[過去ログ] Z 武 ス レ が 足 り な い … (288レス)
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280: 2014/05/17(土)10:13 ID:???O携 AAS
『軽度の知的障害があるA君』
856 :本当にあった怖い名無し:2013/03/14(木) 03:27:15.99 ID:RyvWzLZe0
小学生の時、同じクラスに軽度の知的障害があるA君って子が居た。
本当なら特殊学級ってのかな、そういう所に行くべきなんだろうけど、うちの学校は当時そういうのなかったし、憶測だけどA君の親御さんも、なるべく普通の学校で学ばせたいという思いがあったんじゃないかな。
それにA君自体も知的障害者とはいえ、授業中に奇声発したりとかもなく、常にニコニコしてるのはちょっと不気味だったけど、陽気で明るく、絵が抜群に上手かったこともあり、クラスで苛められたりハブられるってことも無かった。
857 :本当にあった怖い名無し:2013/03/14(木) 03:27:45.99 ID:RyvWzLZe0
とはいえ全く問題がなかった訳でも無く、一度、A君が夜になっても帰宅しないと大騒ぎになったことがあった。
その後無事保護されたんだけど、下校中に何故か道に迷って帰れなくなって、道端で大声で泣いている所を、その近所の人が警察に通報して保護されたそうな。
その騒動以降、A君の送り迎えをお母さんがする事になったんだけど、A君のお父さんが病気で入院することになり、その間はA君の家の近所に住んでる、クラスメイト数名が交代で送り迎えすることになった。
その中のB君はA君と仲が良くて、よく昼休みに二人でガンダムとかキン肉マンの絵を描いてたりしてた。
省2
281: 2014/05/17(土)10:14 ID:???O携 AAS
858 :本当にあった怖い名無し:2013/03/14(木) 03:28:39.59 ID:RyvWzLZe0
二人が一緒に登下校するようになってから何ヶ月後か忘れたけど、B君の家が火事になった。
B君とご両親は軽いやけどで助かったんだけど、弟さんとお祖父さんが亡くなってしまった。
なんでも、出火原因は亡くなったお祖父さんのタバコの火の不始末だったそうな。
B君は暫く学校を休む事になり、その間A君のお母さんが送り迎えしていた。
(この頃はもうA君のお父さんは退院してた記憶がある)
A君にはB君の家の火事の事は知らされておらず、周りもA君には、B君は病気で休んでるって言ってた。
一番仲良くしてる友だちが居ないことで、A君はかなり寂しそうだった。
で、暫くして久しぶりにB君が登校してきたんだが、何というか、クラス全体がどう接していいのかなんとも言えない空気になってた。
何人かの空気読めない奴とかが、普段大して仲良くもないくせに、頑張れよ!とかB君に声かけたり、隣のクラスの糞馬鹿が興味本位で覗きに来たりする中、
省8
282(1): 2014/05/17(土)10:17 ID:???O携 AAS
860 :本当にあった怖い名無し:2013/03/14(木) 03:42:46.10 ID:RyvWzLZe0
自分は中学入る頃に親の仕事の都合で他県に引っ越したので、それ以来小学校時代の友人とは疎遠になってたんだけど、
まぁ長くなるんで詳細は省くが、当時一番仲良かったCと先日再会して、飲むことになった。で、飲みながら当時の話で
盛り上がってたんだけど、A君の話になった時Cの表情が真顔になった。
なんでも、CはA君が先生と一緒に保健室行く時に、丁度登校してきたとこで、廊下ですれ違ったんだけど、その時Aが暴れながら何やら喚いてた中で、「こわい」「あつい」って言葉が聞き取れたらしい。
Cいわく、「Aがおかしくなった時、俺はその場居なかったけど、B見てあんな風になったって聞いてさ、なんか俺怖くなったよ。
だってBの家族、火事で亡くなったでしょ。Aそれ知らないはずなのに、熱いってさ。
Aのやつあんなに仲良かったのに、、Bの何見ておかしくなったのか考えると、なんかゾッとするよ」
Cはこの事を、後に当時のクラスメイト何人かに話したけど、信じて貰えなかったらしい。
他のクラスメイトは、Aはたしかに喚いてたけど、何言ってるのか全くわかんなかったと。
省6
283: 2014/05/17(土)10:28 ID:???O携 AAS
90 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 22:14
旧阿部倉トンネル跡 怪奇話2「まるはっちん」
<前置き>この話は21年前の実話に「都市伝説」なるものを組み合わせたものです。
皆さんは元高見山関(現 東関親方)が出演していた「丸八真綿」のCMをご存知ですか?
