[過去ログ] ニダーカフェ本店☆ (781レス)
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754: (ワッチョイ b2c1-1hA/) 2017/12/16(土)12:51 ID:uI+Tl86f0(13/14) AAS
伊方原発運転差し止め 大間訴訟への影響は
「火山リスク」の評価 妥当性が焦点
 Q 広島高裁が13日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止める決定をしたね。
周辺の火山活動の影響を過小評価したのが理由と聞いたよ。
函館の対岸の青森県大間町で電源開発(東京)が建設中の大間原発では、火山の評価はどうなの。
 A 国の安全審査の手引き「火山影響評価ガイド」では、原発の160`圏の火山が影響評価の対象だ。
電源開発はこれと整合する形で、大間原発の160`圏内にあり、約1万2千年前以降に活動したなど
「将来活動する可能性を否定できない」と見なした恵山や駒ケ岳、恐山、樽前山、陸奥燧岳など35火山を評価対象にしたと説明している。
 Q 国が活動を常時監視している火山もあるね。
大丈夫なんだろうか。
 A 電源開発は過去最大規模の噴火を考えても、大間原発を運転中に、対応できない火砕流などが敷地に到達する可能性は十分小さいと結論づけているよ。
 Q 大間原発は函館地裁での建設差し止め訴訟の判決が年度内にも出るそうだね。
広島高裁の決定は影響するだろうか。
 A ポイントは原発敷地に降る火山灰の評価だね。
広島高裁はガイドを厳格に適用して、伊方原発から130`の熊本県の阿蘇山で約9万年前に起きた最大噴火を想定したんだ。
火山灰などの噴出物は、四国電力が別の火山を前提に想定した量の2倍近くになると指摘したよ。
 Q 大間原発で火山灰の影響はどうなの。
 A 約120`の距離に洞爺カルデラがある。
約11万年前に1度だけ大噴火した。
大間の敷地にはこの時の火山灰が30a積もっており、電源開発は原発の設計で想定した火山灰の厚さを「最大30a」としている。
けれども、この洞爺カルデラの今後の活動を影響評価の対象にしていないんだ。
 Q どうして。
 A 過去の活動が1回だけの火山は再噴火の可能性はないという判断をしているんだ。
津軽海峡の海底にあり、約5万年前に1度だけ巨大噴火した銭亀火山も同様に対象外としている。
これに対して、訴訟の原告の「大間原発訴訟の会」側は、洞爺カルデラと銭亀火山で噴火があれば、
火山灰などが原発敷地に到達し、錢亀火山のケースでは100aを超す降灰をもたらす可能性が否定できないと主張しているんだ。
 Q 判決では「火山リスク」の判断の妥当性が焦点になりそうなんだよね。
 A その通りだよ。
火山のリスク評価は、東京電力福島第1原発事故後に定められた原発の新規制基準で安全審査の項目に加わったんだ。
自然現象のリスク判断の甘さから、大きな被害を招いた事故の教訓が生かされるのか、注目したいね。

「訴訟で考えを主張」 電源開発
 広島高裁が13日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止める決定をしたことについて、
青森県大間町で大間原発を建設中の電源開発(東京)は「他社の訴訟であり、コメントする立場にない」(原子力業務部函館駐在事務所)としている。
 決定が大間原発建設差し止め訴訟に与える影響については
「審理の進め方は裁判所が決めること。(函館市が起こし、東京地裁で審理が続いている)訴訟で当方の考えを主張していく」(同)と話している。
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