[過去ログ] 【英国】G20で通信傍受 元CIA職員から入手[06/19] (90レス)
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58: 57 2013/07/16(火)20:21 ID:qbY0Eyod(3/8) AAS
1952年の設立以来、NSAは世界の通信を盗聴してきた。その内容は、酔った旧ソビエト連邦指導部の通話から
ウサマ・ビンラディンの衛星電話に至るまで多岐に渡る。NSAが情報に対してどれほど貪欲であるかは、よく知られて
いる。この数十年間、NSAはエシュロンというプログラムの下、世界中に受信局を展開し、情報として価値の高い通話
やデータ通信を傍受してきた。
それでも今回の告発内容から、NSAによるデータ収集の規模が多くの専門家の予想を超えることがうかがえる。
秘密情報機関とつながる米国の元高官は、違法すれすれのプログラムの存在が今後ますます明らかになるだろう
と語る。今回のスクープ記事を執筆したガーディアン紙のグレン・グリーンワルド記者によれば、スノーデン氏は
これまでに「数千もの」機密書類を扱ってきた。そのため今後も新たな告発があるかもしれないという。スノーデン氏
の告発によって既に非難の声が上がっている。また、現代の政府が行う監視の役割や範囲について、どこまでが
適切なのか、激しい論争が巻き起こっている。
■メタデータの重要性が変わった
通話データの収集が明るみに出たきっかけは、米ベライゾンに対し、外国情報監視法(FISA)が認めた秘密裁判所
が出した命令が漏れたことだった。米ベライゾンは米国内に1億2100万人の顧客を抱える全米最大級の通信会社だ。
命令の内容は、同社のネットワークを介するすべての通話に関する情報を「継続して毎日」提出せよ、というものだった。
FISA裁判所は、1978年に設立された。盗聴の許可を求める米政府からの申請の可否を審査する機能を持つ。
米政府は国防上の理由から外国人通話を盗聴する際に、同裁判所に了承を求める。他の通信会社も類似の
FISA命令によって政府にデータを提供していると考えられる。FISA命令は3カ月ごとに更新されているようだ。
オバマ大統領が国民に強調したように、秘密裁判所が盗聴を了承しても、米政府には通話の内容を聞く権利はない。
法執行機関が通話の内容を聞くためには別の令状が必要となる。それを取得するのはさらに難しい。特定人物
への容疑のほか、「通常の調査を実施したが失敗した」ことを証明する必要があるからだ。このためNSAは通話の
内容そのものではなく「メタデータ」、つまり通話の相手や日時、長さなどの記録を収集してきた。
■いまだ不明なPRISMの正体
PRISMの詳細はまだ明らかにされていない。このプログラムについての最初の告発は、スライドを使ったある
プレゼンテーション資料の提供により行われた。この資料の中でNSAは、米国のインターネット企業が持つ膨大な
顧客情報にアクセスできると言っている。そのため、NSAが大規模な個人情報の収集をしているという懸念が
高まった。だがクラッパー国家情報長官は、PRISMはデータ収集ツールではないと説明する。裁判所が企業に
指示し、企業が提出したコンテンツにアクセスするための「政府内部のコンピューターシステム」だという。
米国土安全保障省の元官僚であるスチュワート・ベーカー氏は、PRISMをファイル転送プロトコル(FTP:ネットワーク
上でファイルを転送する方法)になぞらえる。米国の法執行機関が通話を盗聴する場合、裁判所から命令を受けた
業者は回線へのアクセスを提供しなければならない。大手インターネット会社は、自らが保持するコンテンツに
対する盗聴の要請に備えて、同様のシステムを構築しているかもしれない。今のところ、NSA本部が世界中の
スカイプ通話、電子メール、Google docs上のファイルを収集しているという証拠はない。
その上、NSAはユタ州のソルトレークシティー近郊にデータセンターを建設中である。建設コストは少なくとも
12億ドル(約1136億円)に達する見込みで、設置されるコンピューターは5兆ギガバイトのストレージ容量を備える
との予想もある。NSAも、まさか遊ばせておくためにこの施設を建てるわけではあるまい。
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