[過去ログ] 【政治】 「日本には一流の国家から転落してほしくない」とハーバード大のジョセフ・ナイ教授、早期のTPP交渉参加を促した★2 (1001レス)
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462: 名無しさん@13周年 2012/10/28(日)20:55 ID:cy8TlSsG0(30/50) AAS
しかしながら、通貨ペッグは安上がりな政策ではない。
IMFと連携する外国の銀行は、この為替制度をバックアップするのに必要なドルに対して
アメリカ財務省の貸出金利より一六パーセントも高いリスク・プレミアムを支払うようアルゼンチンに要求したからである。

さあ、計算してみよう。

ウォルフェンソンがこのメモを書いた時点でのアルゼンチンの対外債務は一二八〇億ドルだった。

それに対する通常の金利プラスプレミアムは、年間合計約二七〇億ドルとなる。
言い換えると、アルゼンチン国民には、二〇〇億ドルの「救済金」は一文も行かないということだ。

債務は膨らんだが、金はニューヨークから出ず、そこにいつまでもとどまって、シティバンクのような大物からスティーブ・ハンケのような小物まで
さまざまなアメリカ国内の債権者への金利を支払っていた」。(p211、下線は引用者)

「アルゼンチンの身動きがとれなくなった原因はペッグそのものではなく、IMFの政策にあった。

通貨ペッグは、IMFがアルゼンチンの財政をひっかけたフックであると考えると一番わかりやすい。
通貨ペッグのおかげでアルゼンチンは、ペソを支えるためにドルの安定供給を請い、ドルを借りることを余儀なくされる。

それがIMFと世銀が、自分たちのネオリベラル政策を構成する四人の騎士を大草原に放つ理由づけとなったのだ。
スティグリッツによると、四人の騎士たちとは、金融市場の自由化、政府権限の縮小、貿易の自由化、大規模な民営化を指す。」(p212)

※ 結局それは覚え(その四)に示した「IMFが演出する経済破綻への四つのステップ」と同じことだ。
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