年たちが世界のスターになるドラマをファンと共有
既に有名になったアイドルグループではなく、どこにでもいるような平凡な少年たちの姿は、同じ年頃の人たちの心を動かし、「ARMY」(後述)という忠誠心の強いファンを作る土台となった。練習生時代を経てデビューを果たし、世界的なスターに成長していく成功ドラマは、オンラインを通じてファンと共有された。やがてBTSとARMYは単なるアーティストとファンの関係ではなく、家族や兄弟のような深い絆を持つようになったのだ。

BTSは、今もなおデビュー当時と同じようにニューメディアを通じてファンとのコミュニケーションを図っている。活動休止時期にも「餌(トクパプ)」と呼ばれる動画や写真などのコンテンツを発信し続けた。YouTubeに開設されたチャンネルでは、独自のリアリティ映像、撮影現場のエピソード動画、コンサートツアーのドキュメンタリーなどのコーナーを設けている。
前述の「Vライブ」に加え、メンバーの旅行記、メンバー自ら製作に参加するリアリティ・バラエティなど多彩なチャンネルも展開。このようなトクパプは活動休止中もファンの離脱を防ぎ、新しいファンを流入させる効果があった。
21年3月に韓国の地上波放送のSBSが放送した「伝説の舞台アーカイブK~K-POPはいかにして海を渡ったのか」というドキュメンタリーで、パン・シヒョクはBTSの成功要因の一つにニューメディア戦略を挙げた。
「私たちが望むコンテンツを私たちが望む方法で提供し、人々がより長い時間をかけて楽しめるようにするために、ニューメディアに集中した。このような明確な戦略的判断で、アーティストの真の姿を見せることができました」
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(2): LingLing ★ 1970/01/01(木)09:33 ID:CAP_USER(3/3) AAS
■PVの再生数を上げるために一晩中無音でストリーミング
ソウル市龍山区に住むミン・ジュンヒ(19歳)は17年にARMYに加入し、3年間活動した。

「16年に1年間、米国で英語研修を受けて帰国しましたが、韓国に帰ってからは事情があって、中学2年生から3年生にかけての1年ほど、学校を休んでいました。その時、弟がYouTubeでBTSのPVを見ているのを偶然目にして以来、ハマってしまいました。それからファンクラブがあることを知って加入したんです。会費の3万5000ウォンを払うと、キットとカードが家に届けられた。ファンクラブは1年ごとに更新しなければならないのですが、コンサートチケットの前売りやARMYのための公式グッズが購入できるのが一番の特典です。(現在、コンサートはARMYだけが予約できるようになっている)」

彼女は同世代の若者たちと同じように、一日中、BTSの応援にのめり込んだという。その方法も現代ならではである。

「当時は学校に行っていなかったため、目が覚めて寝るまで、ずっと関連情報を探し回っていました。ファンがYouTubeにアップロードする動画を視聴してみたり、ARMYのファンカフェに寄ってお知らせを確認したり……。新曲が発売されれば、ツイッターの『総攻』(チョンゴン=新曲の順位を上げるため、ファンらが総攻勢をかけること)アカウントで教えてもらった通り、援護射撃をするんです。PVの再生数を上げるためにストリーミング再生を繰り返す『ミュス』や、無音でストリーミング再生を続ける『無音スミング』などをしながら、夜通しARMYたちとリアルタイムでチャットをしていたこともあります」

■「BTSのために、できるすべてのことをしたい」
「ARMYたちは、特定の個人メンバーを応援するのではなくメンバー全員を応援する『オールファン』が基本。他のアイドルファンのように特定メンバーだけを応援し、他のメンバーを中傷する『悪個(アクゲ=悪質な個人ファンのこと)』がいないので、ファン同士のトラブルもなく、まるで家族のような雰囲気です」
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