「ま〜るはっちん。ちゃらんちゃらんちゃちゃちゃ、ちゃらんちゃらんちゃちゃちゃ、まるはち〜ん。はるはち〜ん」
というとてもお寒いバックミュージックの中、元高見山関が踊るのです。
最後にきめ台詞として「(ジャジャジャジャジャン!)マルハッチ!」と叫ぶ元高見山関。お寒さベリーナイスです。
現在の「郷です!GO!」とは違います。
このCMを覚えていらっしゃる方・・・・比較的気分の悪い思いを出来ますです。
96 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 23:53
省10
284: 2014/05/17(土)10:32 ID:???O携 AAS
97 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 23:54・・・・
さて、頭の痛いのは担任教師である。
「どんな役をやらせたらよいものだろうか・・・?」
この時、当時のクラスの三悪である「*田」、「*合」、「*西」らはわるだくみを考えていた。
「あいつのおかげでクラス中迷惑してるしなぁ・・・・いっちょ、*川のクソババァに恥かかせてやろうか?」と「*田」。
「おもしろい。やろうぜ。で、どうするんだ?」と残りの二人。
「こんなの。どうだ?」・・・・
出し物は浦島太郎。
「*川」君は乙姫様の「巫女」役で、舞台の上であの「まるはっちん」踊りを躍らせて、親御さんに恥をかかせようとするものであった。
更に「こんな奴がいて、クラス中迷惑している」事を他の親御さんにアピールする事も実行する事となった。
省4
285(2): 2014/05/17(土)10:32 ID:???0 AAS
99 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 23:55
学芸会 当日。
体育館で、各クラスが演劇などを発表してゆく・・・・
演目「浦島太郎」は順調に進み、ついに「巫女」の登場となった。
「鯛」役の「*合」が「*川」君に言った。
「さぁ。巫女よ。客人に踊りを差し上げなさい。」と言い放つと、舞台上の全員が、「踊りを。さぁ!踊りを!」と叫ぶ・・・・
「平目」役の「*西」が「*川」君に耳打ちした。
「*川、まるはっちん、まるはっちん、まるはっちん、まるはっちん、まるはっちん・・・・」
それに刺激され、ついに「*川」君は「まるはっちん」踊りを始めた。
「ま〜るはっちん。チャランチャランチャチャチャ、チャランチャランチャチャチャ、まるはち〜ん。まるはち〜ん。」
省5
286(1): 2014/05/17(土)10:35 ID:???O携 AAS
100 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 23:56
「ふざけんじゃねぇぞ!!何がおもしれえんだ!!バカヤロウ!!!」とうそ泣きしながら、衣装を破り捨て、体育館から走り去っていった。
狂った様に踊り続ける「*川」君を「*合」と「*西」は押さえつけ、舞台のそでへ消えてゆく・・・・・
当然、学芸会は「これにておじゃん」となった・・・「*川」君のお母さんはただ呆然としていた。
が、周囲の者達の「反感の目」が自分に集中していた事に気づき、逃げる様に体育館から去っていった。
担任教師は激怒し、誰がこんな事を計画したのか、クラス全員に問い詰めた・・・・「*田」を除いては。
が、誰もこの計画が「*田」らによって計画された事を決して語らなかった。
一方、「*川」君の両親はすごい剣幕で学校側に抗議した。
「何故、息子にこんなまねをさせたんですかっ!!!!お前らそれでも、教育者か!!!」この言葉に校長がついにキレた。
「あんた方が無理言って、通常学級に編入させていたから、こうなったんじゃないんですか???」
省6
287: 2014/05/17(土)10:36 ID:???0 AAS
101 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/03 23:57
その後、「*川」君とお母さんは行方不明となった。
そして更に二週間後、二人は「焼死体」として、警察に発見される事となった・・・・・・
そう、旧阿部倉トンネル跡で・・・・・・
遺体は相当の程度で炭化していたそうである。
結局、母親の「歯型」から身元が断定された。遺書は見つからなかったが、覚悟の無理心中と思われた。
「お母さんが「*川」君の頸静脈を鋭利な刃物切り裂き、絶命させた後、ガソリンをかぶって火をつけた」という事らしい・・・・・・
この後、小学校で「*川」君の話題がのぼる事は無くなった。
学校側はほとんど何の対応もしなかった様である。全校集会は開かれなかった事は記憶している。
ただ、「今後の法的・マスコミ対応のため」なのか、遺体の身元が判った翌日、「終日自習」になった事を覚えている。
省3
288: 2014/05/17(土)10:39 ID:???O携 AAS
106 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/08/04 01:27
「*田」、「*合」、「*西」の三人は大学生になっていた。
ある夏の日、彼らは偶然にも再会した。久しぶりに再開した三人は、酒を飲み、その勢いで「肝試し」する事となった。
その場所は・・・・・そう、旧阿部倉トンネル跡・・・・彼らは「昔の事件」を忘れていたのだ。
深夜、トンネル跡についた三人は懐中電灯を片手にトンネル内に入っていった・・・・・・・・・
「あ・・・・・・そういえば・・・・」と*合。
「何だよ。*合。」と残りの二人。
「いや・・・・さ、ここって、*川とそのおっかさんが自殺した場所じゃなかったっけ・・・・・」
「!」
「?」
省8
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