[過去ログ] 【米国】全ネット情報が収集可能…NSA、令状なしで[13/08/02] (159レス)
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65: 2013/08/02(金)10:19 ID:KuIsyDkC(2/10) AAS
プリズム問題で露呈した、オバマ政権下で拡大する通信傍受とクラウドサービスの危うさ
――土屋大洋・慶応義塾大学大学院教授
外部リンク:diamond.jp
 ブッシュ政権が始めた令状なし傍受は、電子メールや国際電話が主たる対象だった。AT&Tの従業員が内部告発
によって明らかにしたところでは、太平洋から陸揚げされる海底ケーブルの通信がサンフランシスコのAT&Tの局舎
で傍受されていた。大西洋の海底ケーブルも同様であろう。
 さらには、ナショナル・セキュリティ・レターと呼ばれる一種の令状が出されると、通信事業者は政府の通信傍受に
全面的に協力しなくてはいけなくなる。その際には、政府に協力していることを口外してはいけないという義務が
課される。これは、政府に協力する事業者が公に批判されることがないようにする措置であり、逆に事業者が
認めたくても認めてはいけないことになっている。
 2013年6月になってエドワード・スノーデンが告発したプリズムという情報収集プログラムは、こうしたNSAが行って
きた各種の活動が拡張されたものとして位置づけられるだろう。インテリジェンス・コミュニティの中では公然の秘密
だが、守秘義務に縛られてしゃべる人はいなかった。しかし、スノーデンは守秘義務違反で罰せられることを覚悟
で告発に踏み切った。今のところは、彼の自発的な告発のようだが、何かに迫られて告発に踏み切った可能性もある。
 彼が告発に踏み切る直前まで住んでいたのはハワイである。彼がそこで何をしていたのかはまだ分からないが、
実はハワイにはNSAの大規模な施設があり、そこではアジア太平洋の情報を収集している。そこで集められた
データはNSAのネットワークを使ってメリーランド州にあるNSAの本部に送られる。彼はNSAの下請け業者で働き、
そこで機密にアクセスしたのだろう。
 プリズムは、電子メールや国際電話だけでなく、グーグルやフェイスブックなどが保持する個人情報の収集も
行っていたとされている。テロリストやサイバー攻撃を行う者たちは、そうしたサービスの情報の洪水の中で密かに
通信を行ったり、情報を共有したりしている。NSAが外部から密かに情報を収集するよりも、事業者にFISAや
ナショナル・セキュリティ・レターを使って働きかけ、直接データを集めていたのだろう。そうしたデータの解析は
NSAが得意とするところである。NSAは世界で最も数学者を雇用しているといわれ、ハードウェアでもソフトウェア
でも先端的なデータ分析手法を使っている。
安全保障の前では、米国のクラウドサービスを使う
外国人のプライバシーは保護されない
 日本人がその対象となっていたのだろうか。当然、その可能性はある。何か疑われる要素があれば、重点的に
調べられていてもおかしくない。そもそもFISAは外国にいる外国人を保護していない。外国人が米国のサービス
を使う場合に、国家安全保障上は、そのプライバシーは保護の対象とならない。無論、そうしたデータ・サービス会社
は顧客との間でプライバシー保護を約束しているかもしれない。しかし、それは、米国の国家安全保障上の
要請では格下げになる。
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